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どうせ通常の規格外品と同様に再溶融して精錬からやり直すわけで、全部がゴミになるわけじゃなし…納品が遅れて困るのはどっちかっツーと需要家のほうだよね。
信越とかのウェーハーメーカーのチョクラルスキー法の炉のキャパシティーは限られているので、すぐには全部買い取ってもらえないんじゃない?
それはそうでしょうね。でも生鮮品じゃないんで困らんでしょう。多くみても数日分の量ですし、通常の生産調整で片付く範囲じゃないですかね。
フォトリソ工程なら再生できるけど、炉に入っていたのは全滅だよ。ケースの中でも一部が割れちゃったらもう使わないと覆うし。
サムスンでシリコンウェーハを作れるのかな
シリコンウェーハ調達元にリサイクル用にと買取ってもらうにしても、普段よりも多めに出したら買い叩かれそう。
材料のシリコン代なんて、NANDフラッシュの製造コストから比べたら無視していいレベルではないの?
本当に?
シリコンウェハーって、ここに [ascii.jp]よると、一枚30万~150万ぐらいするらしいよ。これはCPU向けみたいだから、3D NAND向けのウェハーはいくらするのかはわからないけど。
そこに載ってる価格は、回路等がすべて加工済みのウエハの価格だよ。だから、「なぜこんなに高騰するかといえば、HKMGやFinFETの構築に余分な作業が必要だからだ。」なんて記述が入る。
価格で言うと一番高いのが、上記のすべて加工済みの状態。記事に書いてある通りで、300mmウエハなら数十万~
次に高いのが、加工前のウエハをスライスした状態。1ドル/平方インチぐらいなので、300mm(12インチ)ウエハは1.2万円ぐらい。
不良ウエハを再利用する場合は、一度溶かして再利用することになる。なぜなら加工済みウエハにはシリコン以外の不純物がたくさん含まれるから除去しないといけない。ウエハを製造するメーカーは買い取ってくれるけど、もちろん新品の加工前のウエハ価格よりずっと安い。そうすると最終製品の1/100以下とかのレベルにしかならない。
なるほどピザで例えるとウェハーは生地で、それに好きな材料を載せて焼きあがるまでがリンク先のお値段なのね。
何に使うのかわからないけど、楽天で300mmウェハー売ってる [rakuten.co.jp]なあ。
ちなみにピザハットのLサイズが30cmらしいので、300mmウェハーと同じサイズみたい。
ピザの例えは分かりやすい!次からLSIの製造知らない人向けの説明で使わせてもらいます。ウエハメーカーに引き取ってもらうのは、焼くのに失敗したピザから、頑張って処理して小麦粉を取り出すようなものです。そこからウエハ=生地にするのにもまた手間と費用が掛かります。
楽天で売ってるのは、クリーンルーム外で開封済みなので、ウエハ搬送機械のテスト用と書いてありますね。そういうテストが必要な会社は、自社で出た不良ウエハがあるので、ここで買う必要はないと思いますが。
学術系...
ミニマルファブ...
繰り返しを含めると数百工程ぐらいあるのではなかろうか。とてもピザと比べる気になれない。その工程の何処か一つでミスや事故が起きたらウエハはダメになる(リカバリー可能な場合もあるが)。しかも数十枚のウエハを一度に処理する工程で事故が起きたりしたら…。最近は1枚1枚処理するのかな?
それって、本当に無視できるレベルの価格なの?
あまり関係のない金属素材製造業関係者の別ACですが。
デバイスの原価に占める加工前ウェハーのコストの割合は、10%はまずいかない、1%は微妙なところ・・・という感じですかねぇ。#素材製造業としての感覚ですが。
加工前ウェハーの価格も、精製・鋳造・切断・研磨(+検査)のコストが大部分でしょうから(Si自体は貴金属・レアメタルほどの価値はないし)、今回の廃棄ウェハーの引取値段も二束三文でしょうね。#政治的判断(お得意様だから色をつけて・・・とか)はあるかも
シリコンを精製してインゴットを作ってスライスするのはそこそこコストはかかるけどな。そんなに簡単にできるなら、ウェハの供給元はもっと多くなって競争になってるよ。
手間暇にコストが掛かっているんですが。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
とは言え (スコア:1)
どうせ通常の規格外品と同様に再溶融して精錬からやり直すわけで、全部がゴミになるわけじゃなし…
納品が遅れて困るのはどっちかっツーと需要家のほうだよね。
Re:とは言え (スコア:1)
信越とかのウェーハーメーカーのチョクラルスキー法の炉のキャパシティーは限られているので、すぐには全部買い取ってもらえないんじゃない?
Re: (スコア:0)
それはそうでしょうね。
でも生鮮品じゃないんで困らんでしょう。
多くみても数日分の量ですし、通常の生産調整で片付く範囲じゃないですかね。
Re:とは言え (スコア:1)
尤もこれができても納品の遅れは避けられませんが。
Re: (スコア:0)
フォトリソ工程なら再生できるけど、炉に入っていたのは全滅だよ。
ケースの中でも一部が割れちゃったらもう使わないと覆うし。
Re: (スコア:0)
サムスンでシリコンウェーハを作れるのかな
シリコンウェーハ調達元にリサイクル用にと買取ってもらうにしても、普段よりも多めに出したら買い叩かれそう。
Re: (スコア:0)
材料のシリコン代なんて、NANDフラッシュの製造コストから比べたら無視していいレベルではないの?
Re: (スコア:0)
本当に?
Re: (スコア:0)
シリコンウェハーって、ここに [ascii.jp]よると、一枚30万~150万ぐらいするらしいよ。
これはCPU向けみたいだから、3D NAND向けのウェハーはいくらするのかはわからないけど。
Re:とは言え (スコア:2, 参考になる)
そこに載ってる価格は、回路等がすべて加工済みのウエハの価格だよ。
だから、「なぜこんなに高騰するかといえば、HKMGやFinFETの構築に余分な作業が必要だからだ。」なんて記述が入る。
価格で言うと一番高いのが、上記のすべて加工済みの状態。
記事に書いてある通りで、300mmウエハなら数十万~
次に高いのが、加工前のウエハをスライスした状態。
1ドル/平方インチぐらいなので、300mm(12インチ)ウエハは1.2万円ぐらい。
不良ウエハを再利用する場合は、一度溶かして再利用することになる。
なぜなら加工済みウエハにはシリコン以外の不純物がたくさん含まれるから除去しないといけない。
ウエハを製造するメーカーは買い取ってくれるけど、もちろん新品の加工前のウエハ価格よりずっと安い。
そうすると最終製品の1/100以下とかのレベルにしかならない。
Re:とは言え (スコア:1)
なるほどピザで例えるとウェハーは生地で、それに好きな材料を載せて焼きあがるまでがリンク先のお値段なのね。
何に使うのかわからないけど、楽天で300mmウェハー売ってる [rakuten.co.jp]なあ。
ちなみにピザハットのLサイズが30cmらしいので、300mmウェハーと同じサイズみたい。
Re: (スコア:0)
ピザの例えは分かりやすい!
次からLSIの製造知らない人向けの説明で使わせてもらいます。
ウエハメーカーに引き取ってもらうのは、焼くのに失敗したピザから、頑張って処理して小麦粉を取り出すようなものです。
そこからウエハ=生地にするのにもまた手間と費用が掛かります。
楽天で売ってるのは、クリーンルーム外で開封済みなので、ウエハ搬送機械のテスト用と書いてありますね。
そういうテストが必要な会社は、自社で出た不良ウエハがあるので、ここで買う必要はないと思いますが。
Re: (スコア:0)
学術系...
ミニマルファブ...
Re: (スコア:0)
繰り返しを含めると数百工程ぐらいあるのではなかろうか。とてもピザと比べる気になれない。
その工程の何処か一つでミスや事故が起きたらウエハはダメになる(リカバリー可能な場合もあるが)。
しかも数十枚のウエハを一度に処理する工程で事故が起きたりしたら…。最近は1枚1枚処理するのかな?
Re: (スコア:0)
それって、本当に無視できるレベルの価格なの?
Re: (スコア:0)
あまり関係のない金属素材製造業関係者の別ACですが。
デバイスの原価に占める加工前ウェハーのコストの割合は、10%はまずいかない、1%は微妙なところ・・・という感じですかねぇ。
#素材製造業としての感覚ですが。
加工前ウェハーの価格も、精製・鋳造・切断・研磨(+検査)のコストが大部分でしょうから(Si自体は貴金属・レアメタルほどの価値はないし)、
今回の廃棄ウェハーの引取値段も二束三文でしょうね。
#政治的判断(お得意様だから色をつけて・・・とか)はあるかも
Re: (スコア:0)
シリコンを精製してインゴットを作ってスライスするのはそこそこコストはかかるけどな。
そんなに簡単にできるなら、ウェハの供給元はもっと多くなって競争になってるよ。
Re: (スコア:0)
手間暇にコストが掛かっているんですが。