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電圧を下げたてもちゃんと動くかどうか、というのを製造時のばらつきも含めて保証するのは難しいです。ちゃんと検査をした後の選別品を特別におろしてもらうとかすれば別ですが、高くつきます。
今回の技術の肝は「その辺で買ってきたRAMチップをてきとーに組み合わせても、そのチップ用に最適な値にあわせた電圧などの組み合わせに自動的に調整します」というところではないかと。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0619/epf01.htm の最後の方にある、「組み込みで多く使われるARMが何故動的クロックを実現できないか」という記述のあたりが参考になるかもしれません。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
CPUで (スコア:1)
MacだとG3の電力消費機能であったと思いますし、
IBM/PCでもノートPCで「CPU速度重視」か「バッテリの持ち重視」
かを選択し、CPUの動作速度を調節できるのがあったと思います。
パソコン屋なので、こういうことをすぐ思い付いてしまうの
ですが、産総研が実現したのは別の話なのでしょうか?
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:CPUで (スコア:2, 参考になる)
電圧を下げたてもちゃんと動くかどうか、というのを製造時のばらつきも含めて保証するのは難しいです。ちゃんと検査をした後の選別品を特別におろしてもらうとかすれば別ですが、高くつきます。
今回の技術の肝は「その辺で買ってきたRAMチップをてきとーに組み合わせても、そのチップ用に最適な値にあわせた電圧などの組み合わせに自動的に調整します」というところではないかと。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0619/epf01.htm の最後の方にある、「組み込みで多く使われるARMが何故動的クロックを実現できないか」という記述のあたりが参考になるかもしれません。
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
チップでしょ? (スコア:2, 参考になる)
>組み合わせても、そのチップ用に最適な値にあわせた電圧などの
>組み合わせに自動的に調整します」というところではないかと。
今回のクロック遅延素子ってのはLSIの中に内蔵のものでしょ?
だからその辺のチップを適当に買ってきて...って話とは別でしょう。
ただ動作クロックの違うLSIを複数組み合わせて動作させる
時に同様の手法は使えると思いますが。
やなぎ
字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
Re:チップでしょ? (スコア:1, 参考になる)
> 時に同様の手法は使えると思いますが。
それはまさにこういうデバイス [idt.com]ですね。
ただ、今回の技術では、駆動電圧を自動調整するというわけではないと思いますよ。
単にグチャグチャとクロックラインに遅延付けてフリップフロップのセットアップマージンをできるだけ平均化(普通はクリティカルパスがあって、そこがセットアップマージンゼロとなる周波数が動作周波数上限)してあげる、と。
そうすると、セットアップマージンが平均化されているので、駆動周波数の上限が上がる(ので、動作周波数未達で捨てるチップが減る)、あるいは電圧を下げて遅延が増えても大丈夫な方向にいく、ということでしょう。
Re:CPUで (スコア:0)
良くわかりませんでした。
実際、ARMではありませんが、クロック固定仕様のCPUを動作時に可変可能にした事がありますので、