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火災の規模が大きくなると強い上昇気流が発生するためヘリで近づくのは危険らしい。固定翼機やドローンも空気の力を利用して飛んでいるため、構造的に強い気流にはあおられやすい。水圧で浮上するホースなら、気流を受け止める面積が小さいのでコントロールしやすいのかも。
あと空中からの散水は積載重量の制約がとても大きい。火災現場と水源を何度も往復しないといけないこともある、この空飛ぶホースなら、地上の水源から継続的に水を供給できるというのも利点ですね。(この点だけならはしご車と同等)
小さな飛行機だから乱流の影響を受けやすい訳でKC-767のような大型機に積めるだけ消火剤積んでより高空から散布するような使い方はどうだろうか。
そんなに数を用意できるわけでもないので何日も燃え続けるような大規模な山火事ならともかく、大抵の火災には間に合わないのではないかと思いますね。大きな水タンクと散水のための装備をつけたものを何機も配備するのは維持費もかなりかかるでしょうし。
機動力がない在来地上消防組織と違って、消火飛行機部隊(50機=P-3C最大配備数の半分程度?)は中央政府の消防庁や自衛隊で一元配備した基地(2箇所程度)から、全国何処でも(希望があれば近隣国にも)消火に即展開・出動できますから、後は予め給水設備(当然給油能力は既存)を可能な限り全国の空港に国費=消防領の予算で設置すれば良い。なお一箇所の火事に対応する前線飛行場は一つとは限らない。消火飛行機は在来地上消防組織より桁違いに足が長いですから、火災地から半径200km程度内の空港数箇所から、反復消火飛行が可能です。当然火災地から遠い空港程消火能力は低下しますが、空港一箇所の給油給水離発着能力の限界がある以上、実際には複数空港を使う事が普通でしょう。これは在来地上消防組織の予算・組織・人事利権ともろにぶつかりますから、当スラドでも実に反対意見が多いですね。同じ国土交通省案件でも、有人測候所を削減して、気象衛星に頼る事に反対する主張と同じですが、消火関係は総務省利権が余分に絡む分反対は強固です。
# 今の日本で消防団を維持できるの?
まあ現実には火災のほとんどは地上からのホースで十分なわけでして、住宅地などの火災なら消防車の方が早く対処できることも多いでしょう。火が建物内部にとどまっている段階では上空からの散水はほとんど無意味ですし、航空機による消火活動はあくまで地上からでは対処できない場合の補完手段であって主力にはできないと思います。
考えてみるとこの空飛ぶホースなら横からの放水ができるので、ビルの中層階部分が燃えてる場合などにも対応できますね。はしご車が入るスペースがないような場合に使える。
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消火ヘリを飛ばせず、消防車じゃ届かないようなところ向け? (スコア:0)
Re: (スコア:3, 参考になる)
火災の規模が大きくなると強い上昇気流が発生するためヘリで近づくのは危険らしい。
固定翼機やドローンも空気の力を利用して飛んでいるため、構造的に強い気流にはあおられやすい。
水圧で浮上するホースなら、気流を受け止める面積が小さいのでコントロールしやすいのかも。
あと空中からの散水は積載重量の制約がとても大きい。火災現場と水源を何度も往復しないといけないこともある、
この空飛ぶホースなら、地上の水源から継続的に水を供給できるというのも利点ですね。(この点だけならはしご車と同等)
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
小さな飛行機だから乱流の影響を受けやすい訳で
KC-767のような大型機に積めるだけ消火剤積んでより高空から散布するような使い方はどうだろうか。
Re: (スコア:1)
そんなに数を用意できるわけでもないので何日も燃え続けるような大規模な山火事ならともかく、大抵の火災には間に合わないのではないかと思いますね。
大きな水タンクと散水のための装備をつけたものを何機も配備するのは維持費もかなりかかるでしょうし。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
機動力がない在来地上消防組織と違って、消火飛行機部隊(50機=P-3C最大配備数の半分程度?)は中央政府の消防庁や自衛隊で一元配備した基地(2箇所程度)から、全国何処でも(希望があれば近隣国にも)消火に即展開・出動できますから、後は予め給水設備(当然給油能力は既存)を可能な限り全国の空港に国費=消防領の予算で設置すれば良い。
なお一箇所の火事に対応する前線飛行場は一つとは限らない。
消火飛行機は在来地上消防組織より桁違いに足が長いですから、火災地から半径200km程度内の空港数箇所から、反復消火飛行が可能です。
当然火災地から遠い空港程消火能力は低下しますが、空港一箇所の給油給水離発着能力の限界がある以上、実際には複数空港を使う事が普通でしょう。
これは在来地上消防組織の予算・組織・人事利権ともろにぶつかりますから、当スラドでも実に反対意見が多いですね。
同じ国土交通省案件でも、有人測候所を削減して、気象衛星に頼る事に反対する主張と同じですが、消火関係は総務省利権が余分に絡む分反対は強固です。
# 今の日本で消防団を維持できるの?
Re:消火ヘリを飛ばせず、消防車じゃ届かないようなところ向け? (スコア:1)
まあ現実には火災のほとんどは地上からのホースで十分なわけでして、住宅地などの火災なら消防車の方が早く対処できることも多いでしょう。
火が建物内部にとどまっている段階では上空からの散水はほとんど無意味ですし、航空機による消火活動はあくまで地上からでは対処できない場合の補完手段であって主力にはできないと思います。
考えてみるとこの空飛ぶホースなら横からの放水ができるので、ビルの中層階部分が燃えてる場合などにも対応できますね。
はしご車が入るスペースがないような場合に使える。
うじゃうじゃ