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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
ダイヤモンドの記事がこうまで叩かれるのは (スコア:4, 興味深い)
書けていないからであるように思えてきました.
件の記事は坂村氏の談話などをちりばめつつも
「『マイクロソフトは Linux を脅威として敵視している』(既知の事実)
『TRON協議会はマイクロソフトをメンバーとして迎え入れた』(新たな事実)
ゆえに
『TRON協議会はLinuxを脅威としているはず』(記者の判断)」
という、3段論法に基づいています.しかしこの構成、一見明快なようで実は
合従連衡当り前の世の中を「敵か味方か」の二元論で斬ろうとしているのが駄目
「敵の敵は味方」「味方の敵は敵」という理屈も駄目
書いていることが当事者の実際の言説に反していて全然駄目
要するに記事の体をなしていないわけです.
仮に坂村氏が記者に対して法螺を吹いた、としても少なくとも記事の前後、たと
えばCEATECでの講演とそれまでの言説は(私の知る限り)一貫しているわけで、
記者・編集者はまともな取材をしていないとの謗りを免れないでしょう.
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それにしても「敵の敵は味方」「敵の味方は敵」とかの決め付けはニュースを
読んだり議論したりのなかでうっかりやってしまいがちなことで、自戒せねば
いけないな、と.それが自分にとって最大の教訓かもしれません.