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タスキギー梅毒実験 [wikipedia.org]や黒人差別の影響で、米黒人が政府やワクチンを信用していないという話を思い出した。不信は尾を引くし、容易に醸成されるし、正当な場合も不当な場合もある。異端審問の場合もそうなのだろう。
ただ合理性のない不信で不利益を得るのは往々にして本人だ。政府や企業は誠実な情報公開までしかできない。「お前らは信用できない」「信用できるようにしろ」と言われてもどうしようもない。不信は信用されない側の問題じゃない。信用しない側の問題。決定する自由は各自にある。信用せず責任を負うのも損するのも本人。本人の視点からすれば不当だろうが、仕方のないことだ。
黒人が不信を抱いているのはやられた側(黒人)がやった側に対して。異端審問の件はより苛烈にやった側が貧しいという話だから全然違う。
「異端審問に合理性がないので異端審問への不信は合理的な不信であり、不信を抱かれた側に不利益」「ワクチンへの不信は合理性がないので、不信を抱いた側に不利益」って言いたいんでしょう。しかし「梅毒実験の原因である黒人差別に合理性はない」から出発すると逆転して破綻する、と。
だがこれ、いっそ異端審問が金持ちへの攻撃・搾取でもあったという説にのっとって考えると単純に「不信により仲違いすると2者間の格差が拡大しやすい」でも説明できそうな気がするかな。
オバマ時代も大統領が豚インフルのワクチンを打ったことをわざわざ広報しないといけないほど、アメリカ人のワクチン嫌いはひどかったし、黒人が政権についてもアメリカ人の気持ちは何も変わらなかったよ。
でも黒人の多数が支持する民主党支持層がワクチン接種に積極的なのに対して、共和党支持層が壊滅的じゃん。矛盾しとるがな。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
黒人のワクチン不信 (スコア:1)
タスキギー梅毒実験 [wikipedia.org]や黒人差別の影響で、米黒人が政府やワクチンを信用していないという話を思い出した。
不信は尾を引くし、容易に醸成されるし、正当な場合も不当な場合もある。
異端審問の場合もそうなのだろう。
ただ合理性のない不信で不利益を得るのは往々にして本人だ。
政府や企業は誠実な情報公開までしかできない。
「お前らは信用できない」「信用できるようにしろ」と言われてもどうしようもない。
不信は信用されない側の問題じゃない。信用しない側の問題。
決定する自由は各自にある。信用せず責任を負うのも損するのも本人。
本人の視点からすれば不当だろうが、仕方のないことだ。
Re: (スコア:0)
黒人が不信を抱いているのはやられた側(黒人)がやった側に対して。
異端審問の件はより苛烈にやった側が貧しいという話だから全然違う。
Re: (スコア:0)
「異端審問に合理性がないので異端審問への不信は合理的な不信であり、不信を抱かれた側に不利益」
「ワクチンへの不信は合理性がないので、不信を抱いた側に不利益」って言いたいんでしょう。
しかし「梅毒実験の原因である黒人差別に合理性はない」から出発すると逆転して破綻する、と。
だがこれ、いっそ異端審問が金持ちへの攻撃・搾取でもあったという説にのっとって考えると
単純に「不信により仲違いすると2者間の格差が拡大しやすい」でも説明できそうな気がするかな。
Re: (スコア:0)
オバマ時代も大統領が豚インフルのワクチンを打ったことをわざわざ広報しないといけないほど、
アメリカ人のワクチン嫌いはひどかったし、黒人が政権についてもアメリカ人の気持ちは何も変わらなかったよ。
Re: (スコア:0)
でも黒人の多数が支持する民主党支持層がワクチン接種に積極的なのに
対して、共和党支持層が壊滅的じゃん。矛盾しとるがな。