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肝心のChatであまり遊んでいないのだけれど、なんとなくアルゴリズムの限界が見えた気がして、私はちょっとお休み中...
深層学習の結果で3次元空間を認識できるようなAIってあるのでしょうか...3次元データで学習させれば、その先があるのかな。
そもそも人間的な認識って概念がある訳ではない。相関値がそれっぽい値を算出をしたり、学習元のデータ片を並べてるだけ。出した値が認識結果と呼べるカテゴリの値だと認識している様には見えるってだけ。人工知能というかコンピュータビジョンにおける認識ってだいたいそういうもの。
だからまぁ、入力をカラー写真、出力形式をLiDARみたいな距離画像にしたり、その距離画像の中を物体単位で塗り分けた画像となるようにすればそれ自体は出てくるよ。それの集合からボクセルやメタボール&テクスチャに落とし込むとかも出来はするだろう。でも何かを理解解釈してる訳ではないのでそれだけではそこで終わり。
一般論的に言うと中国人の部屋とかチューリングテストに通るかがAIが使えるかどうかのすべてだと思いますが。
・その2つは一般人/一般論で触る概念じゃない・中国人の部屋じゃなくて中国語の部屋・中国語の部屋は人工知能に対するテストではない・中国語の部屋はそもそもテストですらなく思考実験・「AIが使える」ってなんやねんとりま知能、思考、理解能力がある、或いは人間的と見倣せるって意味で言ってると解釈しとくが……
中国語の部屋って思考実験は、チューリングテストの類で人間側に判定される物がただの想定問答集に還元可能で、思ったより人間的でない事を示す思考実験だよ。そして今のAIはまさしくその領域に突入していて、本質的な思考が存在し得ない状態のまま色々なテストを突破している真っ最中。
そもそも「本質的な思考」ってなんですか?
「人間的な認識」をしたり人間は何かを「理解」したりする、ということに何ら証拠はなくて、他人が(あるいは自分自身が)何も思考せず、学習結果に従って反応を返しているだけの生成AIと同じである、ということを否定できる根拠はない、というのが「中国語の部屋」とか「哲学的ゾンビ」の思考実験で問われていることだと思いますが。
AIと人間は違う、人間は「本質的な思考」をしており、AIは「本質的な思考」をしていない、というなら、「なんとなく自分がそう感じている」ではなく、どのように識別できるか、具体的な手順を示すべきです。その一種がチューリングテストで、十分に高性能なAIOであれば、原理的にAIと人間は識別できないはずで、生成系AIはいよいよその領域に達しつつあるのではないかと思います。
哲学的ゾンビは思考がないんじゃなくて意識・クオリアが無いんだと思うけど……意識・クオリアが無くても思考に相当する演算過程を経て反応するシステムは存在しうる。
> どのように識別できるか、具体的な手順を示すべき人類が人類の思考の構造を明確にできていない以上、厳密な判定は不可能だけど、個々の現象・特徴から人間の模倣とは言えない要素が少なくとも現状では複数観測できてる。例えば、学習データのコラージュを吐き出すようなシステムやその延長に正解が無いのは明らかでしょ。人間が模倣を行う場合、人間は学習が浅いと模倣元から乖離した結果を出す。生成AIは逆に、学習が浅いほど模倣元に限りなく近いコラージュを吐き出す。人間の認識や思考の構造を再現できてたらそうはならん。
あと、画像生成系で顕著だけど、人間が意識的に扱える単位まで情報を分解できてない。入力と出力が過度に結合しすぎてて抽象化の段階が明らかに不足している。正解が何層かはわからないがまず間違いなく現状では足りてない。
脳研究かAI技術にブレイクスルーが(複数回)起きれば、思考の構造が明らかになってAIに持たせるべき情報処理の過程を提示できたり、あるいはAIと人間が同じ挙動を示すまでAI側の構造を変えて構造を推定できるかもしれないけど、今のシステムのまま学習量や容量増やした先に何かが待っている訳では無い。ただ切り貼り元が増えて不自然さが目立たなくなるだけで、本質的な部分が改良されたりはしない。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
生成系の限界 (スコア:1)
肝心のChatであまり遊んでいないのだけれど、
なんとなくアルゴリズムの限界が見えた気がして、
私はちょっとお休み中...
深層学習の結果で3次元空間を認識できるようなAIってあるのでしょうか...
3次元データで学習させれば、その先があるのかな。
Re: (スコア:1)
そもそも人間的な認識って概念がある訳ではない。
相関値がそれっぽい値を算出をしたり、学習元のデータ片を並べてるだけ。
出した値が認識結果と呼べるカテゴリの値だと認識している様には見えるってだけ。
人工知能というかコンピュータビジョンにおける認識ってだいたいそういうもの。
だからまぁ、入力をカラー写真、出力形式をLiDARみたいな距離画像にしたり、
その距離画像の中を物体単位で塗り分けた画像となるようにすればそれ自体は出てくるよ。
それの集合からボクセルやメタボール&テクスチャに落とし込むとかも出来はするだろう。
でも何かを理解解釈してる訳ではないのでそれだけではそこで終わり。
Re: (スコア:0)
一般論的に言うと中国人の部屋とかチューリングテストに通るかがAIが使えるかどうかのすべてだと思いますが。
Re: (スコア:0)
・その2つは一般人/一般論で触る概念じゃない
・中国人の部屋じゃなくて中国語の部屋
・中国語の部屋は人工知能に対するテストではない
・中国語の部屋はそもそもテストですらなく思考実験
・「AIが使える」ってなんやねん
とりま知能、思考、理解能力がある、或いは人間的と見倣せるって意味で言ってると解釈しとくが……
中国語の部屋って思考実験は、チューリングテストの類で人間側に判定される物が
ただの想定問答集に還元可能で、思ったより人間的でない事を示す思考実験だよ。
そして今のAIはまさしくその領域に突入していて、
本質的な思考が存在し得ない状態のまま色々なテストを突破している真っ最中。
Re: (スコア:1)
そもそも「本質的な思考」ってなんですか?
「人間的な認識」をしたり人間は何かを「理解」したりする、ということに何ら証拠はなくて、他人が(あるいは自分自身が)何も思考せず、学習結果に従って反応を返しているだけの生成AIと同じである、ということを否定できる根拠はない、というのが「中国語の部屋」とか「哲学的ゾンビ」の思考実験で問われていることだと思いますが。
AIと人間は違う、人間は「本質的な思考」をしており、AIは「本質的な思考」をしていない、というなら、「なんとなく自分がそう感じている」ではなく、どのように識別できるか、具体的な手順を示すべきです。その一種がチューリングテストで、十分に高性能なAIOであれば、原理的にAIと人間は識別できないはずで、生成系AIはいよいよその領域に達しつつあるのではないかと思います。
Re:生成系の限界 (スコア:0)
哲学的ゾンビは思考がないんじゃなくて意識・クオリアが無いんだと思うけど……
意識・クオリアが無くても思考に相当する演算過程を経て反応するシステムは存在しうる。
> どのように識別できるか、具体的な手順を示すべき
人類が人類の思考の構造を明確にできていない以上、厳密な判定は不可能だけど、
個々の現象・特徴から人間の模倣とは言えない要素が少なくとも現状では複数観測できてる。
例えば、学習データのコラージュを吐き出すようなシステムやその延長に正解が無いのは明らかでしょ。
人間が模倣を行う場合、人間は学習が浅いと模倣元から乖離した結果を出す。
生成AIは逆に、学習が浅いほど模倣元に限りなく近いコラージュを吐き出す。
人間の認識や思考の構造を再現できてたらそうはならん。
あと、画像生成系で顕著だけど、人間が意識的に扱える単位まで情報を分解できてない。
入力と出力が過度に結合しすぎてて抽象化の段階が明らかに不足している。
正解が何層かはわからないがまず間違いなく現状では足りてない。
脳研究かAI技術にブレイクスルーが(複数回)起きれば、
思考の構造が明らかになってAIに持たせるべき情報処理の過程を提示できたり、
あるいはAIと人間が同じ挙動を示すまでAI側の構造を変えて構造を推定できるかもしれないけど、
今のシステムのまま学習量や容量増やした先に何かが待っている訳では無い。
ただ切り貼り元が増えて不自然さが目立たなくなるだけで、本質的な部分が改良されたりはしない。