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論文を読んだ限りでは応答性が低かったのでディスプレイの置き換えは当初 考えておらず、変形できることを利点にした広告のような用途を想定している ような言いぶりでした。(応答性を高めるためには高電圧が必要だから) また隣の粒子と「こすれて」しまうため、特に頻繁な書き換えをしようとすると 耐久性が低くなりそう(これもディスプレイ用途を考えていない理由)だった のですが、今回のニュースの力点が「粉流体」に置かれているということは、 近接粒子との相互作用の低い素材を開発できたということなのではないかと 期待しています。 特にこの系統の素材はそれ自体が荷電粒子なので距離が小さくなればなるほど 相互作用は大きくなりそうなのですが、どのような原理なのか興味を引かれますね。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
ディスプレイへの応用 (スコア:1)
この類の技術のディスプレイへの応用では応答
速度に課題であったようで、その点においてこ
の技術は問題を解決しているようです。
液晶ディスプレイのような「画素欠損」・「低
い分留め」・「耐久性」等の問題が解決できれ
ば将来のディスプレイ市場で大きな位置を占め
るように思います。
Re:ディスプレイへの応用 (スコア:3, 参考になる)
その会社が公開している技術解説 [eink.com]にまとめられています。
粒子のサイズがLCDでいう画素よりはるかに小さいのですが、実際に画像を
表示させようとすると裏側にアクティブマトリクスが必要になってくるので
画素の欠損比率はLCDと同じようなものではないかと思います。
論文を読んだ限りでは応答性が低かったのでディスプレイの置き換えは当初
考えておらず、変形できることを利点にした広告のような用途を想定している
ような言いぶりでした。(応答性を高めるためには高電圧が必要だから)
また隣の粒子と「こすれて」しまうため、特に頻繁な書き換えをしようとすると
耐久性が低くなりそう(これもディスプレイ用途を考えていない理由)だった
のですが、今回のニュースの力点が「粉流体」に置かれているということは、
近接粒子との相互作用の低い素材を開発できたということなのではないかと
期待しています。
特にこの系統の素材はそれ自体が荷電粒子なので距離が小さくなればなるほど
相互作用は大きくなりそうなのですが、どのような原理なのか興味を引かれますね。
kaho