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天地がひっくり返っても、日本では著作権者に分配がなされないなんてことはあり得ません。
どうなる「私的録音補償金制度」 [impress.co.jp]より。
東京都渋谷区のJASRAC本部 ――私的録音補償金制度による分配がユーザーから見て「不透明」との指摘もありますが。 JASRACの場合は、私的録音補償金の管理団体である「sarah」から権利者分配全体の36%が分配されています。200
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
日本の音楽ファン失望、かあ…… (スコア:4, 興味深い)
失望とかありますが、何か根本的に間違ってるような気もします。
そもそもiTMSのビジネスモデルって、配信する楽曲の値段を原価割れ
覚悟で定額に押さえる代わりに再生可能なポータブルプレーヤーを
iPODに限定させる事によりiPODの売り上げによって総合的に利益を
得ようというものだと認識しております。
(つまりゲーム業界のビジネスモデルの逆パターン)
なので、元来単独では殆ど利益をもたらさないばかりか赤字に
なる可能性ばかりが高い音楽配信のみに参加するのって、業者に
とっては(楽曲の単価をそれなりの水準にしな
Re:日本の音楽ファン失望、かあ…… (スコア:3, 参考になる)
さておき、とりあえず、日本の音楽配信はどのような形であれ、著作権者にお金が入るシステムではないとのこと。(参考URL提示できないのが残念…噂話としてとっておいてください。)
アメリカで楽曲が一曲100円前後で販売されているのはアメリカのレコード会社の体質が日本のレコード会社の重厚長大的体質と違い、著作権者にお金が最も入るような仕組みだからとどこかで読みました。(つまり日本で同じ価格でやったら原価割れを起こすが、アメリカでは別にそうでもない、ということでは?事実、アルバムの価格は、配信でなく、リアルにメディアで買ってもアメリカで買ったほうが圧倒的に安いですよね。)
もしそうだとすると、単純に企業の懐をあたためるための音楽配信サービスに(あるいは既にSME他、レコード会社に独占されている市場に)新風を吹き込んだという指摘の真実味も出てくると思うんですが…
また、Rioは台湾メーカー等からの圧迫で低価格路線をとるにとれず、かといって、高価格帯はiPodに抑えられてしまったという、純粋に商品展開戦略上のミスとも取れるのですが…
あんまりな嘘 (スコア:2, 参考になる)
むしろ、iTMSに販売委託する際の手数料(原価?)やJASRACへ支払う著作権使用料を差し引くと、レコード会社の取り分が残らない、というのが実態に近いです。
噂話と断りながらもそれを正しいとしてしまっている上記の議論の展開は悪質ですらありませんかね。
Re:あんまりな嘘 (スコア:0)
どうなる「私的録音補償金制度」 [impress.co.jp]より。
Re:あんまりな嘘 (スコア:1)
「私的録音補償金の分配」と、通常の「著作権使用料の分配」を混同してはだめでしょう。
iTMSなどのネット販売の場合、
販売業者はJASRACに7.7%を支払い、 [jasrac.or.jp]
JASRACは、そこから、管理手数料 15%(PDFです) [jasrac.or.jp]をさっ引いた残りを著作者に支払います。
これだけ見ると、著作者にはほとんど入ってこないように見えますが、これは純粋な著作権、「歌詞と楽譜の使用料」の話です。(着メロなんかはこれで全部になりますが)
通常の録音された楽曲の配信では、「演奏」「歌唱」など、JASRACに管理されない隣接権について、
使用料を、JASRACを通さずに直接権利者に支払う必要があります。
今回のタレコミの「配信手数料などで合意に至れば」というのは、
この、直接 iTMS から SME に支払う部分での話ですね。
Re:日本の音楽ファン失望、かあ…… (スコア:1)
読み返すと主張が意図と異なる…。(著作権者にお金が入る→著作権者の正当な権利を保障するような)
そんな言い訳はおいておくとして、出展というか、元ネタです。
http://www.amvox.co.jp/entrance/vision/
つまり、本質的に、日本の著作権システム自体が問題である可能性と絡めて考えてみたということです。
何も、法的な手続きが無視されているとは主張するつもりは全くありませんでした。が、以後気をつけます。