ストーリーで紹介されているブログや各種リンクを巡ると SONY BMG が提供している「アンインストール方法」というのが興味深いですね。Update: Sony Uninstaller Hole Stays Open [freedom-to-tinker.com] で簡単にまとめられていますので、ちょっと訳してみましょう。
Sony のウェブサイトにある アンインストールのリクエスト [sonybmg.com] に必要事項を記入させる(訳注:このコメントを書いている時点では、新しいアンインストールツールを用意中である旨のページが表示されます)。
Sony は、二つ目のリクエストフォームへのリンクを電子メールで送ってくる。このリンクを辿ると、Sony のサイトはCodeSupport と呼ばれる First4Internet が作成した ActiveX コントロール自動的にインストールする。
ユーザに二回もリクエストフォームを入力させるあたり、徹底した情報収集を行っているようですね。ここに集う人なら捨てアカなどを使うでしょうが、普通の CD 購入層がそんなことを考えるとは思えません。電子メールアカウントや購入した CD タイトルなど、単なる CD 販売では得られない情報が SONY に流れ込むことになりますね。これは非常に「おいしい」情報なのではないでしょうか?
rootkit をつかったコピー防止ツールでも CD の再生ごとに Sony 側に情報を流していたようだ [sysinternals.com] との指摘があることを併せると、単なるコピーコントロール以上にマーケティングに役立てるための情報も収集しようとしていたのではないかと想像を逞しくしてしまいます。
形を変えたマーケティング調査? (スコア:3, すばらしい洞察)
ストーリーで紹介されているブログや各種リンクを巡ると SONY BMG が提供している「アンインストール方法」というのが興味深いですね。Update: Sony Uninstaller Hole Stays Open [freedom-to-tinker.com] で簡単にまとめられていますので、ちょっと訳してみましょう。
ユーザに二回もリクエストフォームを入力させるあたり、徹底した情報収集を行っているようですね。ここに集う人なら捨てアカなどを使うでしょうが、普通の CD 購入層がそんなことを考えるとは思えません。電子メールアカウントや購入した CD タイトルなど、単なる CD 販売では得られない情報が SONY に流れ込むことになりますね。これは非常に「おいしい」情報なのではないでしょうか?
rootkit をつかったコピー防止ツールでも CD の再生ごとに Sony 側に情報を流していたようだ [sysinternals.com] との指摘があることを併せると、単なるコピーコントロール以上にマーケティングに役立てるための情報も収集しようとしていたのではないかと想像を逞しくしてしまいます。
はてな支店 [hatena.ne.jp]