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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
胃が痛くなる (スコア:5, すばらしい洞察)
開発の失敗を依頼主に報告しなきゃいけない人、
その失敗を聞いた人。
想像しただけで胃が。。
Re:胃が痛くなる (スコア:1, 興味深い)
>失敗するとわかっていて開発を進める人
こういう状況になるんでしょ?
失敗するってわかってるならその旨の資料まとめて
会社に提出すれば良いんでない?
それとも、請け負っちゃったからやるしかないとか?
それにしても見積もりとかの時点で分かりそうなもんだけど。
誰か教えて、エライ人。
Re:胃が痛くなる (スコア:3, 参考になる)
仕事の種類を、店番・作業・問題解決の3つに分けて考えます。
店番は飲食店などの接客業で、営業時間が終われば仕事も終わります。
作業は引っ越しのアルバイトのような物で、
1単位の仕事をするのにn時間かかるとすれば、
m単位の仕事をするのにはn×m時間がかかります。
このように、店番と作業は仕事が完成する時間を見積もることが可能です。
問題解決とは、例えば数学の証明問題を解くような種類の仕事です。
解決方法を考えて、その方法を試してみて、
実際に解決できることを確認した時点で仕事が完了となります。
その方法で解決できなかったら最初に戻ってやり直し。
つまり問題解決においては、事前に完了時期を見積もることが出来ません。
# プロジェクトXに出てくるような仕事も問題解決に分類される物ですが、
# 「トロイダルCVTの強度不足解決にかかる時間を見積もれ」と言われても
# できないでしょ?
ソフトウェア開発は、特に設計とデバッグの段階で問題解決の要素を多く含むので、
完成時期を見積もるのが本質的に困難です。
# 開発費用はエンジニアの人件費に比例するので、
# 同様に見積もるのが困難です。
それでもビジネスとして開発する以上、
「完成時期は分かりません、開発費用も不明です。」
では通りませんから、勘と経験を頼りに見積もりを出します。
ところが発注者(素人)が値切り交渉をしてきたときに、
勘と経験を元にした見積もりでは説得力が不足して
押し切られることが多々あります。
それで「オレの勘と経験では絶対にこの期間じゃ出来ねぇよなぁ」と
いうことが発生するわけです。