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教科の選択肢を増やすより、国語・数学といった基礎になる学科を重視して欲しい。 自然言語を理解する力と論理的思考力の背景があれば、いわゆる「情報」なる科目 の内容にも対応できると思う。
小学校・中学校の「国語」は漢字を教えること、覚えさせることに精力のかなりの 部分を費やしている。で高校はというと、休憩時間になりつつある。いわゆる文学 を扱っても、古典を読んでも、論理性は鍛えられるんです。それを阻んでいるのは、 私を含めた教師の非力、そして「型通りの解答」を求める入試制度でしょうか。
既成の答えを覚えて対応することだけを評価するという危険性は、「情報」という 科目では一層高くなるのではないかと、門外漢は懸念しています。
古典を読んでも少しは論理性が鍛えられるのかもしれないけど、先に実社会で普通に使う頭を鍛えて欲しいものです。
論文、レポート、仕様書、説明書、仕事のメール… 普通のビジネス文書をPCを使って作成する方法を、社会に出る前に学校でしっかりやるべきだと常々感じています。読書感想文から進化していないのが多いからね。古典文学は、とりあえずほっといてもいいです。それは大学でノンビリやってください。
コンピュータは、すべての知的活動で応用できるので、有効な使い方を勉強する場は、従来からある科目で十分だと思います。資料集めやレポート作成はどの科目でもあるだろうし、理科なら実験データの分析に普通にスプレッドシートを使ったり、美術や音楽なら表現手段そのものにできます。問題は、従来科目で普通のPCの使い方を教えることができるか否かです。
じゃあ「情報」って科目では何を教えるべきかというと、当然UNIXでプログラミングでしょう。これが普通。
そのとおり。今の大学生の(幸いなことに)一部は、「先生、3年の大阪太郎ですが OSの授業の先週を欠席したのでプリントをください。」とかいう 文章が組
高校の頃に(私は工業高校出身なんで、10年以上前に受けていますが)、受けた情報技術の関係の問題の大半はプログラムの記述だったんで、それこそ丸暗記じゃ済まなかったんですが(^_^;
正鵠をついています
>正鵠の意味を知っていたら決して「つく」とは言わないと思う
これは、意味を知っていたからこそ、かもしれない。 正鵠は「弓道の~」という意味だと知ると、「射る」以外はどうしても 誤用に見えると思う。 (ちなみに、「得る」は弓道のルールで考えれば許容範囲に感じられるはず。 ボーリングの「ストライクを取る」とかって表現と同様に、「手に入
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
何を教えたいかではなく (スコア:0)
「情報」が他の主要科目と同格になるということは、
センター試験や、大学入試にも出てくるわけですか?
とすると、大学の先生がどういう問題を作るのか、
という点で気になります。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:4, すばらしい洞察)
教科の選択肢を増やすより、国語・数学といった基礎になる学科を重視して欲しい。 自然言語を理解する力と論理的思考力の背景があれば、いわゆる「情報」なる科目 の内容にも対応できると思う。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
論理性を培うような教育を行ってきたかどうか。
いっそ現代文あたりをプログラミングと、
SGMLでそのドキュメントを書かせる授業にしちゃったほうが
自然言語の能力もあがってくるのではないか、
といいたくなる態のものではなかったか。
そういう反省のないところが、「国語」の現在なのではないか?
Re:何を教えたいかではなく (スコア:3, 興味深い)
小学校・中学校の「国語」は漢字を教えること、覚えさせることに精力のかなりの 部分を費やしている。で高校はというと、休憩時間になりつつある。いわゆる文学 を扱っても、古典を読んでも、論理性は鍛えられるんです。それを阻んでいるのは、 私を含めた教師の非力、そして「型通りの解答」を求める入試制度でしょうか。
既成の答えを覚えて対応することだけを評価するという危険性は、「情報」という 科目では一層高くなるのではないかと、門外漢は懸念しています。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1)
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1)
言語学(の統語論、意味論、語用論)は少なくとも情報と密接で密接で、
情報という観点を意識しないと話にならないのが現状です。
また、国語学も積極的に情報技術を応用して研究を進めているみたいです。
学問は独立して進行するもんじゃないわけで、当然っちゃ当然ですけれど。
で、それが教育の現場に反映されるかを考えると厳しいのかなと
思わんこともないのですが、
おかげで日本の言語情報学は文系の分野(?)なのに文系には敷居が高いという
奇妙な状況になっちゃってる気がします。
義務教育の国語でもうちょっと論理的なことやってくれりゃいいのに。
そういうところを「情報」教科で補ってくれるなら万万歳。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1)
古典を読んでも少しは論理性が鍛えられるのかもしれないけど、先に実社会で普通に使う頭を鍛えて欲しいものです。
論文、レポート、仕様書、説明書、仕事のメール… 普通のビジネス文書をPCを使って作成する方法を、社会に出る前に学校でしっかりやるべきだと常々感じています。読書感想文から進化していないのが多いからね。古典文学は、とりあえずほっといてもいいです。それは大学でノンビリやってください。
コンピュータは、すべての知的活動で応用できるので、有効な使い方を勉強する場は、従来からある科目で十分だと思います。資料集めやレポート作成はどの科目でもあるだろうし、理科なら実験データの分析に普通にスプレッドシートを使ったり、美術や音楽なら表現手段そのものにできます。問題は、従来科目で普通のPCの使い方を教えることができるか否かです。
じゃあ「情報」って科目では何を教えるべきかというと、当然UNIXでプログラミングでしょう。これが普通。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1)
>ビジネス文書をPCを使って作成する方法を、社会に出る前に
>学校でしっかりやるべきだと常々感じています。
私も、自分を含めて、文章を構築する基礎的な訓練が全然足り
ないと思います。古文/漢文を教えるのは、この基礎的な訓練
を終わった後にして欲しいです。
ついでに、昔の漢字を復活させてください。50年前の本の漢字
が読めないのはどう考えても変です。これだけパソコンが普及
しているのですから、漢字なんか書けなくてもいいです。
読めさえすれば。
あと、複素数を教科書から、なくすくらいならば、古文/漢文
をなくしてください。
>読書感想文から進化していないのが多いからね。
先生から、「情景が良く描けています」みたいな評価をもら
ってもねぇ~
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
> が読めないのはどう考えても変です。これだけパソコンが普及
> しているのですから、漢字なんか書けなくてもいいです。
> 読めさえすれば。
旧通産省の方々が漢字要らないって言ったのと同じですからねぇ、
TRONを捨てたことで:-)
> あと、複素数を教科書から、なくすくらいならば、古文/漢文
> をなくしてください。
自分もそう思いますが、現
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
> ないと思います。古文/漢文を教えるのは、この基礎的な訓練
> を終わった後にして欲しいです。
正しい用語を行うための文法、類型的な文章の構
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
> ないと思います。
そのとおり。今の大学生の(幸いなことに)一部は、「先生、3年の大阪太郎ですが OSの授業の先週を欠席したのでプリントをください。」とかいう 文章が組
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
>> をなくしてください。
> 自分もそう思いますが、現代の大学生ですら必要がない複素数が
> 社会に出て必要かどうか...
ベクトルの計算が面倒になるじゃないですか...(藁
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
>文章を構築する基礎的な訓練として古文/漢文を学ぶのです。
>基礎を学ばない人間に何ができるというのですか、プログラミングと同じ
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
プログラムを組んでみることをお勧めしますよ。小説を書くことと同レベルの創作行為で有ることが理解できると思います。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1, 参考になる)
>情報技術において、型通りの答えで何とかなることは少ないですが?
これは国語教育でも同様です。
型通りの答えで済んでしまう現状は、間違っても望ましい姿ではありません。
確かに現在の教育メソッドでは、国語は「型通りの答えで済む」もの
として見えますし、実際にそれで(のみ?)クリア可能です。
前段におけるrsato氏の発言
>それを阻んでいるのは、 私を含めた教師の非力、そして「型通りの解答」を求める入試制度でしょうか
は、そういった現状への嘆きだと推察されます。
このことを踏まえて頂くと、rsato氏の「門外漢の懸念」というのは、
教員の能力不足やシステム面の問題によって、現状の国語と同じように
「(型通りであってはお話にならない)情報教育が、答えを覚えて対応することだけ」
に劣化する懸念であると読めるはずです。
AC+フレーム気味で申し訳ないですが、前提が違った状態で議論するのは悲しいので。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
本当に必要なのは、そちらが門外漢でなくなることだと思いますね。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1)
丸暗記でどうにかなってしまうのはプログラムではなく試験問題です。
本来は国語だって丸暗記で済むようなものではないのにそれができてしまうのは、試験として出される問題にパターンがあるからです。
同様に「情報技術」は暗記できなくても「情報技術の試験問題」は暗記で済んでしまう可能性は十分にあります。
うじゃうじゃ
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
#と言うかね。こんなことは言わなくても、その業界の人なら皆知ってることだと思う。ここでわざわざ言うこと自体、バカみたいで恥ずかしい(苦笑)
Re:何を教えたいかではなく (スコア:1)
んで、プログラムの問題が丸暗記で済まないというなら数学なんかにもそういうことは言えるはずなんですけどね。
試験問題として用意するプログラムとなるとボリューム的にも制限があるので、プログラムのバリエーションにも限りがあります。
「丸暗記」とまではいかないかもしれませんが、数学と同程度に問題として出てきそうなパターンをいくつか押さえておけばどうにかなっちゃうような気がするんですが。
うーん、確かに暗記科目という面では国語の方がその傾向は強そうですね。
うじゃうじゃ
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
広辞苑を見ると「正鵠を得る」と書いてあります。
ど真ん中をゲットするということで「得る」を使うのかもしれませんね。
誤用を正すのはともかく、揚げ足を取って本筋と関係ない点で
非難するのはいかがなものかと思います。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
元記事には「正鵠の意味を知っていたら」と書かれてありますが、ちゃんと読んでますか?
正鵠を得るは独壇場みたいなもんでしょう。
ACさんはともかく、国語教師の人が「揚げ足を取られた」と感じるようなら、
>これで国語教育を論じているからねえ。
に同意します。
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
はい、「得る」を使うこともあるというのはわかりました。まったくオフトピックですね。ところでもともとの「つく」っていう言い方はどうなんです?「得る」を使ってもいいから「つく」も許されるとでも
Re:何を教えたいかではなく (スコア:0)
かなり広く知られてる。だから、「正鵠を突く」なんて無防備な表現を、
国語教師が使ってしまったのは恥じるべきだろう。
ただ、彼を擁護するわけじゃないけど、
これは、意味を知っていたからこそ、かもしれない。
正鵠は「弓道の~」という意味だと知ると、「射る」以外はどうしても
誤用に見えると思う。
(ちなみに、「得る」は弓道のルールで考えれば許容範囲に感じられるはず。
ボーリングの「ストライクを取る」とかって表現と同様に、「手に入