「日本政府，絵を含む国連の児童ポルノ禁止議定書に署名」記事へのコメント

倫理観の独立を連合国(UN)に売ったに近い(flamebait)

[hkoba (1634)]

前にも [srad.jp]同じ意見を書きましたが、改めて。

この外圧は、そもそも日本の主権に関わる問題だと思います。 性の倫理をはじめ、倫理観は、国毎に違うのが当たり前であるはずです。 (なぜなら歴史が違うから。成人の年齢だって違うでしょう) なのに何故、外国の倫理観に基づいて国内を処罰せねば ならないのでしょうか？

実際に幼児被害者がいるポルノを無くそう、という意見には賛同しますが、 マンガ・アニメ・ゲーム、それに実写でも『18歳未満に見えてしまう』もの まで、外国の規制を国内に強制されるのは、勘弁ならないですね。

海外に与える影響を軽減するための、海外向けの規制の交渉には応じても 良いでしょうが、それと国内向けの規制は切り放して考えるべきではないでしょうか？

# ネットはどうするって？ う～ん、難しいけど、そんなに検閲したければ、
# おたくの国の入り口で検閲して～って感じ？

とりあえず、政治家が『何が内政干渉・主権の侵害に相当するか』を あんまり真剣に考えていないのではないか？ そのことが事態を 複雑化させているのではないか？ そう思います。

最後に(既に失われた)日本土着の性倫理観については、書籍ですが [夜這いの民俗学 [amazon.co.jp]]が参考になります。目からうろこって感じで。

Re:倫理観の独立を連合国(UN)に売ったに近い(flamebai

[usay (8)]

オレがエラそうに言うことでもないが、
投稿人はUNを連合国と呼んでるのがいいね。

まあ日本は、UNを確信犯的な誤訳と説明により曲解させて
国民に「平和の番人」とか思わせてるアホな国だからねえ。
あんな、核もってる国が強くて、紛争を武力で解決する組織なのに。
やつらは、第二次大戦の続きをやってるってことに気づけっての。
いつまでも敗戦国のつもりで体裁ばっかり気にしてないで、
言いたいことはハッキリ言えるようになって欲しいわね。

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May the source be with you... always.

Re:主権？

[templa_3 (8296)]

なんかやたらと＜Ｉ＞で強調してらっしゃいますが、これはそういう問題とはちょっとずれている
と思うのですが。要するに人としての自由が奪われるということで、これは日本国内のみならず
世界においておかしい話、と考えるべき問題じゃないでしょうか？

なんというか・・・こういう時に国家やら主権やらを持ち出して、内政干渉だというのって、
自己の弱さを、国家に結びつけることによって克服しようとしているような印象を受けるんですよね。
確かに確信を持ちにくい世の中、そういう考えに流されそうになるのはわかるけど、
大事なのはあくまで個人の尊厳でしょう。
そして児童ポルノを悪というのは、それが自発的になされることがほとんど考えられない、
個人の尊厳を侵される危険性があるからこそ禁止しようと言う世論も背景にあるのだという
事をお忘れ無く。
だからこそ、想像上の絵やＣＧ，小説ならば個人の尊厳を侵される者が存在せず、
逆に作者個人の「表現者」としての尊厳を尊重すべきだから反対したいのです。

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--- 天婦羅★三杯酢 [e-mail] ---

『世界』において考える『べき』理由(評価関数)は？

[hkoba (1634)]

私は、政治の問題は、 国というスコープで {考え, 議論し, 提案し, 実行する} 方が、 世界・人類というスコープで {考え, 議論し, 提案し, 実行する} よりも、 良いと考えています。 その理由(評価関数＝ものさし)は、

• 国という狭いスコープのほうが(世界という集合よりも) 各構成員の背負う文化や歴史が類似しているため、
• その分、政策の前提条件が (世界全体と比較して) 揃っており、
• 故に政策の同意に到達できる可能性が高く、かつその政策が効果的に 実施される可能性も高いから、です。

この『同意到達の可能性＋実施の可能性』という『ものさし』に対して、 あなたが『世界』というスコープで考える『べき』という理由、 その『ものさし』は何でしょう？

(こういう思考法に馴染めない人、ずれを感じる人がいることは、 私も理解できます)

追伸、Subject の Re: の使い方、調べることをお勧めします。

国家という人はいません。

[templa_3 (8296)]

国家というのはあくまで道具です。

代議士から業界人、失業給付を受けるものまで、みんな自己の利害を貫徹させる
ために国家を利用しています。しかし、それをあまりにおおっぴらに言うのは
いろいろ差し障りがあるから、国家の存続自体に目的があるように見せるのに腐心して
います。

とりあえず、利害はまず自分から、そして同じような利害を持つ人の力を糾合して
自分の利害を貫徹させるように社会を動かす、そのための梃子として国家はあるわけで
「国家があるから国民もいる」というのは、壮大なフィクションに過ぎないといっても
いいかと思います。もっとも、そのフィクションのおかげで無政府状態より安定した生活を
送っているということは事実としてありますが、必要以上に絶対視する理由にもなりますまい。

そういうことで、私はまず自分の利害（自由にものが言えなくなる、かけなくなるのはイヤ）
という事を言うのです。それは私個人だけではなく、他の人の、心の奥底にもある感情だと
いう確信（根拠は究極的にはありません）があるから、そういう人たちとの連帯の可能性を、
国家というものを出さない方がより引き出せると思うのです。

国家を論拠にして、仮に国家がダメを出したらそれを引っ込めることが出来ますか？

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--- 天婦羅★三杯酢 [e-mail] ---