昔のパソコンは、画面表示とかキー入力などについてはROMモニターとか、IOCS とか、BIOS といったOSに依存しない標準ライブラリ的なものが ROM に載ってたし、 自作のプログラムを直接ブートすることも容易だったので OS の上に乗っていない独自動作「hello world」なんて簡単に作れました。
むしろ逆だと思います。 PC BIOSのブートローダはしょぼいので、昔は確かにそういった初期化は面倒でしたが、今ならgrubやredbootやEFIなどの高機能ブートローダを使えばいい話。 「OS自作」といってブートローダ作成で引っかかってる人を見ると、「ソコはOSじゃねえ!」と声を大にしていいたくなります。
OSは大きいとは限らない (スコア:5, 興味深い)
μTRON系の互換OSならサイズもコンパクトなものが結構ありますし。
スクラッチから書くのは確かにいろいろ大変かもしれませんが、
今だとOSkit [osaka-cu.ac.jp]なんてものもありますしね。
昔のようにOSの作成がどのように行えばいいのか模索中の状態で、
UNIXみたいにソースコードの公開されたサンプルもなく、
書き上げるのもWizard達の「大魔法」だった頃と違って、
今ならAPIにも標準規格があるし、各種ファイルフォーマットも解析されていて、
サンプルコードもネット上にゴロゴロしてる現状だと、
「何をやればいいのか整理されてきて、だいぶ作りやすくなった」
ということは、あるのかもしれません。
Re:OSは大きいとは限らない (スコア:2, 興味深い)
インターネットによって確かに資料もタダになったのですが、最近のデバイスは仕様が非公開だったり、自分で制御するには非常に面倒だったりで使いこなすのが大変。
端的に言えば、自作OSの現状はここ20年のハードウェアの進歩から置いてけぼりを食ってるんじゃないでしょうか。
あと、個人的には、いわゆるオープンソースの流行で「POSIXにあらずんばOSにあらず」になりつつあるのがなんだかなぁと思います。
RubyFSとかPlan9を見て、POSIXではなかなか幸せになれないと感じる人はそれなりにいると思いますが。。
Re:OSは大きいとは限らない (スコア:2, 興味深い)
あと「ブートが面倒」だとか。
OS作成以前の段階として、OSを介さずに自作プログラムを直接実行することを考えた場合、
昔のパソコンは、画面表示とかキー入力などについてはROMモニターとか、IOCS とか、BIOS といったOSに依存しない標準ライブラリ的なものが ROM に載ってたし、
自作のプログラムを直接ブートすることも容易だったので
OS の上に乗っていない独自動作「hello world」なんて簡単に作れました。
今の wintel PC で IA32 でそれをや
Re:OSは大きいとは限らない (スコア:2, 興味深い)
PC BIOSのブートローダはしょぼいので、昔は確かにそういった初期化は面倒でしたが、今ならgrubやredbootやEFIなどの高機能ブートローダを使えばいい話。
「OS自作」といってブートローダ作成で引っかかってる人を見ると、「ソコはOSじゃねえ!」と声を大にしていいたくなります。