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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
音の研究はまだまだこれから? (スコア:5, 参考になる)
よりよい音ってのが存在するなら一度聞いてみたいと思っています。
個人的に(というかたいていの人は)リスニングの究極は
手軽に生音場の再現、要はバーチャルリアリティー(?)の実現だと思ってるんですがその点についてはまだまだって感じですよね。
馬鹿高いオーディオはほんとに意味があるんかいな
とおもって色々調べてるんですが
科学的にこう!って言えないので魑魅魍魎が跋扈してるって感じですか。
画質と違って明確な判断が下せない(感覚が曖昧?)ってのもそれに輪をかけてるみたいですね。
人間の音の聴き方1つとってみても
上下左右をどう聞き分けてるのかなんてのは
~らしいってのだけで完璧にわかってるって訳じゃないみたいです。
ホロフォニックっていう立体音場再現技術があるんですが
それで録音された音は明確に上下が聞き分けられてビックリしました。
んでもその技術は考えたなんたらさんが(失念失礼)
封印しちゃったらしく四半世紀近くたってるにもかかわらず
原理がよくわかってない。おいおいという感じです。
音の前後の感覚は視覚と関係してるらしく
ブラインドで無音響室で実験した場合前で音が鳴っているのか
後ろで鳴っているのか判別がつきづらいそうです(不思議!)
んで音の聞き分けにしても音声認識についての研究で読んだ話ですが
人間の耳(脳?)は各周波数帯ごとにコンプをかけて認識しているそうです。
コンプってのは音圧をそろえているってことですね(語弊があるかな)
んでコンピュータで音声認識がしづらかったのは
そういうことをせずに直接認識しようとしてたかららしくて
同じようなコンプをかませたら認識率が結構向上したとか。
ARTの人が研究してた内容だったと思います。
そのコンプってのは今流行の(?)マルチバンドコンプってことになるんですが
そのバンド分けが100とかそれくらいの半端じゃない数らしく今のPCじゃなかなか追いつかない
処理能力らしいです。
ちょっと性能が良いマルチバンドコンプだと4バンドくらいのでも結構重いなぁと感じるので・・・
音の出し方にしても
スピーカーの周波数特性ってのは昔から言われてますが
今は過渡特性の方に注目が集まってる感じですね(昔から言われてますが)
周波数特性は可聴周波数をいかに偏り無く出力するかで
過渡特性は音のスタート・ストップをいかに正しく再現するかっていう時間方向での再現性とでも申しましょうか。
時間方向で考えると位相の変化ってのもかんできて結構複雑なようです。
周波数特性の方は共通のコンセンサスが取れてるらしく測定・再現・検討ってのが
共通の科学的プロセスで検討できるようですが
過渡特性の方はまだおのおので勝手にやってるって段階らしくやっぱりまだまだなんでしょう。
アンプとか電気周りはまともなデジタルアンプの出現で
もう終止符かなという感じがしてるんですが
スピーカだけは結局実際の音に変換するっていうアナログがかんできちゃうんで
デジタルできっぱり切り分けって訳にもいかず
工芸的な側面がまだまだ残ってくんでしょうか。
なんつうかとりとめもなく思うところを書き連ねてしまいましたが
実際アカデミックな場では音の研究(人間の認識・音の特性・素材云々)は
今どんなことがトレンドでどこら辺までわかってるんでしょうか?
音楽を作る方からするとインパルスレスポンスで
現実のリバーブをリアルタイムに再現できるようになったってのが
最近の結構大きなトピックだと思うんですが
他にもまだまだワクワクするような技術が実現してきて欲しいなぁ。
Re:音の研究はまだまだこれから? (スコア:1, 参考になる)
東京近郊にお住まいなら、インターナショナルオーディオショーをお勧めしたい所。今年はもう終わりましたが。
A&Vフェスタは腐り切ってるようなので捨て置き。ビジュアルメインの人には良いのかも知れませんが。
音って人の感性で知覚する物だから、物選びの時はトレンドなんて気にせず好きな音を探せばいい。
理屈こねすぎると、自分を見失うかも知れませんよ?
#知覚の限界を延ばし過ぎない事も必要?orz
Re:音の研究はまだまだこれから? (スコア:1)
> とおもって色々調べてるんですが
「2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦 “iPod VS JBL&Mark Levinson" [nikkeibp.co.jp]」
なんてことをしちゃった人がいますよっ。
ホロフォニック、これ [23net.tv]ですかね。
バーチャルリアリティーという意味ではダミーヘッドマイク録音などのバイノーラル
ステレオは一つの究極だと思いますが、Roland が RSS [roland.co.jp]なんてのも作っ
てましたね。これを使ったCDはそれなりに衝撃でしたが、やっぱりスピーカーで聴く
なら普通の2chステレオがいいなぁという所に落ち着きました。
特殊なエフェクトの音はどうしても最適聴取条件が限られてしまうので、それを外れ
ると不自然に聞こえてしまう感じがします。
スピーカーのセッティングさえちゃんとすれば(あと、それなりの値段のアンプ)、
エフェクトかけない素のままの方が自然な臨場感が出ますし。
Re:音の研究はまだまだこれから? (スコア:0)
Re:音の研究はまだまだこれから? (スコア:0)
以前だったら秋葉原のヤマギワ本店のオーディオ専用ブースがオススメだったんですけどねぇ。
スピーカーを取り替えての聞き比べとか色々できて好きだったんだけどなぁ、あの場所。
Re:音の研究はまだまだこれから? (スコア:0)