アカウント名:
パスワード:
錘(推進剤とかをかねるとはいえ)を持っていって引力で引っ張るよりは、むしろ、イオンエンジンの噴射を吹き付けて押した方が効率的かも。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
タグボートで曳航する感じ? (スコア:3, 参考になる)
ちょっとググってみました。すると ポピュラーサイエンスでほぼ同じ記事 [popsci.com]を見つけました。
「振り子状にデザインされた原子力駆動の宇宙船を、その最重部が小惑星に近接した状態に配置することで
大きな重力を生み出す」という事らしい。要するに重量物を二個用意(一方は勝手に用意されるわけですが)
してその間に発生する引力をもってトラクタービームに替えようって事なんでしょうか?
提案者の宇宙飛行士エドワード・ルー氏は「700フィート(約215m)位の小惑星なら20トンの
原子力宇宙船があればOK」と言っておられるようです。
(英語はからきしダメなんで、間違いがありましたら/.j翻訳部の皆様のツッコミをよろしく)
ところで原子力駆動っていうと、真っ先に思い浮かぶのがオリオン方式 [wikipedia.org]と
ダイダロス方式 [wikipedia.org](どっちも古!)なんですが他にどんな方式があるのか?
と思ったら、Wikipediaに出てました、
てきとーに計算してみる (スコア:1)
×ーーー* ●
×:ホバリング用推進装置 *:錘 ●:小惑星
…って感じでしょうかね?
仮に、重心間の距離を150mで保つようにホバリング(小惑星の直径が200m強なら、錘は小惑星表面から20m位?)するとして、高校物理レベルで計算すると、加速度は
G*20000kg/(150m)^2 - Google 検索 [google.com]
5.9 × 10^-11 m/s^2
で、それによる位置の変位---仮にのべ10年間での---は
G*20000kg/(150m)^2 * (10years)^2 /2 - Google 検索 [google.com]
3000 km
案外いけるような、これじゃ足りないような。
(てきとーな計算なので、間
Re:てきとーに計算してみる (スコア:0)
小惑星の軌道を変えるには、それと反対方向に向かって何かが
飛んで行かないといけないんだけど・・・電気推進のキセノン
ガスではいくらあっても足りないのでは?
#大質量の物を小惑星の軌道に接する軌道にタイミングよく乗せて
#スイングバイさせ、小惑星を減速偏向。大質量物体は加速偏向して
#地球に戻ってこない軌道へ、というのが狙いなのでは?
Re:てきとーに計算してみる (スコア:1)
10年加速し続けるのに必要な推進剤の事を忘れていました。(^^;
#1112683 [srad.jp]で挙げられている、質量2100万トンの小惑星アポフィスの場合…。
推進剤の節約を最優先として、噴射速度90km/sというμ10HIsp(開発中) [isas.ac.jp]レベルのエンジンにに登場してもらうとしましょう。(とりあえず、エネルギー源は考えないことにします)
まとまった系として、5.9 × 10^-11 m/s^2の加速度とすると…、推進剤の消費は
G*20000kg/(150m)^2*2.1e10kg/(90km/s) - Google 検索 [google.com]
1.38 × 10^-5 kg/s
で、10年分で
G*20000kg/(150m)^2*2.1e10kg/(90km/s)*10years - Google 検 [google.com]
Re:てきとーに計算してみる (スコア:1)
そういうことをやろうとしたら、小惑星の形状が問題になるんですよね。個々の小惑星ごとにカスタマイズした制御が必要になる。
重力方式なら、小惑星の重心と質量さえ分かれば形状は問わないので、汎用性が高くて便利な気がします。