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一企業・一事務所に1グローバルアドレスってのももはやもったいない。
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人生unstable -- あるハッカー
なくなるまで気づかない (スコア:4, 参考になる)
あたかもビルから飛び降りて地上1mmまでは痛くないのと同じように。
IPv6な人は「だってNATとか痛みはあるじゃないか!」っていうけど、
技術的な痛みは痛みじゃないんですよ。大体その同じ(と素人には全部
同じIT業界に見える)業界がセキュリティを錦の御旗にNATと
フィルタリングをまるで一緒くたに売ってるわけで、矛盾もはなはだしい。
痛みというのは金です。はっきりと
「IPv4が調達できないことが原因で、○×ができません。よって商売ができません」
と回避不能だったり商売なりの欲求実現
Re:なくなるまで気づかない (スコア:-1, 荒らし)
アメリカでもIPv6推進は取りやめることを政府が発表しています。
あと、業者はIPアドレスを1個数千円/月で売っているけど、IPv6時代になれば
商売あがったり、業者のほとんどがつぶれ、インターネットの存続も危うい。
大日本印刷の件もそうだけど、業界全体の混乱は避けないといけない。
死蔵されてるIPアドレスの回収はもちろんですが、個人ユーザに固定アドレス持たせるのも本来禁止すべき。
一企業・一事務所に1グローバルアドレスってのももはやもったいない。
IPv4の存続のためならそれらも強引に回収する方がずっと現実的です。
もっと言わせてもらえれば、村井とかいう老害がいなければ
我々もIPv6なんぞの為になけなしのお金をドブに捨てることはなかっただろう。
あいつが80年代にどれだけ頑張ったか知らないけど、95年以降のインターネットブームは
完全にアメリカから輸入されたものの賜物ですよ。
つまりJUNETとかWIDEとかが存在しなくても何も変わっていないってこと。
#1135802さん、#1135827さんもそう思うでしょう?
Re:なくなるまで気づかない (スコア:3, 興味深い)
必要な状況になっているのと同様、IPv4の32bitは確かに足りない(2011ではないとしても、
寿命・限界がはっきり見えている)。研究なくして実用化はないので、研究はやってよかった。
しかし、もうそのステージは卒業して欲しい。
NATもIPng活動に伴う思索の一環として登場したことや、Σのような形で終わらず、
能力のある研究開発者の活動のサポートや育成ができているという意味で、千3つの
研究開発プロジェクトとしてはIPv6は成功でしょう。しかし、実用化のステップでは
とても成功とはいえない。そして実用化の完了までいかなくては、個別研究の成否とは別に
IPv4の代替プロジェクトとしてはまったく意味がない。
プロセッサで言えばいまは16bit PCが主流の時代くらいの感覚だと思います。
そしてプロセッサよりもプロトコルの移行ははるかに難しい。だから、IPngへの
完全透過的な移行ができないことは大きな禍根を残す問題です。YAGNIとか言って
次の世代が必要になったらその時に移行するだろう、と言って済ませられないんです。
一番の不満は、移行を「足りなくなったら移行するだろう」というような
商業的観点が欠落した話がいまだされてることです。アドレスが枯渇すれば、
当然ISPは回線を売ることができません。そして、寸前までIPv4のモーメントを
大きくするような施策が続いている以上、IPv6を買う顧客もいません。
D-DayにISPのキャッシュフローが即日止まるわけではないですが、新規顧客が
取れない暗黒期間なんて作ったら、経済的にどれほどの影響が出るんでしょうか?
報告書ではブラックマーケット発生とか書いてますが、闇市に参加できない
ISPはどうするのか?そうすれば嫌でもIPv6に移行するだろうなんて話があるが
とんでもない。IPv4->IPv6の完全透過性がない以上、顧客が嫌がる商品しか
ISPの手元に残らないようなら、長期的には廃業する方向になります。
もちろん2011までに間があるので、ISPとしては
1)そもそもIPv6に移行しないようにNAT等に邁進してv6を消滅させる
2)IPv4->IPv6の完全透過性を実現する技術開発に邁進する
という選択肢がありますが、1のようなネガティブ方向のインセンティブを
誘導する現状や、2の博打の2択の状況で「IPv6は開発完了。成功万歳」って
そりゃないでしょ、というのが感想です。それなら移行せずに済むように
全力を尽くしますよ。
実際問題として、IPv4が使えなくなることは予見できる将来において
ありませんから、現在のベストな選択は自社が保有するIPv4で継続的に
ビジネスが回るようなプランを用意しておくことです。そうすれば
自社が人柱になる必要もなく、余計なコストをかけることもなくいける。
これはつまり、NATとか上位層でのアプリケーションルーティング(プロキシとか)の
フル活用ということになるでしょう。結果、IPv6が(いまの形で)存在することが
ますますIPv6の理想とする世界からの乖離を招き、IPv4ベースの「歪な」
ネットワークが増殖するという事態になる。
Re:なくなるまで気づかない (スコア:0)
実際、びっくりするほど無駄に死蔵されてるよ。
“インターネット黎明期”に大手企業が「とりあえず」と取りまくったClassA,B,Cのアドレスが山のように放置されている。
Re:なくなるまで気づかない (スコア:0)
かなり返却・再配布されたはずだけど。放置されたままなら、とっくにIPv6に切り替わってるよ。
Re:なくなるまで気づかない (スコア:1, 参考になる)
未だに、ファイヤウォール内のリンタまで固定グローバルIPな会社/組織をいくつも知ってますが。
プライベートIPに変更しない理由は、
「変更する理由が無いから」「アドレス変更のコストは誰が出すのか?」
Re:なくなるまで気づかない (スコア:1, 参考になる)
ググっても、そのようなものは見つけられませんでしたが。
進捗は思わしくないようですが、2008年6月までの移行という方針は
変わってないのでは?
Government Computer NewsのIPv6記事 [gcn.com]
すでに一部の基幹部分は移行を完了していて、調達要件にも、
当然ですがIPv6対応が盛り込まれてるようですよ。
VistaがデフォルトでIPv6対応になっているのも、無関係ではないでしょう。
これで一気にIPv6化されるとは思いませんが、もはや「IPv6以外の道もある」なんてのは、
妄言といってもいいんじゃないでしょうか。
(実際にアドレス回収とその運用の動きがすでにあるならともかく…)
あとは「IPv6市場」の確立で日本が乗り遅れることがないのか、ということでしょう。
Re:なくなるまで気づかない (スコア:1)
??? 禁止しないですますための IPv6 じゃないの ???
なんか有効な反対意見じゃないような気が…
Re:なくなるまで気づかない (スコア:0)
Re:なくなるまで気づかない (スコア:0)
一人あたま3276個のグローバルIPですかぁ。
/24、いや/28でいいから頂戴...