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>「廃れる技術」として挙げられることが
アマチュアが自作機器で電波を出すためにはアマチュア無線しか方法がないんですよ?それを「廃れる技術」とさっくりと言い切ってしまうあたり、電子技術に興味を持つ人の裾野が狭くなったというか実は裾野がもうない証拠ですよ。高周波の技術者がいまほど必要とされている時代はないでしょう。神様が設計してくれるから何とかなるとでも思ってるんですかね。
あの~、アマチュアというのは勉強中の人も含むわけです。座学だけで技術というか経験が果たして身につくでしょうか?
ノートと鉛筆だけ使って、コーディングの勉強をひたすらやって、いきなりコンピュータの前に座らされて実用になるプログラム今すぐ書きなさいと言われるようなもんですよ。
# 北朝鮮じゃコーディングは座学中心だそうですがぁ~
大学や高専入って電波暗室あるところを得たら実験しなさい、ということかもしんないですけど、なら大学入るまでは座学ばっかになるわけですよね。法律で禁止されてんだから、興味も持てないですよね普通。それでいいんですかね。
…は危ないから、…は迷惑だから素人は止めなさいというふうに禁止してしまったら無線に限らずあらゆる技術が停滞すんじゃないでしょうかそう思いますが。
そりゃそうだけどさ、無線を使うモノが増えるにつれて「周囲に迷惑をかけない範囲」ってのが狭くなっているわけで、いつまでも従来通りにやっていて大丈夫なのか? っていう話でしょ。
特にIT分野とか商業ベース等で使いでのある部分などは、混み合っていますから、厳格な管理が必要な事はわかります。また、そういう部分はバックにインフラが無いと使いにくい帯域も多いですから、アマチュアは撤退してプロに任せた方が、社会全体としてはプラスでしょう。あと、さすがにアマチュアが放送局みたいな送信機を作る必要もないでしょう。 一方、まだ商業的には未開
電波の裾野も考えてくださいよ アマチュアでも、市販の無線を使った製品の動作を邪魔してしまう事故とは、無縁じゃないんですよ
それは、わかっています。だからこそ、そういう危ない部分からの撤退とかも書いているわけですし、それを言い出したらLED電球で受信障害の件のようにプロでも事故のリスクはあります。(程度や割合の違いはあるでしょうけど) 要は、リスクとメリット、デメリットを考えて、どこでバランスを取るかでしょう。 それでもなお、アマチュア無線や電子工作をなくすべきとお考えであれば、技術に関わる人材は、幼少の頃に一部の人をエリート候補として選抜して強制的に英才教育するスタイルに移行せざるを得なくなると思いますけど。
警告もせず自由にやらせておき、事故例が累積してある量に達するか、あるいはマスコミが飛びつくような事例があれば、一気に全面禁止に突っ走るのが日本社会ですよ。 いくら権利やメリットを主張しても、突っ張りはじめたら止まりません。だから、アマチュア無線や電子工作の自由を守るためには、自由を必要とする人たちが事故を大幅に減らすための努力をしなければなりません。自主規制や自粛もその範疇に入ります。
ですから、それに加えて前にも書いたように技術に関る人や仕事、趣味すべて含めて蔑視されやすい国民性や宗教だからこそ、それを跳ね返すために特に配慮しなければならないのは当然です。一旦禁止となれば解禁されるには、禁止を防ぐよりも何倍以上の労力が必要です。 また、電波の使い方が昔とは変わって帯域が込んでいること、そもそも住宅密集地が多い日本において、後節とも関係しますが、インターネット時代にアマチュア無線に1kWなんて出力や、もはやアマチュアが活動す類義がなくなったといえるVHFからUHFあたりが認められ続けていいのかという疑問も感じてはおります。そもそもスペアナ等の高価な計測器を購入し、校正したりして維持することの難しいアマチュアにおいては、十分配慮した上で、それでも万が一事故起こったときに(プロ・アマ問わず事故ゼロは不可能でしょうから)、致命的なレベルにならない程度の出力などでよいのではないかと思います。 分野は違いますが、御柱祭の木落しの行事にしても、かつては度々死人が出る危険な祭ですが、やはり御柱祭そのものがなくなる事態を避けるために現在の時世に合わせて色々変えてきているわけです。
たとえば、一部のアナーキーなアマチュア無線家に対して、アマチュア無線ファンの人たちは十分な取り締まりをしてますか? かなりの出力がなければ通信できないはずの距離の相手と通信できたときに喜ぶのではなく出力を落すべきだと注意してますか? 近隣の家に電波妨害などが発生していないかヒアリングしてますか?
この辺は残念ながらダメダメと言わざるを得ませんね。さすがにアマチュア無線ファン自らの取り締まりは色々問題が多い(この辺の詳細は「私設電監」などのキーワードで探すと色々わかります)のですが、電波法の規程にしたがって総合通信局に通報するなり、アマチュア無線の代表団体であるJARLも、放置していれば前節のようなことになりますよと啓蒙するとかできるはずなのですが、残念ながら自浄能力が無いのが実態ですね。挙句にはどう考えても違法用途しか使い道が無いようなものを作る人 [bear-el.com]までいます。 広大な土地の確保できるアメリカならともかく、エコというキーワードが流行り、今の日本でkWリニアでビッグガンなんて、どうみても時代遅れなんですが、いかんせんJARLの問題の会長氏始め、上層部があの有様ですから。 あと、どう考えても自分の技量以上の物を作って、完全にちゃんと機能するか、完全にダメならともかく、半端に動いてしまって、おかしな電波をまき散らすというケースをどう防ぐかという問題もあります。Yahoo!オークションとかを覗けば、時折この手の失敗基盤の類(リニアアンプが多い)を見かけます。
周波数帯さえ守っていればいいと思っている人もいるようですが、別の周波数帯を使った機器の受信回路が誤動作することもあるんです。そんなのはプアな受信回路が悪いと言ってはいけません。一般人には、その理屈は通じませんから。
周波数変換関連や高調波、基本波からでも混変調などでそのような現象が起こることは知っていますし、かつてアマチュア無線に関っていた者として、その辺のトラブル関連については、色々聞いています。特にクレームが来たころにはかなり鬱憤がたまっているというケースがよくありますから。 ただ、それでもアマチュア無線のような場はこれからも必要ですし、だからこそ徒に社会と軋轢を起こして禁止なんて自体を招くことは避けなければならないのです。 ここまで、説明して趣旨をご理解いただけましたでしょうか? ACばかりで追い辛いのですが、これでもなおアマチュア無線は不用であるということでしたら、これ以上申し上げることはありませんが、関係業界に於きましては、「理科離れ」けしからん、とか理工系学部への入学者が減ったなどとメディアに不平を述べたり、意味不明な科学技術系イベントを開いて行政から補助金をせびるようなことも自粛していただきたいと思います。
> インターネット時代にアマチュア無線に1kWなんて出力や、
さすがに良識ある人間であれば、二アマ(あれ? 一アマだっけ?)以上でないと許されない出力を、がんがん出したがるようなのはそうそういないのでは? まともな人間であればまず小出力で実験し、動作確認を行いつつ順次出力を上げていくものと思います。
# まともでない奴の相手は電監に期待……するしかないなぁ。
ps. ご紹介されたWeb siteについて、当該地域を管轄する電監へ連絡されましたか? もしまだならば、是非行って欲しいと思います。
ご紹介されたWeb siteについて、当該地域を管轄する電監へ連絡されましたか? もしまだならば、是非行って欲しいと思います。
この手の機器は、盗聴器や違法CB関連でも話題になるのですが、現行法ではどうにもできません。 何故かといいますと、この手の機器の製造と販売自体を規制する法律はありません。あくまで機器をアンテナにつないで電波を出した人が捕まるという法律になっているため、実際にアンテナつないで電波出した証拠が無いとどうにもならないのです。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
日本の技術力の衰退を象徴してますよ (スコア:5, すばらしい洞察)
>「廃れる技術」として挙げられることが
アマチュアが自作機器で電波を出すためにはアマチュア無線しか方法がないんですよ?
それを「廃れる技術」とさっくりと言い切ってしまうあたり、電子技術に興味を持つ
人の裾野が狭くなったというか実は裾野がもうない証拠ですよ。
高周波の技術者がいまほど必要とされている時代はないでしょう。
神様が設計してくれるから何とかなるとでも思ってるんですかね。
Re: (スコア:1, 興味深い)
電波を出す目的の回路でなくても、電子工作もマズいんじゃないだろうか。
昔は素人が電子工作して動作テストするときには、ラジオやテレビを付けておき、それらにノイズが入ったら即座に切れ、みたいな感じだった。
今ではラジオやテレビ以外にも沢山の周波数帯が使われていて、それらを妨害していないことを確認するのは、素人には無理ってもんですから。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
あの~、アマチュアというのは勉強中の人も含むわけです。
座学だけで技術というか経験が果たして身につくでしょうか?
ノートと鉛筆だけ使って、コーディングの勉強をひたすらやって、
いきなりコンピュータの前に座らされて実用になるプログラム
今すぐ書きなさいと言われるようなもんですよ。
# 北朝鮮じゃコーディングは座学中心だそうですがぁ~
大学や高専入って電波暗室あるところを得たら実験しなさい、ということかも
しんないですけど、なら大学入るまでは座学ばっかになるわけですよね。
法律で禁止されてんだから、興味も持てないですよね普通。
それでいいんですかね。
…は危ないから、…は迷惑だから素人は止めなさいというふうに
禁止してしまったら無線に限らずあらゆる技術が停滞すんじゃないでしょうか
そう思いますが。
技術の裾野 (スコア:2, すばらしい洞察)
これらを担う、将来の人材となる学生やそれを目指す人、在野の研究者のための実験できる場は、そういう技術を支える裾野として絶対に必要なのです。そしてそれが多くの国で社会的に認められているからこそ、アマチュア無線に有限の資源である電波をあれだけ割り当てたり、周囲に迷惑をかけない範囲でプロに比べて緩い条件や手続きで、電波を出せるように便宜が図られているのです。
もし、日本が明確なビジョンの元で科学技術分野を放棄するというのであれば、リスク軽減のため素人の電子工作やアマチュア無線を禁止するというのもありでしょうけど。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:2, 参考になる)
特にIT分野とか商業ベース等で使いでのある部分などは、混み合っていますから、厳格な管理が必要な事はわかります。また、そういう部分はバックにインフラが無いと使いにくい帯域も多いですから、アマチュアは撤退してプロに任せた方が、社会全体としてはプラスでしょう。あと、さすがにアマチュアが放送局みたいな送信機を作る必要もないでしょう。
一方、まだ商業的には未開
電波の裾野 (スコア:0)
アマチュアでも、市販の無線を使った製品の動作を邪魔してしまう事故とは、無縁じゃないんですよ
Re: (スコア:1)
それは、わかっています。だからこそ、そういう危ない部分からの撤退とかも書いているわけですし、それを言い出したらLED電球で受信障害の件のようにプロでも事故のリスクはあります。(程度や割合の違いはあるでしょうけど)
要は、リスクとメリット、デメリットを考えて、どこでバランスを取るかでしょう。
それでもなお、アマチュア無線や電子工作をなくすべきとお考えであれば、技術に関わる人材は、幼少の頃に一部の人をエリート候補として選抜して強制的に英才教育するスタイルに移行せざるを得なくなると思いますけど。
Re: (スコア:0)
いくら権利やメリットを主張しても、突っ張りはじめたら止まりません。だから、アマチュア無線や電子工作の自由を守るためには、自由を必要とする人たちが事故を大幅に減らすための努力をしなければなりません。自主規制や自粛もその範疇に入ります。
たとえば、一部のアナーキーなアマチュア無線家に対して、アマチュア無線ファンの人たちは十分な取り締まりをしてますか? かなりの出力がなければ通信できないはずの距離の相手と通信できたときに喜ぶのではなく出力を落すべきだと注意してますか? 近隣の家に電波妨害などが発生していないかヒアリングしてますか?
周波数帯さえ守っていればいいと思っている人もいるようですが、別の周波数帯を使った機器の受信回路が誤動作することもあるんです。そんなのはプアな受信回路が悪いと言ってはいけません。一般人には、その理屈は通じませんから。
Re:電波の裾野 (スコア:1)
ですから、それに加えて前にも書いたように技術に関る人や仕事、趣味すべて含めて蔑視されやすい国民性や宗教だからこそ、それを跳ね返すために特に配慮しなければならないのは当然です。一旦禁止となれば解禁されるには、禁止を防ぐよりも何倍以上の労力が必要です。
また、電波の使い方が昔とは変わって帯域が込んでいること、そもそも住宅密集地が多い日本において、後節とも関係しますが、インターネット時代にアマチュア無線に1kWなんて出力や、もはやアマチュアが活動す類義がなくなったといえるVHFからUHFあたりが認められ続けていいのかという疑問も感じてはおります。そもそもスペアナ等の高価な計測器を購入し、校正したりして維持することの難しいアマチュアにおいては、十分配慮した上で、それでも万が一事故起こったときに(プロ・アマ問わず事故ゼロは不可能でしょうから)、致命的なレベルにならない程度の出力などでよいのではないかと思います。
分野は違いますが、御柱祭の木落しの行事にしても、かつては度々死人が出る危険な祭ですが、やはり御柱祭そのものがなくなる事態を避けるために現在の時世に合わせて色々変えてきているわけです。
この辺は残念ながらダメダメと言わざるを得ませんね。さすがにアマチュア無線ファン自らの取り締まりは色々問題が多い(この辺の詳細は「私設電監」などのキーワードで探すと色々わかります)のですが、電波法の規程にしたがって総合通信局に通報するなり、アマチュア無線の代表団体であるJARLも、放置していれば前節のようなことになりますよと啓蒙するとかできるはずなのですが、残念ながら自浄能力が無いのが実態ですね。挙句にはどう考えても違法用途しか使い道が無いようなものを作る人 [bear-el.com]までいます。
広大な土地の確保できるアメリカならともかく、エコというキーワードが流行り、今の日本でkWリニアでビッグガンなんて、どうみても時代遅れなんですが、いかんせんJARLの問題の会長氏始め、上層部があの有様ですから。
あと、どう考えても自分の技量以上の物を作って、完全にちゃんと機能するか、完全にダメならともかく、半端に動いてしまって、おかしな電波をまき散らすというケースをどう防ぐかという問題もあります。Yahoo!オークションとかを覗けば、時折この手の失敗基盤の類(リニアアンプが多い)を見かけます。
周波数変換関連や高調波、基本波からでも混変調などでそのような現象が起こることは知っていますし、かつてアマチュア無線に関っていた者として、その辺のトラブル関連については、色々聞いています。特にクレームが来たころにはかなり鬱憤がたまっているというケースがよくありますから。
ただ、それでもアマチュア無線のような場はこれからも必要ですし、だからこそ徒に社会と軋轢を起こして禁止なんて自体を招くことは避けなければならないのです。
ここまで、説明して趣旨をご理解いただけましたでしょうか?
ACばかりで追い辛いのですが、これでもなおアマチュア無線は不用であるということでしたら、これ以上申し上げることはありませんが、関係業界に於きましては、「理科離れ」けしからん、とか理工系学部への入学者が減ったなどとメディアに不平を述べたり、意味不明な科学技術系イベントを開いて行政から補助金をせびるようなことも自粛していただきたいと思います。
Re:電波の裾野 (スコア:1)
> インターネット時代にアマチュア無線に1kWなんて出力や、
さすがに良識ある人間であれば、二アマ(あれ? 一アマだっけ?)以上でないと許されない出力を、がんがん出したがるようなのはそうそういないのでは?
まともな人間であればまず小出力で実験し、動作確認を行いつつ順次出力を上げていくものと思います。
# まともでない奴の相手は電監に期待……するしかないなぁ。
ps. ご紹介されたWeb siteについて、当該地域を管轄する電監へ連絡されましたか? もしまだならば、是非行って欲しいと思います。
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re:電波の裾野 (スコア:1)
この手の機器は、盗聴器や違法CB関連でも話題になるのですが、現行法ではどうにもできません。
何故かといいますと、この手の機器の製造と販売自体を規制する法律はありません。あくまで機器をアンテナにつないで電波を出した人が捕まるという法律になっているため、実際にアンテナつないで電波出した証拠が無いとどうにもならないのです。
Re: (スコア:0)