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普通の石鹸を使った手洗いが最強です。へたなアルコール消毒なんかより良いです。
コロナウィルスのRNAはエンベロープ(脂質の膜)で覆われています。石鹸水でエンベロープを壊せば、ウィルスは死にます(cytopathic effect検出されず)。私達の生活環境はRNA分解酵素で汚染されまくっているので、裸のRNAはあっという間に分解されます。(余談ですがRT-PCRの感度が低い原因の一つはRNase対策が不十分じゃないかと疑っています)
医療機関で行われている感染対策でも、石鹸を用いた流水による手洗いが最強とされています。https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/dl/070508-5_... [mhlw.go.jp]> 手が目に見えて汚染しているとき、あるいは蛋白質性生体物質で汚染しているか、血液やその> 他の体液で汚染しているときは、石鹸あるいは手指洗浄消毒薬と流水で手洗いをする
アルコール消毒は、流水で手洗いできないときの代替措置です。たとえば、「電車の中で吊革つかんじゃった」とかいう状況ならアルコールゲルを使うとよいです。(私のように腰のベルトにアルコールゲルのボトルをぶらさげて歩いている変人の場合に限りますが)ただし、目的地に到着してから、「トイレにかけこんで石鹸水でよく洗う」のが可能ならその方が確実です。
ちなみに貧乏国(アメリカ合衆国とか)では「手洗いに使う水がない」ことが問題になっています。https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52410595 [bbc.com]水が潤沢に使える環境に感謝!
# 一応、感染症屋の医者です。
今年は日本でも水不足は心配。運よく台風がダムのある所に雨を運んでくれるとは限らないし。
界面活性剤で脂質の膜であるエンベロープ壊れるから感染力失うだろうと私も思うのだけど、このNITEの第1弾だと、効果ある洗剤とそうでない洗剤があるってのが報告されてるんですよね。何かもうちょっと複雑な仕組みがあるんでしょうけどもなんでしょうね。
詳しい理屈はともかく普通の石鹸の効果を否定するものは無いんじゃないの?紀元前からある何の変哲もないローテク極まる普通の石鹸の中に効かないものがあるのではなく石鹸の手荒れが起きやすいとか汚れが落ちにくいといった問題を解決しようとしたらモダンな界面活性剤の一部が問題なんじゃないの?
確かに、今のところ普通の石けんの効果が「否定」はされてはいないけど、これ [nite.go.jp]の17ページでは「×」(ウイルスの増殖により細胞が 死滅した)になっていて、「検証試験を実施中」というステータスになっているのです。今回発表された資料 [nite.go.jp]にも、「北里大学での検証試験において、純石けん分(脂肪酸ナトリウム)(0.1%(5分))、及び 過炭酸ナトリウム(1.0%(5 分))については不活化効果が認められなかった。」とあるのです。
という事で、気になってます。
洗い流せないときには殺菌効果が重要になるけど、洗い流せるなら活性があったって流れちゃうからそこまで気にすることもない
ちゃんと泡立てて手の表裏手首当たりまで塗って、それをちゃんと流すなら殺菌できなくても除菌できるから問題ない
慈恵会医大の解説をよく読みましょう
「ところが、新型コロナウイルスの場合は、図1に示すスパイク蛋白を使って細胞に侵入します。そして、スパイク蛋白はウイルスの構造に深く突き刺さっているので、エンベロープを破壊しても取り去ることができず、完全には感染性を失いません。」
そうだ!石鹸を食べればコロナを退治できるぞ?
そんなことをしても泡を食うだけですよ
お上手。
そーいや昔の病院で、白いホーロータライに入っていた消毒液の正体って何?
クレゾール。まさに昭和臭だな。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
石鹸が気になる (スコア:0)
気になるのが、普通に手を洗う時に使うハンドソープ、石鹸等なのだけど...
以前、シャボン玉せっけんの調査だったっけ、インフルエンザウィルスに対しては純石けんは合成系界面活性剤の100〜1000倍のウィルス不活性化の効果がある、なんて記事を見て期待してたのだけど、新型コロナに対しては今のところ効果が認められず継続検討となってる。
ハンドソープ関連はまだ入手困難だけど石けんはごく普通に買えるので、効果あればいいなぁ、と思ってるのだけど。
#合成系のハンドソープはいかにも人工的な香料の匂いが苦手。
Re:石鹸が気になる (スコア:5, 参考になる)
普通の石鹸を使った手洗いが最強です。へたなアルコール消毒なんかより良いです。
コロナウィルスのRNAはエンベロープ(脂質の膜)で覆われています。
石鹸水でエンベロープを壊せば、ウィルスは死にます(cytopathic effect検出されず)。
私達の生活環境はRNA分解酵素で汚染されまくっているので、裸のRNAはあっという間に分解されます。
(余談ですがRT-PCRの感度が低い原因の一つはRNase対策が不十分じゃないかと疑っています)
医療機関で行われている感染対策でも、石鹸を用いた流水による手洗いが最強とされています。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/dl/070508-5_... [mhlw.go.jp]
> 手が目に見えて汚染しているとき、あるいは蛋白質性生体物質で汚染しているか、血液やその
> 他の体液で汚染しているときは、石鹸あるいは手指洗浄消毒薬と流水で手洗いをする
アルコール消毒は、流水で手洗いできないときの代替措置です。
たとえば、「電車の中で吊革つかんじゃった」とかいう状況ならアルコールゲルを使うとよいです。
(私のように腰のベルトにアルコールゲルのボトルをぶらさげて歩いている変人の場合に限りますが)
ただし、目的地に到着してから、「トイレにかけこんで石鹸水でよく洗う」のが可能ならその方が確実です。
ちなみに貧乏国(アメリカ合衆国とか)では「手洗いに使う水がない」ことが問題になっています。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52410595 [bbc.com]
水が潤沢に使える環境に感謝!
# 一応、感染症屋の医者です。
Re: (スコア:0)
今年は日本でも水不足は心配。
運よく台風がダムのある所に雨を運んでくれるとは限らないし。
Re: (スコア:0)
界面活性剤で脂質の膜であるエンベロープ壊れるから感染力失うだろうと私も思うのだけど、
このNITEの第1弾だと、効果ある洗剤とそうでない洗剤があるってのが報告されてるんですよね。
何かもうちょっと複雑な仕組みがあるんでしょうけどもなんでしょうね。
Re: (スコア:0)
詳しい理屈はともかく普通の石鹸の効果を否定するものは無いんじゃないの?
紀元前からある何の変哲もないローテク極まる普通の石鹸の中に効かないものがあるのではなく
石鹸の手荒れが起きやすいとか汚れが落ちにくいといった問題を解決しようとしたらモダンな界面活性剤の一部が問題なんじゃないの?
Re: (スコア:0)
確かに、今のところ普通の石けんの効果が「否定」はされてはいないけど、
これ [nite.go.jp]の17ページでは「×」(ウイルスの増殖により細胞が 死滅した)になっていて、「検証試験を実施中」というステータスになっているのです。
今回発表された資料 [nite.go.jp]にも、「北里大学での検証試験において、純石けん分(脂肪酸ナトリウム)(0.1%(5分))、及び 過炭酸ナトリウム(1.0%(5 分))については不活化効果が認められなかった。」とあるのです。
という事で、気になってます。
Re: (スコア:0)
洗い流せないときには殺菌効果が重要になるけど、
洗い流せるなら活性があったって流れちゃうからそこまで気にすることもない
ちゃんと泡立てて手の表裏手首当たりまで塗って、
それをちゃんと流すなら殺菌できなくても除菌できるから問題ない
Re: (スコア:0)
慈恵会医大の解説をよく読みましょう
「ところが、新型コロナウイルスの場合は、図1に示すスパイク蛋白を使って細胞に侵入します。そして、スパイク蛋白はウイルスの構造に深く突き刺さっているので、エンベロープを破壊しても取り去ることができず、完全には感染性を失いません。」
Re: (スコア:0)
そうだ!石鹸を食べればコロナを退治できるぞ?
Re:石鹸が気になる (スコア:1)
そんなことをしても泡を食うだけですよ
Re: (スコア:0)
お上手。
Re: (スコア:0)
そーいや昔の病院で、白いホーロータライに入っていた消毒液の正体って何?
Re: (スコア:0)
クレゾール。まさに昭和臭だな。