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薬理的な作用については、個人的には、信じられないけど。「偽薬による効果を、意図的に誘発するための方便」としては実践的にはありだと思わないでもない。です。
局所的・短期的にはそれでうまく行っても、医者が医療としてホメオパシーみたいなものを扱うようになったら、医療の信頼に関わるわけで、結果的にマイナスだと思いますね。
この「治療法は実はただのプラセボなんじゃないか?」って心配しながら治療受けるようになったら困りますよ。
DHMOやソディウムクロライドも危険極まりない物質ですからね。という「買ってはいけない」並みのこじつけだと思いますが。
他の人のコメントと重複しますが、「医師が」乃至「医療行為類似行為として」は問題があるかと思います。
医療行為は効果があるという謳い文句のもと、対価を払って行われるわけです。直接的な効果が無いことが判っているのに効能を謳って販売などをすることを認めるということは、合法的な詐欺に同様のレトリックを使われてしまう危険があります。「偽薬の効果」なら何とでもいえますよね。
もし家族なりが「嘘であることに同意すればよい」という条件を付けたとしても、患者 (顧客) を騙すことに変わりはありません。健全な商売とは言い難いと思います。 # あと、このテの代替医療の問題では、通常の医療行為を「ニセモノ」とし、治療を拒否させることをする場合があるということもあるそうです。
丸山ワクチンとか、宗教にすがるとか、手を尽くして他に方法がなければやってみる価値はあるかもね。医療機関がそれを押し付けちゃうのはマズいと思うけど。
病院に行かない方がずっと事故率が高いのは変わらないと思いますよ。
' 私も「病気は治ってあたりまえ」「出産は母子ともに健康であたりまえ」' という風潮にはちょっと違和感を感じています。' 古典文学とか古い映画とか見ていると、出産は「命を賭けた仕事」' だったようですから。
> 古典文学とか古い映画とか・・・CLANNAD・・・とか・・・#ACで!
まともな医者の言うことを聞かなくなるとか、わらにもすがる家族の心境に悪徳商法がつけ込むすきを与える等の副作用に目をつぶれるほどの効能だとは思えませんけどね。
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プラシボ効果も効果のうちだと思えば (スコア:1)
薬理的な作用については、個人的には、信じられないけど。
「偽薬による効果を、意図的に誘発するための方便」
としては実践的にはありだと思わないでもない。です。
Re:プラシボ効果も効果のうちだと思えば (スコア:2, すばらしい洞察)
局所的・短期的にはそれでうまく行っても、
医者が医療としてホメオパシーみたいなものを扱うようになったら、
医療の信頼に関わるわけで、結果的にマイナスだと思いますね。
この「治療法は実はただのプラセボなんじゃないか?」
って心配しながら治療受けるようになったら困りますよ。
Re:プラシボ効果も効果のうちだと思えば (スコア:1)
ホメオパシーとやらにコジ付ける事も不可能では無いな。
Re: (スコア:0)
DHMOやソディウムクロライドも危険極まりない物質ですからね。
という「買ってはいけない」並みのこじつけだと思いますが。
Re:プラシボ効果も効果のうちだと思えば (スコア:1)
他の人のコメントと重複しますが、「医師が」乃至「医療行為類似行為として」は問題があるかと思います。
医療行為は効果があるという謳い文句のもと、対価を払って行われるわけです。直接的な効果が無いことが判っているのに効能を謳って販売などをすることを認めるということは、合法的な詐欺に同様のレトリックを使われてしまう危険があります。「偽薬の効果」なら何とでもいえますよね。
もし家族なりが「嘘であることに同意すればよい」という条件を付けたとしても、患者 (顧客) を騙すことに変わりはありません。健全な商売とは言い難いと思います。
# あと、このテの代替医療の問題では、通常の医療行為を「ニセモノ」とし、治療を拒否させることをする場合があるということもあるそうです。
Re: (スコア:0)
丸山ワクチンとか、宗教にすがるとか、手を尽くして他に方法がなければやってみる価値はあるかもね。
医療機関がそれを押し付けちゃうのはマズいと思うけど。
Re:プラシボ効果も効果のうちだと思えば (スコア:5, 参考になる)
基本的にその支持者がきちんとした検証義務を怠ってきた点などから、いわゆる疑似科学の範疇に含まれる、という見解については「現時点では」否定するつもりはないです。ただ、丸山ワクチンの主成分であるアラビノマンナンなど、結核菌の細胞壁構成成分には免疫賦活能があるということ自体は古くから知られてきた現象だし、近年、自然免疫系の制御に関わるものとしてその調節機構の解明が進んでる、Toll様受容体(TLR) [wikipedia.org]ファミリーの中には結核菌細胞壁のリポアラビノマンナンがリガンドになるものがあったりします。
#ちなみにTLRの研究が、阪大の審良先生がノーベル賞候補になってる業績だったりする。
元々、結核菌は結構厄介な細菌で、その排除のためには抗体ではなくて、いわゆる細胞性免疫の方が重要になるんです(ツベルクリン反応で見てるのも、それ)が、腫瘍免疫においてもこの細胞性免疫の賦活の方が特に防御的に働くことが知られてまして。特にTLRを介した細胞免疫の賦活は、非特異的な免疫を賦活する系として重要であることが判ってきつつあり、「がんとは一見無関係な、結核菌成分によって誘導される免疫が、がんの排除にも役立つ」というのはありえない話ではなかったりするんです。
そういう風に作用メカニズムの面から考えると、「丸山ワクチンが効いた」としても、それはそんなにおかしな話ではないんです。だから、もしきちんとした論文が出されたら「また丸山ワクチンか?!」などと頭ごなしに否定せずに、一応は科学の俎上で扱う意義はあると思ってます(このへんは、永久機関なんかとは扱いが違う)。まぁ問題は、果たして「きちんとした論文が出るかどうか」ということなんですが。
また、その結果として「効果あり」となったときに、日本の医療関係者がどれだけ先入観を捨てて評価することができるのかとか、逆にこれまでの支持者が主張してきたほどの「奇跡的なクスリ」なんかじゃなくて、限定的な(あったとしてもおそらくは*そこまで*高くないだろう)治療効果しか出なかった、という結果になったとき、支持者の方が先入観を捨ててそれを正しく受け止めることができるのか、という点も難しいかなぁ…とか思ってみたり。
#ただし、TLR9 agonistはphase 3まで行って肺小細胞癌では有意な結果が得られなかったようですが。
Re:プラシボ効果も効果のうちだと思えば (スコア:2, 興味深い)
丸山ワクチンは治験で、それなりの成績を残しているぞ。
心療内科が処方する抗うつ剤の類いは、効果がある患者の割合が3割も行ってなかったと思うぞ。
それに比べれば、抗がん剤の類いはとても良く効くと思うんだが・・・
医療が進歩して、病院に行けば治って当然、という思い込みありませんか?
また産婦人科では、母子共に異常なく出産成功して当然という思い込みありませんか?
ほんの30年前までは、10人産めば1人くらいは死産でも仕方ないというのはコモンセンスとしてあったと思います。
Re: (スコア:0)
10人に1人は言い過ぎとしても (スコア:0)
病院に行かない方がずっと事故率が高いのは変わらないと思いますよ。
' 私も「病気は治ってあたりまえ」「出産は母子ともに健康であたりまえ」
' という風潮にはちょっと違和感を感じています。
' 古典文学とか古い映画とか見ていると、出産は「命を賭けた仕事」
' だったようですから。
Re: (スコア:0)
> 古典文学とか古い映画とか
・・・CLANNAD・・・とか・・・
#ACで!
Re: (スコア:0)
まともな医者の言うことを聞かなくなるとか、わらにもすがる家族の心境に悪徳商法がつけ込むすきを与える等の副作用に目をつぶれるほどの効能だとは思えませんけどね。