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レコード業界はNapsterと(合法かどうかはさておき)折り合いを付けることよりも、自分たちの正当性を(合法的に)振りかざすことを選んだことが、Napster崩壊につながったのは間違いない事実だと思いますけどね。そして、そのために割を食ったのは金を払う気が全くないユーザではなく、オンライン販売に対して少額なら払っても良いユーザたちでした。
Napsterは、知ってか知らずか、そういうユーザが存在する可能性を表面化させたわけです。が、音楽業界は新しいニーズにはたいした興味を示さなかったようにと思います。そこで、結果としてiTMSがそう言うユーザを拾うことで成功を収めます。しかし、iTMSの成功というのは、レコード会社にとってはビジネスのイニシアチブをAppleに渡してしまったのと同義に近いでしょう。Napsterの時に素早くそういうニーズに気づいて反応できていれば、Appleにつけ込まれるようなことはなかったはずです。
合法だろうが違法だろうが、音楽業界が時代を読み違えたこと、それによって失ったものが甚大であることは間違いないと思うのですが。もちろん、音楽業界がそれに気づくのは非常に難しく、気づいたとしても方向転換が困難だったのもまた事実でしょう。しかし残念ながら、時代は音楽業界の方向とスピードに合わせて進歩するわけではないのです。ビートルズのストーリーは、一部の人間が時代を読み誤っただけかもしれませんが、このオンライン化の流れを読み損ねた件は、業界全体が舵取りを誤ったという点で一位にふさわしい事件ではないですかね。
って事でこの頃はiTSからAmazonになっちゃった口。
冷静に考えたら一日二日も待てないってのはあんまり無いから。
そのために割を食ったのは金を払う気が全くないユーザではなく、オンライン販売に対して少額なら払っても良いユーザたちでした。 Napsterは、知ってか知らずか、そういうユーザが存在する可能性を表面化させたわけです。
そして、多くの人間が持ち上げるiTMSが運用を開始されてからもう幾年って現状でも、日本ではWinnyで無料で手に入れようって人間が100万人のオーダーで存在する事に依り、無料と安価の絶対的な違いも教えてくれてますし。
なんかレコード業界=悪って定義から逆に判断して書いた様に思えますが。
多くの人間が持ち上げるiTMSが運用を開始されてからもう幾年って現状でも、日本ではWinnyで無料で手に入れようって人間が100万人のオーダーで存在する事に依り、無料と安価の絶対的な違いも教えてくれてますし。
どこに付けていいのか分からないけど、一番下に。
[音楽] 「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年 [hatena.ne.jp]の意見を支持しているのでモロパクリになりますけど、「みんなが聞いているから聞く」という音楽のスパイラルが、「みんなが聞かないから聞かない」というスパイラルになってしまったんだと思います。その一端を担ったのが、この頃の「音楽を聞きたい人間に自由に聞かせない」という方針だったとは思います。他のコメントにもあるように、結果論的なものがあるので、当時の判断としては仕方なかったという点についても同意して、つまり音楽の衰退そのものが仕方ないということなのかもしれません。また、それもあくまで一端で、経済などほかの要素もあるように思います。
音楽の著作権者が、その創作物のコピーを有償で配ることで儲けるという商売は、もう、たぶん、駄目なんでしょう。リンク先にもあるように、ライブやフェスの人気は衰えていないんだから、音楽を聞くという体験を売る方向にシフトするのは正しいように思います。映画も、映画そのものにお金を払うというよりも、観終わった後に一緒に行った人と感想を言い合う時間にお金を払っている部分があると思うので、未曽有の巨大シアターとか、高級な音響システムとか、体験を売る方向にシフトせざるをえないのかもしれません。その他の著作物も、似たようなものかなと感じます。
CDの売り上げ枚数減=音楽業界にとって冬の時代 なんてど素人丸出しです。 音楽業界じゃなくて「CD売り上げという形でしか対価が得られない製作現場」と言い換えれば 意味は通るかもしれないが、その立場の人間が自分の立ち位置を業界として語っちゃダメだろ。
うーん、けど、「Napsterを潰したこと」という文脈はそういうことなんじゃないかなあ? 慢性的な不況っていうのもそういうことだと思うし。音楽売り上げについては全体として上がっているという数字もあるようですが。
#とはいえ10代に音楽はほとんど必要不可欠だと思うので、聞かれなくなることはないと思っているけど。
本ストーリーや各人が語る「音楽業界」っていうのがどのへんを指しているのかよく分からんです。
#そろそろ下火になってきたとはいえかつて日本の「音楽」があった場所に「お笑い」があるように感じます。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
言ってる事が無茶苦茶だ (スコア:1, 興味深い)
当時のNapsterは今のニコ動より酷い真っ黒黒な状況で、完全に敗訴している。 [wikipedia.org]これを訴えるなと言われてもレコード会社としては放置しておく訳にはいかなかっただろう。この結果、Napsterは賠償金を払うのとネットワークを監視して侵害が起きないようにすることを裁判所から命じられ [wikipedia.org]、当時の状態では命令に従うのは不可能(そりゃそうだ、金取ってないんだから)なのでサブスクリプション制に移行しようとする。しかしNapsterの
Re:言ってる事が無茶苦茶だ (スコア:5, すばらしい洞察)
レコード業界はNapsterと(合法かどうかはさておき)折り合いを付けることよりも、自分たちの正当性を(合法的に)振りかざすことを選んだことが、Napster崩壊につながったのは間違いない事実だと思いますけどね。そして、そのために割を食ったのは金を払う気が全くないユーザではなく、オンライン販売に対して少額なら払っても良いユーザたちでした。
Napsterは、知ってか知らずか、そういうユーザが存在する可能性を表面化させたわけです。が、音楽業界は新しいニーズにはたいした興味を示さなかったようにと思います。そこで、結果としてiTMSがそう言うユーザを拾うことで成功を収めます。しかし、iTMSの成功というのは、レコード会社にとってはビジネスのイニシアチブをAppleに渡してしまったのと同義に近いでしょう。Napsterの時に素早くそういうニーズに気づいて反応できていれば、Appleにつけ込まれるようなことはなかったはずです。
合法だろうが違法だろうが、音楽業界が時代を読み違えたこと、それによって失ったものが甚大であることは間違いないと思うのですが。もちろん、音楽業界がそれに気づくのは非常に難しく、気づいたとしても方向転換が困難だったのもまた事実でしょう。しかし残念ながら、時代は音楽業界の方向とスピードに合わせて進歩するわけではないのです。ビートルズのストーリーは、一部の人間が時代を読み誤っただけかもしれませんが、このオンライン化の流れを読み損ねた件は、業界全体が舵取りを誤ったという点で一位にふさわしい事件ではないですかね。
Re:言ってる事が無茶苦茶だ (スコア:1)
あの業界はよほどプラスチックの円盤売る商売に未練があるのでしょう。
本気で音楽を売り広めるつもりがあるのなら、形式なんて二の次だと思うんですけどね。
どっかの歌手が別の歌手から聞いた話ですが、『音楽は過去に向かって進行している』
音楽が生まれたその瞬間の感動を共有したいのだと、その為に人に聞かせるのだと。
演奏したその瞬間の音が生み出す感動を伝えるために、蓄音機が生まれ(少々の違いは目を瞑れ)
レコードが作られ、CDが作られた。
過去にもう何人もが何度も口にして文字にしただろうけど、
『別にプラスチックの円盤がほしいわけじゃない』
ってことだと思うのですよ。本質は。
# 私はどちらかというと覚えてしまうくらいヘビーローテーションで聞くほうなので、必然的にプラスチックの円盤をたくさん買ってるわけですが、
# 形式よりも入手性をなんとかしてほしいですね。
# 「あの曲がほしい」と思った時に、それを入手する手段がないというのは、あの業界の最低最悪の落ち度であると思います。
## 中古ショップ探せよ。どっかにあんだろ。プレミアついてるかもしれんけど。
# 探してるけどね。『もう少しなんとかならんのか』って言ってるの。
## なんともならんからこのタレこみで元記事なんだろ?
Re: (スコア:0)
>音楽が生まれたその瞬間の感動を共有したいのだと、その為に人に聞かせるのだと。
確か、さだまさしが、ポール・サイモンの「たかが音楽、いつでもやめられる」という発言を聞いて、
NYまで真意を問いに行ったときに、ポールが言った言葉 [google.co.jp]ですね。
Re: (スコア:0)
プラスチックの円盤が入ってる紙ケースやライナーノーツの価値は認めてるんだよね
ダウンロード販売はその辺がフォローされないので嫌
ライナーノーツをPDF配布されても興醒めだし
Re: (スコア:0)
って事でこの頃はiTSからAmazonになっちゃった口。
冷静に考えたら一日二日も待てないってのはあんまり無いから。
Re: (スコア:0)
そして、多くの人間が持ち上げるiTMSが運用を開始されてからもう幾年って現状でも、日本ではWinnyで無料で手に入れようって人間が100万人のオーダーで存在する事に依り、無料と安価の絶対的な違いも教えてくれてますし。
なんかレコード業界=悪って定義から逆に判断して書いた様に思えますが。
Re:言ってる事が無茶苦茶だ (スコア:1)
Re: (スコア:0)
今も昔もこれだけは変わらん。
Re:言ってる事が無茶苦茶だ (スコア:1)
どこに付けていいのか分からないけど、一番下に。
[音楽] 「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年 [hatena.ne.jp]の意見を支持しているのでモロパクリになりますけど、「みんなが聞いているから聞く」という音楽のスパイラルが、「みんなが聞かないから聞かない」というスパイラルになってしまったんだと思います。その一端を担ったのが、この頃の「音楽を聞きたい人間に自由に聞かせない」という方針だったとは思います。他のコメントにもあるように、結果論的なものがあるので、当時の判断としては仕方なかったという点についても同意して、つまり音楽の衰退そのものが仕方ないということなのかもしれません。また、それもあくまで一端で、経済などほかの要素もあるように思います。
音楽の著作権者が、その創作物のコピーを有償で配ることで儲けるという商売は、もう、たぶん、駄目なんでしょう。リンク先にもあるように、ライブやフェスの人気は衰えていないんだから、音楽を聞くという体験を売る方向にシフトするのは正しいように思います。映画も、映画そのものにお金を払うというよりも、観終わった後に一緒に行った人と感想を言い合う時間にお金を払っている部分があると思うので、未曽有の巨大シアターとか、高級な音響システムとか、体験を売る方向にシフトせざるをえないのかもしれません。その他の著作物も、似たようなものかなと感じます。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
音楽業界じゃなくて「CD売り上げという形でしか対価が得られない製作現場」と言い換えれば
意味は通るかもしれないが、その立場の人間が自分の立ち位置を業界として語っちゃダメだろ。
Re:言ってる事が無茶苦茶だ (スコア:1)
うーん、けど、「Napsterを潰したこと」という文脈はそういうことなんじゃないかなあ? 慢性的な不況っていうのもそういうことだと思うし。音楽売り上げについては全体として上がっているという数字もあるようですが。
#とはいえ10代に音楽はほとんど必要不可欠だと思うので、聞かれなくなることはないと思っているけど。
本ストーリーや各人が語る「音楽業界」っていうのがどのへんを指しているのかよく分からんです。
#そろそろ下火になってきたとはいえかつて日本の「音楽」があった場所に「お笑い」があるように感じます。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
だから、p2pファイル共有者=乞食だと思ってる。
今も昔もこれだけは変わらん。