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いやしくも科学的に考えるなら、宗教と言うものを考える時に見逃すことはできないことが1つあります。それは、「人類は信仰心に多大な投資をしてきた」と言う明白な事実です。
この事実は明白に次の結論を導きます。すなわち「信仰心を持つことは生き残るのに有利だった」と言うことです。実際、歴史上人類が信仰心と言うものに投資してきた資源は
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
アインシュタインでさえ (スコア:2, 興味深い)
いやしくも科学的に考えるなら、宗教と言うものを考える時に見逃すことはできないことが1つあります。それは、「人類は信仰心に多大な投資をしてきた」と言う明白な事実です。
この事実は明白に次の結論を導きます。すなわち「信仰心を持つことは生き残るのに有利だった」と言うことです。実際、歴史上人類が信仰心と言うものに投資してきた資源は
Re:アインシュタインでさえ (スコア:3, 興味深い)
私は哲学史に関してソフィーの世界 [amazon.co.jp]をざっと読んだ程度の知識しかなく、その範囲での印象ですが。この本を読む限り、紀元前までせっかく順調に哲学が発展してきていたのに、神という概念の発明によって、「神を哲学上どこに位置づければよいのか?」というどうでもいい命題に優秀な方々がハマり、その解決に膨大なリソースが吸い込まれてしまった結果、哲学から科学までの発展がぱたりと停まってしまっていた、と言うように見えました。
Re:アインシュタインでさえ (スコア:1)
刷り込まれているのは間違いないでしょう。
アリやハチの集団がフェロモンで維持されてるように
コミュニティの維持自体が宗教の本意でしょう。
で、本来の目的でない「神様のご機嫌を取る」が主目的に
なってしまうと、コミュニティに取っては宗教が足枷に
なってしまうんではないでしょうか。
-------- tear straight across --------
Re:アインシュタインでさえ (スコア:1)
>刷り込まれているのは間違いないでしょう。
そうだとしても、上手く付き合う方法はあるでしょう。聖職者の方の多くが性欲を押さえ込んで生活してらっしゃるように、私達も生まれ持った信仰心を抑制して生きていけますよ、きっと。
それを、何かしら周りに過剰な迷惑をかつつ、これは生まれ持ったほとばしる信仰心の発露だからしょうがないんだ! と、理由付けしてる人が居たら、まあ、子供じみてるなぁ、自重しろよ、としか見えないでしょう。
>アリやハチの集団がフェロモンで維持されてるように
>コミュニティの維持自体が宗教の本意でしょう。
多分、今更その機能を宗教に求めなくても大丈夫でしょう。 コミュニティの維持方法に関する研究、理解が進んでいなかった時代に、とりあえず成功する維持方法としての宗教が有効だったことは歴史が如実に示していますが。
今やその維持の仕組みもある程度理解できるようになり、資本主義やら、民主主義やら、それに取って代わる方法も開発されつつあります。 その辺の新手法が、本当に宗教に取って代わって成功するかどうかはこれからの歴史ですから、まだ何とも言えませんが。私個人としては、今までの状況からの推測で、かつての宗教が成功した程度には成功するんじゃないかと楽観視しています。