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>とても重要な基礎研究分野の人々の立つ瀬が無くなってしまう んなことはないでしょう。基礎研究の特許はとても儲かる。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ラジオで言ってたけど (スコア:1, 参考になる)
>僕らは会社に入るとき、うむをいわさず「職務時間中の成果は
>会社に帰属する、うんぬん」という契約書にサインさせられる。
>つまり、中村氏の問題は、日本の技術職のすべてにふりかかる
>可能性がある。
ていうのは違ってて、中村氏の場合そういう明示的な契約が存
条件を飲んだら終わり? (スコア:1)
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:0)
普通の条件で任意の契約を結んだのに何を裁判するの?
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:1)
今は、圧倒的に雇用者が強いから、契約自体が労働者に一方的に不利かつ公序良俗 に反していても労働者は受け入れないと仕事が出来ない状況に置かれている事を忘 れてはならないと思うのですが。
# 内容は違うけど、クーリングオフ制度が何故出来たかご存知ですか?
いくら一方的でも、契約内容が滅茶苦茶でもサインしなければ仕事をやらせてもらえない。
そういう不満は、皆さん少なからず抱えていると思いますし、公序良俗に反したり 、(暗黙の)強制に基づく一方的な契約は無効と言う原則を中村氏は確認しようと しているのではないでしょうか?
それを考えると、この判決に付いては、非常に一般常識を逸脱し、公序良俗に反し た判決であり、無効ではないかと批判的に見た方がいいように思うのですが。
企業の論理が全てに優先する訳ではなく、個人の権利がもう少し強化されても良い状況 である現実を直視して欲しい。
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:3, すばらしい洞察)
契約時には不利な条件を受け入れておき、成功しなければその契約の庇護のもとに安穏としたサラリーマン生活をおくり、もし成功したらそんな契約は無効だと主張できるとしたら、それは被雇用者側に一方的に有利すぎじゃありませんかね。
会社は使えるか使えないかわからない人物を抱え込むというリスクの見返りとして、その中の誰かが成功すれば大きな見返りがもらえるという商売をしているわけです。
「成果をあげたのだから対価を払え」という主張は、裏返せば「成果をあげられない奴等に金を払うな」ということにもなるわけで、それが現在の日本の一般常識・公序良俗として広く受け入れられるかは疑問です。
もっと極端に言えば、「金を稼ぎ出したんだからわけろ!」という風潮が高まりすぎると、金を稼ぎ出せない、けれどとても重要な基礎研究分野の人々の立つ瀬が無くなってしまうと思うのですが……
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:2, 興味深い)
>それが現在の日本の一般常識・公序良俗として広く受け入れられるかは疑問です。
でも、日本の企業は「成果をあげられない奴等に金を払うな」という方向に進みつつあるそうです。
今後、景気がよくなっても、ふつうに仕事している人の給料はあがらず、成果をあげている一部の人に儲けの還元が集中するようになる。
#以上、経済評論家森永氏(だっけ? Nステの人)の説の受け売り
>とても重要な基礎研究分野の人々の立つ瀬が無くなってしまう
んなことはないでしょう。基礎研究の特許はとても儲かる。
最近は、世界中の企業が自社の特許の洗い直しをして、ビジネスチャンスを狙っている。その結果がGIFやJPEG特許の問題となって
現実に僕らの生活に関わってきている。
[tomoyu-n]
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:0)
基礎研究が儲かるか否かではなく、お金にならない研究でも大事なものがあるんだよ、ってのが主旨なのでは。
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:0)
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:1)
「大事な」基礎研究ということは、なにか別の応用技術の基礎になるということです。
で、その応用技術が利益を生み出すなら、基礎となった研究も特許をとっていれば、分け前をもらえる。
ただし、基礎研究の場合、利益を出す応用技術が出るまでは、利益が出るかどうかわからない。
それで、企業は「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」で基礎研究の特許をとりまくっている(技術者には年間に取る特許の数のノルマがあったりする)。
逆に「お金にならないけど大事な研究」の例があったら、教えてください。
[tomoyu-n]
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:0)
文学とか
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:1)
>それで、企業は「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」で基礎研究の特許をとりまくっている
だから数を撃たなきゃ当たらないんですよね?
その結果、当たらなかった鉄砲を撃った人間は見殺しにするのかという話では?
うじゃうじゃ
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:1)
この場合、上記の前提として「大きな仕事を与えた上で」という一言が
ついたりはしないんでしょうか?
与えてもいない大きな「仕事(なのか?)」で「成功」した場合も、会社のもんなんだろか?と、
ちょっと考えてしまいました。
ま、そういう場合にも法外(笑)な利益を得たいという気持ちは判ります。
だからあらかじめ、大雑把な(^^;括り方をしてある契約を、結んでおくのでしょうね。
よだん:
技術者からみれば、金が得られるかどうかという点よりも、
そういう会社側の(たとえば契約などに現れる)捉え方のピントの鈍さのほうが、
より強く士気を下げる効果を持つんじゃないか、という気もします。
Re:条件を飲んだら終わり? (スコア:1, すばらしい洞察)
そうやって生きていくしかない、というのが現代社会だと思いますが。
資本家の力が強大なので労働者は保護されねばならないのですか?いつの時代の考え方?
対等に交渉して自分の納得の行く契約条件を勝ち取るのが当然なのだと思っていましたが、
そういうのは21世紀には時代遅れなんですかね?