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私個人的には、メガネが必要な3Dテレビは、居間に置いて家族で楽しむ用途向きではないと考えています。なので、この製品の登場でようやく3Dテレビはスタートラインに立ったといえると思ってます。(居間で使うにはまだちょっとサイズが小さいが)
消費電力が20型で230Wってのはかなりでかいですが、CELLによる計算負荷によるものなのか、画素が多いLCDの暗さによるものなのか…。将来的には減らせる見込みはあるのかな。
スタートラインはスタートラインでも誤った方向へ向いているように思えてならない。現状9視差の映像ソースなんか入力しようがないから、しょぼい映像加工でごまかすんでしょ?決まったパターンからモデルを見繕ってテクスチャ貼っただけの映像でいつまで消費者を騙せると思ってんだろう。
いやあ、誤魔化しだったとしても、そもそも人間の立体視だって所詮は両眼(2視点)からの視覚情報を脳内で情報処理した結果にすぎませんよ。それを言い出したら映画も、「あんなのは24コマ/秒で、時間的に連続していない単なる誤魔化し動画。動いているように見えるのは錯覚」と言えなくもない。
重要なのは、多視点画像が擬似的かどうかではなく、それっぽく見えるレベルに達しているかどうかなのです。
>そもそも人間の立体視だって所詮は両眼(2視点)からの視覚情報を脳内で情報処理した結果にすぎません
人間の視界の場合は、単純な固定2視点ではなく、視点が浮動的でありその焦点を合わせる場所もピントを合わせる距離も変動します。そして、それらの情報が総合的に処理されて「立体感」を生成しています。
そういう意味で「3D映像」は人間の視界の再現にはまだまだ遠いといえるでしょう。
#そもそも実際には3D映像ですらなく単なる立体視映像でしかないものがほとんどですけどね。
それっぽく見える=下から覗けばパンツが見える
という定義の私には、まだまだ必要ない物のようです。
覗けそうで覗けないのが至高なのです。エロイ人にはそれがわからんのです。
覗けそうですらない3Dテレビは、私にも必要ない物のようです。
>「あんなのは24コマ/秒で、時間的に連続していない単なる誤魔化し動画。動いているように見えるのは錯覚」と言えなくもない。
2Dだろうが3Dだろうが、突き詰めると、映像ってそういうもんだから。秒あたりの表示枚数にしても、一枚の絵の階層にしても、リアルの視覚からすれば、錯覚を利用したフェイクにすぎない。それを如何に奇麗に見せるか?リアルっぽく見せるが映像技術だからね。
そして、結構、視覚って嘘をつくので、そういった嘘まで作り込めるとすごいとは思うのだけどね。
試作品の展示は記事で聞き及んでいましたが、本当に市販されるとは…。 レンチキュラレンズによる多視点画像のためのRGB縦配列・9視点用のサブピクセル・LCDのピッチとレンチキュラレンズのピッチを微妙にずらすことで(?)画面中央と両端部でずらした光軸。なんという、「ぼくのかんがえたさいきょうの3Dモニタ」。
> 現状9視差の映像ソースなんか入力しようがないから、しょぼい映像加工でごまかすんでしょ?> 決まったパターンからモデルを見繕ってテクスチャ貼っただけの映像でいつまで消費者を騙せると思ってんだろう。
東芝のこれは、開発陣が経営陣を騙したのだと思います。 きっと、立体表示に執念を燃やす集団が、昨今の3Dブーム(を起こそうとする動き)に乗じて開発と商品化を承認させたんですよ。当然、開発室には直接9視点映像を生成し表示できるシステムがあって、それでティーポット等を眺めたりして楽しんでいるに違いありません。(笑)
パソコン(等)に繋いで直接9視点の映像を表示できないのが惜しすぎます。でも、世間の3Dブーム(を起こそうとする動き)は、なぜか、パソコンの方にはほとんど吹いてこないので、仕方なく「テレビ」にしたのではないかと邪推します。
#それなりのお値段だけど、それに込められたモノからすると恐るべき安さだとは思います。
これはおそらく誰も買わないだろうから、技術陣もこんなもの開発したくはなかっただろうと想像。どちらかというとマーケティング部門が経営陣を騙して、経営陣が開発陣を騙したのではないか。マーケティング部門の自己満足にしか見えない。そうでなければ、ただのテクノロジーデモで、端っから売る気がないように見える。
あたり# 絶対AC
>> 東芝のこれは、開発陣が経営陣を騙したのだと思います。
いや,騙したとかじゃなくて,実は東芝って昔から「世界初」が大好きで,かなり無理があるアレゲ製品を世界に先駆けて発売しては後発のメーカの後塵を拝する会社だから,今回の製品もあまり違和感無いんだけど.(世界初の例:有名所はワープロ.意外と知られてないところだと民生向けカーナビとかCMOSイメージセンサのデジカメとか.)10年以上前に当時にしては大きな液晶を持たせたPDA的機能搭載のPHSを出したり,東芝といえば先進的なものを先駆けて発売して失敗するメーカですよ.
#そういう意味ではSEDで東芝を巻き込もうとしたキヤノンの選択は正しかった.;-)
> いや,騙したとかじゃなくて,実は東芝って昔から「世界初」が大好きで,かなり無理があるアレゲ製品を世界に先駆けて発売しては後発のメーカの後塵を拝する会社だから,今回の製品もあまり違和感無いんだけど.
そう言われてみると、確かに、堅実っぽい(私的な)印象に反して、結構アレゲなメーカーですね。納得。
そういや、少し前には2画面ダイナブック [dynabook.com]なんてキワモノも出してました。 そもそも、初代ダイナブックJ-3100SSが先進的で、直後にPC-9801Nにおいしいところをさらわれていますし。#いや、エプソンのPC-286NOTE executiveが先でより先進的では?とも思いますが、あれは先進的すぎでした。
>そういや、少し前には2画面ダイナブック [dynabook.com]なんてモノも出してましたし。
訂正。ダイナブックではなく、Librettoの名を冠していました。 Librettoか…。あれも先進的でした。あれはあれで立派に一時代を築きましたが。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
この製品が売れるかどうかは不明ではありますが (スコア:2)
私個人的には、メガネが必要な3Dテレビは、居間に置いて家族で楽しむ用途向きではないと考えています。なので、この製品の登場でようやく3Dテレビはスタートラインに立ったといえると思ってます。(居間で使うにはまだちょっとサイズが小さいが)
消費電力が20型で230Wってのはかなりでかいですが、CELLによる計算負荷によるものなのか、画素が多いLCDの暗さによるものなのか…。将来的には減らせる見込みはあるのかな。
Re:この製品が売れるかどうかは不明ではありますが (スコア:0)
スタートラインはスタートラインでも誤った方向へ向いているように思えてならない。
現状9視差の映像ソースなんか入力しようがないから、しょぼい映像加工でごまかすんでしょ?
決まったパターンからモデルを見繕ってテクスチャ貼っただけの映像でいつまで消費者を騙せると思ってんだろう。
Re:この製品が売れるかどうかは不明ではありますが (スコア:3, すばらしい洞察)
いやあ、誤魔化しだったとしても、そもそも人間の立体視だって所詮は両眼(2視点)からの視覚情報を脳内で情報処理した結果にすぎませんよ。それを言い出したら映画も、「あんなのは24コマ/秒で、時間的に連続していない単なる誤魔化し動画。動いているように見えるのは錯覚」と言えなくもない。
重要なのは、多視点画像が擬似的かどうかではなく、それっぽく見えるレベルに達しているかどうかなのです。
Re:この製品が売れるかどうかは不明ではありますが (スコア:2, 参考になる)
>そもそも人間の立体視だって所詮は両眼(2視点)からの視覚情報を脳内で情報処理した結果にすぎません
人間の視界の場合は、単純な固定2視点ではなく、
視点が浮動的でありその焦点を合わせる場所もピントを合わせる距離も変動します。
そして、それらの情報が総合的に処理されて「立体感」を生成しています。
そういう意味で「3D映像」は人間の視界の再現にはまだまだ遠いといえるでしょう。
#そもそも実際には3D映像ですらなく単なる立体視映像でしかないものがほとんどですけどね。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:この製品が売れるかどうかは不明ではありますが (スコア:1, おもしろおかしい)
それっぽく見える=下から覗けばパンツが見える
という定義の私には、まだまだ必要ない物のようです。
Re: (スコア:0)
覗けそうで覗けないのが至高なのです。
エロイ人にはそれがわからんのです。
覗けそうですらない3Dテレビは、私にも必要ない物のようです。
Re:この製品が売れるかどうかは不明ではありますが (スコア:1)
>「あんなのは24コマ/秒で、時間的に連続していない単なる誤魔化し動画。動いているように見えるのは錯覚」と言えなくもない。
2Dだろうが3Dだろうが、突き詰めると、映像ってそういうもんだから。
秒あたりの表示枚数にしても、一枚の絵の階層にしても、リアルの視覚から
すれば、錯覚を利用したフェイクにすぎない。
それを如何に奇麗に見せるか?リアルっぽく見せるが映像技術だからね。
そして、結構、視覚って嘘をつくので、そういった嘘まで作り込めると
すごいとは思うのだけどね。
こ…これは…趣味の世界だねぇ (スコア:2, 興味深い)
試作品の展示は記事で聞き及んでいましたが、本当に市販されるとは…。
レンチキュラレンズによる多視点画像のためのRGB縦配列・9視点用のサブピクセル・LCDのピッチとレンチキュラレンズのピッチを微妙にずらすことで(?)画面中央と両端部でずらした光軸。なんという、「ぼくのかんがえたさいきょうの3Dモニタ」。
> 現状9視差の映像ソースなんか入力しようがないから、しょぼい映像加工でごまかすんでしょ?
> 決まったパターンからモデルを見繕ってテクスチャ貼っただけの映像でいつまで消費者を騙せると思ってんだろう。
東芝のこれは、開発陣が経営陣を騙したのだと思います。
きっと、立体表示に執念を燃やす集団が、昨今の3Dブーム(を起こそうとする動き)に乗じて開発と商品化を承認させたんですよ。当然、開発室には直接9視点映像を生成し表示できるシステムがあって、それでティーポット等を眺めたりして楽しんでいるに違いありません。(笑)
パソコン(等)に繋いで直接9視点の映像を表示できないのが惜しすぎます。でも、世間の3Dブーム(を起こそうとする動き)は、なぜか、パソコンの方にはほとんど吹いてこないので、仕方なく「テレビ」にしたのではないかと邪推します。
#それなりのお値段だけど、それに込められたモノからすると恐るべき安さだとは思います。
Re:こ…これは…趣味の世界だねぇ (スコア:2, すばらしい洞察)
これはおそらく誰も買わないだろうから、技術陣もこんなもの開発したくはなかっただろうと想像。
どちらかというとマーケティング部門が経営陣を騙して、経営陣が開発陣を騙したのではないか。
マーケティング部門の自己満足にしか見えない。そうでなければ、ただのテクノロジーデモで、
端っから売る気がないように見える。
Re: (スコア:0)
あたり
# 絶対AC
Re:こ…これは…趣味の世界だねぇ (スコア:1, 興味深い)
>> 東芝のこれは、開発陣が経営陣を騙したのだと思います。
いや,騙したとかじゃなくて,実は東芝って昔から「世界初」が大好きで,かなり無理があるアレゲ製品を世界に先駆けて発売
しては後発のメーカの後塵を拝する会社だから,今回の製品もあまり違和感無いんだけど.(世界初の例:有名所はワープロ.意外と知られてないところだと民生向けカーナビとかCMOSイメージセンサのデジカメとか.)10年以上前に当時にしては大きな液晶を持たせたPDA的機能搭載のPHSを出したり,東芝といえば先進的なものを先駆けて発売して失敗するメーカですよ.#そういう意味ではSEDで東芝を巻き込もうとしたキヤノンの選択は正しかった.;-)
Re:こ…これは…趣味の世界だねぇ (スコア:1)
> いや,騙したとかじゃなくて,実は東芝って昔から「世界初」が大好きで,かなり無理があるアレゲ製品を世界に先駆けて発売
しては後発のメーカの後塵を拝する会社だから,今回の製品もあまり違和感無いんだけど.そう言われてみると、確かに、堅実っぽい(私的な)印象に反して、結構アレゲなメーカーですね。納得。
そういや、少し前には2画面ダイナブック [dynabook.com]なんて
キワモノも出してました。そもそも、初代ダイナブックJ-3100SSが先進的で、直後にPC-9801Nにおいしいところをさらわれていますし。
#いや、エプソンのPC-286NOTE executiveが先でより先進的では?とも思いますが、あれは先進的すぎでした。
Re:こ…これは…趣味の世界だねぇ (スコア:1)
>そういや、少し前には2画面ダイナブック [dynabook.com]なんてモノも出してましたし。
訂正。ダイナブックではなく、Librettoの名を冠していました。
Librettoか…。あれも先進的でした。あれはあれで立派に一時代を築きましたが。