芝野氏は元々の包摂という考え方の導入からして、83 JIS の失敗を修正する方向 (X-0213(2000) の考え方にはわたしは与しませんが) で推進してきたと思っています。X-0213(2004) は 83 JIS の時の間違い (とはっきり言いましょう) を繰り返すことを肯んじた点で全然異質。X-0213(2000) と X-0213(2004) は同様には論じ得ない、と思っていますが、如何。
#南堂論を素直に読んだときの感想は、最初の日記に期したとおりです。不思議な^H^H^H^H呆れるのは、2000 JIS のときと、2004 JIS の時でこの通り全然違う結論を出すような人選の方。率直に言って、学説に沿ってコード体系を弄っていい、って評論家レベルの人をこういう検討に参画させた担当の方が非難されるべきでしょう。
この南堂久史とかいう人は、JIS X 0213:2004の委員会に参加してないどころか、委員会議事録 [jsa.or.jp]すら読んでないようですね。どうしてこんな人がJIS X 0213:2004に関して「当事者ヅラ」するのか、私としては理解に苦しみます。
あと、JIS X 0213は例示字体を変えましたけど、JIS X 0208は例示字体を変更してません。つまり、JIS X 0213では「2点しんにょうの辻」が例示されてるコードポイントに対して、JIS X 0208では「1点しんにょうの辻」が例示されている。つまり、あるコードポイントに「1点しんにょうの辻」と「2点しんにょうの辻」が包摂されてるってのを、JIS X 0208とJIS X 0213の両方で表してるわけです。JIS X 0208について全然触れようともしない「南堂論」に騙されちゃいけません。
笑止千万 (スコア:1)
包摂が気に入らない。文字はあるがままの姿で表現されるべきだという意見の持ち主なのかもしれない。 それならば、他の文字コードが既にある。超漢字なりなんなりを利用すればいいだけだ。JISで制定されるものがこれでは気に入らないのだろうか?それならば、それなりの意見を正しいルートで出すべきだろう。
出だしからして、自分が発案者としての責任を負おうとしている
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JIS X 0213:2004改正委員会の委員長 (スコア:1)
>芝野耕司氏である。
2004年改正の時の委員長は樺島忠夫さんですけど? よければ委員会議事録 [jsa.or.jp]もどうぞ。
Re:JIS X 0213:2004改正委員会の委員長 (スコア:1)
でも、全体の流れは変わりません。
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Re:JIS X 0213:2004改正委員会の委員長 (スコア:1)
#南堂論を素直に読んだときの感想は、最初の日記に期したとおりです。不思議な^H^H^H^H呆れるのは、2000 JIS のときと、2004 JIS の時でこの通り全然違う結論を出すような人選の方。率直に言って、学説に沿ってコード体系を弄っていい、って評論家レベルの人をこういう検討に参画させた担当の方が非難されるべきでしょう。
Re:JIS X 0213:2004改正委員会の委員長 (スコア:1)
あと、JIS X 0213は例示字体を変えましたけど、JIS X 0208は例示字体を変更してません。つまり、JIS X 0213では「2点しんにょうの辻」が例示されてるコードポイントに対して、JIS X 0208では「1点しんにょうの辻」が例示されている。つまり、あるコードポイントに「1点しんにょうの辻」と「2点しんにょうの辻」が包摂されてるってのを、JIS X 0208とJIS X 0213の両方で表してるわけです。JIS X 0208について全然触れようともしない「南堂論」に騙されちゃいけません。
Re:JIS X 0213:2004改正委員会の委員長 (スコア:1)
「:2000」の時に法務省通達まで集まらず→
(その影響がツチヨシとサムライヨシの包摂に)
戸籍事務がJISの焦点からブラックアウト→
「:2004」で包摂論の毒が回った
ように見えます。「:2000」でも戸籍事務以外の部分ではぼこぼこ包摂してますから。言われるほど「全然違う結論」ではない、と思います。
あと、シフトJISのFDxx/FExx発動という手段があったので、「:2000」→「:2004」でコードの余裕がなかった、ということはないです。