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LINPACKベンチマークはノード間伝送能力が比較的貧弱でも ベンチマークの数値が悪化しないように うまくマスクする方法があるそうで、比較的マスクの難しい AFES(大気大循環シミュレーションプログラム)等と比べた場合、 地球シミュレータの実力を示すベンチマークとしてはLINPACKは やや物足りないそうである。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
趣味の世界だな (スコア:1)
本当に趣味の世界ですね。
趣味 CLUSTER 構築....。
Re:趣味の世界だな (スコア:2, 興味深い)
クラスターを組むとき、理論性能と実ピーク性能の比を決めるのは
通信部分、ということを無視した議論が多いのはなんででしょうね?
例えば通信にTCP/IPをつかった時点で、1000baseだろうが、もっと
早いのだろうが、通信の遅れが致命的に効いてきて、
さらにノード数が増えれば増えるほど同期のペナルティが
増えるわけで、地球シミュレーターみたいなネットワーク [www.ne.jp]を
組まないと、バカパラ以外の使い道は出てこないはずなんだが。
最近だと、京都と東京をつないだクラスター計画なんてのも
発表されてるんだけど、用途がいまいちよくわからない・・・
Re:趣味の世界だな (スコア:2, 参考になる)
LINPACKベンチマークが (出典元 [www.ne.jp]はkaityoさんと同じところ)という特性だからではないでしょうか.
演算で隠蔽できないような一対多,多対多通信をガバガバ使うような
ベンチマークが主流になればそういう風潮は必然的に変わると思います.
もっとも,並行(not並列)処理に価値があるような計算をする人や
趣味でクラスタ作ってる人にはそんなことどうでもいいんでしょうけどね.
Re:趣味の世界だな (スコア:1, 参考になる)
> 発表されてるんだけど、用途がいまいちよくわからない・・・
クラスタというとハイパフォーマンスコンピューティングを連想される方が
多いようですが、最近ではディザスタリカバリが注目されてます。
つまり、この例では、東京で大災害があっても
京都でシステムが稼働するので、同じサービスが提供できるわけです。
Oracle9iがunbreakableというキーワードを掲げて
RAC(Real Application Cluster)をリリースしましたが、目的は同じですね。
パフォーマンスもさることながら、冗長性を重視するわけです。
Re:趣味の世界だな (スコア:2, 参考になる)
>> 発表されてるんだけど、用途がいまいちよくわからない・・・
>クラスタというとハイパフォーマンスコンピューティングを連想される方が
>多いようですが、最近ではディザスタリカバリが注目されてます。
さっき見つからなかったけど、いま見つけたので以下に紹介。
京都から東京までをつないだ巨大グリッドコンピューティングプロジェクト、
(NAREGI:National Research GRID Initiative) [naregi.org]
これはグリッドコンピューティングでナノサイエンスを研究しようという
ものなんですが、あんまり常時運転する必要も無いし、
かといって全体のパフォーマンスも稼げなさそうな、
ちょっと意義のわからないプロジェクトです。
や、グリッド上で動作するアプリケーションの作成や、
人材育成、産学官連携研究プロジェクトのモデルケース、といった
意味はあると思いますが、純粋にハイパフォーマンスコンピューティングとして
見ると・・・