アカウント名:
パスワード:
かといって液晶に置き換えるのには問題を感じる人がいるのでしょうけれど, 今や貴重な CRT モニタだからこそ,敢えて代替となりうる性能の CRT を 再生産するなど,しっかりした対応をしてもらいたいものです.
しかしこれを言い出すと,ほとんどの製品は何らかの形で社外の部品を 使っているわけで,あらかじめ今後の必要数量を見積もって確保することを 怠った以上,その責任はついてくるんじゃないでしょうか.
そもそも部品保有期限というのはエンドユーザ向けの製品について科されているので, b2b 取引である部品の調達について部品メーカが生産を止めたとしても それは部品メーカ側の自由であって,エンドユーザ向け製品を作っている側は あらかじめ必要数量を見積もって確保しておくべきです.被害者というのは ちょっと納得出来ないですね.
液晶について指摘されているとおり,これも作れるメーカは限られているわけですが, 各PCメーカはノートPCのために高価なパネルをストックしています. 将来は同じような仕様のパネルが遙かに安くなることが分かっているのに, そのまま入れ替えて使えるようなものではないため(再設計のコストも かかりますから)ストックしているわけです.
他にも CPU やメモリ等の半導体製品はもっとあっさりと生産中止に なりますが,これもメインを張っていた時期に高い値段で調達するわけです.
部品を調達するメーカを限定すると自ずと限界はあると思いますが, CRT モニタそのものは完全に絶滅したわけではないのだから, 代替手段の提供は不可能ではないはず.例えば三菱等から ダイヤモンドトロン管を購入するということも不可能ではないはずです.
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
BOSE の対応は無償交換 (スコア:1)
現行商品に無償交換するサービスを始めています.
ニュース記事 [impress.co.jp]
かといって液晶に置き換えるのには問題を感じる人がいるのでしょうけれど,
今や貴重な CRT モニタだからこそ,敢えて代替となりうる性能の CRT を
再生産するなど,しっかりした対応をしてもらいたいものです.
Re:BOSE の対応は無償交換 (スコア:1)
生産していませんから。
回路やキャビネットは自社製でもCRTだけはソニーや三菱から調達するしか
なかったわけで。(考えてみれば液晶も似たようなもんだよね)
で、今回は調達元のソニーから「もう、うちはPC向けのCRTはやめました。
既生産分の在庫もありません」ってことでの異例の発表なんじゃないかと。
それはあなたが言うような「代替となりうる性能のCRTを再生産をする」以前の
問題じゃないの?
もし高性能CRTの再生産を要求するなら相手はナナオじゃなくてソニーでしょ。
ナナオには自社のブランドイメージに見合うCRTを自前で作れるノウハウはないし。
補修部品管理の読みが甘かったとはいえ、今回はナナオもある意味被害者です。
放送局用のニーズはまだあるだろうから、ナナオとソニーの合弁で業務用CRTの
専門メーカーを立ち上げるってことは出来たのかもしれないけど。
ところで、ある意味ナナオ以上にプレミアムなブランドであるBARCOはCRTの
調達や補修部品の確保とか、どうしてるんだろう?
-- All is need your love.
Re:BOSE の対応は無償交換 (スコア:1)
もちろんチューブそのものを自社で作れという意味ではありませんし,
従来から一貫してそれを外部から調達していたというのはよく分かっています.
しかしこれを言い出すと,ほとんどの製品は何らかの形で社外の部品を
使っているわけで,あらかじめ今後の必要数量を見積もって確保することを
怠った以上,その責任はついてくるんじゃないでしょうか.
そもそも部品保有期限というのはエンドユーザ向けの製品について科されているので,
b2b 取引である部品の調達について部品メーカが生産を止めたとしても
それは部品メーカ側の自由であって,エンドユーザ向け製品を作っている側は
あらかじめ必要数量を見積もって確保しておくべきです.被害者というのは
ちょっと納得出来ないですね.
液晶について指摘されているとおり,これも作れるメーカは限られているわけですが,
各PCメーカはノートPCのために高価なパネルをストックしています.
将来は同じような仕様のパネルが遙かに安くなることが分かっているのに,
そのまま入れ替えて使えるようなものではないため(再設計のコストも
かかりますから)ストックしているわけです.
他にも CPU やメモリ等の半導体製品はもっとあっさりと生産中止に
なりますが,これもメインを張っていた時期に高い値段で調達するわけです.
部品を調達するメーカを限定すると自ずと限界はあると思いますが,
CRT モニタそのものは完全に絶滅したわけではないのだから,
代替手段の提供は不可能ではないはず.例えば三菱等から
ダイヤモンドトロン管を購入するということも不可能ではないはずです.
Re:BOSE の対応は無償交換 (スコア:1)
私も書きましたし。
私の勤務先も製造業ですが、補修部品の必要数量の見積もりは難しいですよ。
それこそ保管してるだけで劣化する部品はありますし、余剰な部品を持って
いるだけで課税されたりとかしますから。
まあ、CRTは心臓部だからコストを優先的に振り分けるべきだという考えも
あるでしょうけど。
でも、FDトリニトロン管とダイヤモンドトロン管でも画像特性は違いますよね。
ユーザー側のキャリブレーションで吸収できるものか、それともナナオが
技術者を派遣して調整しなきゃならない性質なのかで変わってくるでしょうし。
ナナオのディスプレイ装置には画面の一部分だけ輝度を変えたりとかいった、
結構凝った機能がありますし。
三菱電機のサイトではまだCRTディスプレイ装置がカタログモデルとして
載っているようですが、グラフィック向けモデルはもう液晶のみになってます。
自社製品はあっても、CRTだけを部品として売ってくれるんでしょうかねえ?
正直、三菱もそろそろ外販はやめたがってるんじゃないかなあ。あくまで推測ですが。
今回の事態は、業務用が液晶にシフトする過程で起きてしまっただけに
複雑な思いです。
まだCRTじゃないとダメだという人も少なからずいるでしょうから、
ナナオには誠実な対応を期待しています。
-- All is need your love.
Re:BOSE の対応は無償交換 (スコア:1)
> 専門メーカーを立ち上げるってことは出来たのかもしれないけど。
Sonyの業務用ビデオモニター [www.sony.jp]は今や液晶が主流というか
ブラウン管はもう消えちゃってます
(「CRTモニターラインアップ」なんてリンクがありますが、そこにあるのは全て生産完了品…」)
放送局で働く知人によると、放送でも、今はもう液晶が主流だそうです。
数並べる必要があるので、奥行きがなくて体積が少ないのはすごくありがたいとか
それでも、液晶でフルHDのモニターは高いから、
Apple 23" Cinema Display とコンバータを組み合わせるのが
ビンボな部署では流行ってるとか…