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それとも、言いがかり?
太陽系の惑星とは、「太陽の周りを回り」「じゅうぶん大きな質量を持つために自己重力が固体としての力よりも勝る結果、重力平衡形状
>海王星は同じ軌道上に冥王星とカロンが残っているコレは若干難しい気がしますが、まず軌道傾斜角及び離心率がかなり異なります。同一軌道とは言えないのでセーフかな…。と思うのですが(^^;
科学的定義といいますが、IAUでこれだけもめること一つとっても、科学的に重要な意義がある明快な定義ではないような印象をうけるんですが。そんな惑星科学者の自己満足に過ぎないような定義なら、社会に迷惑かけるような変更はやめとけよ、と思うわけです。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
なんで? (スコア:1, 興味深い)
それとも、言いがかり?
Re:なんで? (スコア:3, 参考になる)
Alan Sternさんの異議 [bbc.co.uk]をざっと読んでみたのですが、“冥王星が海王星と一部軌道を共有することから惑星ではなくdwarf planet ”とされたことに対して、“木星、火星、地球も公転軌道上の asteroid を一掃できていない”と主張しています。これは、おそらく惑星の定義の
Foot to the Home
変なもの部 [slashdot.jp]
まだよくわからないのですが、 (スコア:1, 興味深い)
地球の軌道上には1万ほどの地球近傍小惑星群が存在し、
木星はその軌道上に10万ほどのトロージャン小惑星群を伴っており、
海王星は同じ軌道上に冥王星とカロンが残っている
ならば、これらの天体は、あげあしとりではなくて本当に惑星でないことになってしまわないんですか?
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:5, 参考になる)
これらの軌道は、たまたま地球近傍に居るに過ぎません。
太陽系年齢的スケール(50億年)でみたら、一瞬のうちに別軌道にはじき飛ばされます。
はじき飛ばされる原因は、地球に接近した時に飛ばされる、木星その他惑星の潮汐力による摂動により軌道が不安定化して飛ばされる(小天体の軌道は本質的にカオスらしいので、必ず不安定化して飛ばされるらしい)などがあります。
>木星はその軌道上に10万ほどのトロージャン小惑星群を伴っており、
トロージャン小惑星群は、木星の重力のおかげで安定した軌道に乗っています。
つまり、木星が存在しなければその軌道を維持できません。
こういった意味では、木星に付随する小天体と言えます。
また、トロージャン小惑星群も、太陽系年齢的に見れば本質的に不安定であり、いずれ軌道を維持できず飛ばされます。
※上記2件に関しては、小惑星規模の天体は矮惑星ですら無いので無視してかまわない、という考えもアリと思います。
>海王星は同じ軌道上に冥王星とカロンが残っている
コレは若干難しい気がしますが、まず軌道傾斜角及び離心率がかなり異なります。
同一軌道とは言えないのでセーフかな…。と思うのですが(^^;
ただ、EKBOの分布を見ると、海王星の内側にはほとんど存在せず、海王星の外側から分布していますよね。
コレをもって、他の天体を排除した証拠とすることはできると思います。
また、惑星の質量に比較して十分に小さな天体は無視して良いと考えれば、海王星の7,938分の1 しか無い冥王星は、無視できるということにもなります。
つまり、結論としては、圧倒的質量差や天文学的常識を勘案せずに定義の文言だけあげつらって批判する態度は科学的とは言えず、「揚げ足取り」と言われても当然じゃないか、ということです。
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:2, すばらしい洞察)
冥王星がアウトになった理由はこの定義じゃなかったですか?
同じ軌道でないとすると、冥王星もセーフになりませんか?
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:0)
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:0)
冥王星族(今回の総会で否決されたPlutonian objectsとは異なる)と呼ばれる類似の共鳴関係を持つ天体は冥王星以外にも多数あるようです。
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:0)
定義には共鳴がどうとかトロヤ群はOKとか一言も書いてないし。もめるのも当然な感じ。
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:0)
#「ごねる」とするのが正しいんじゃない?
そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
そんな細かいどうでもいいような「科学的」定義より、社会に受け入れられている名前を尊重して欲しかったと思います。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:2, すばらしい洞察)
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変なもの部 [slashdot.jp]
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0, 余計なもの)
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
「アメリカがごり押しで増やそうとしているのが気に喰わないから、逆に減らしてやれ」って
感じが拭えないあたりがあって、どうにも科学的ってラベルと合わないのが嫌かなぁ。
あえて言えば科学的というより政治的な定義の匂いですね。
今回決めた惑星の定義について、その定義の科学的有用性を私がよく判って
いないだけなのかもしれませんが。
# まさかないってことは無いと思いますが。
科学のために定義をしようとしているというのは誤解 (スコア:0)
科学の上では惑星の定義などどうでもいい。惑星の「科学的定義」など今まではなかったし、それで何の問題もなかった。ただ慣習的に9天体を惑星と呼んできただけ。冥王星は惑星じゃないという者もいたけれども、そして多くはそうだねえと思ったけれど、プロの科学者が論文に書くような話ではなくて、せいぜいカクテルパーティでのネタだった。
2003UB313が見つかって、「第10惑星か」ということで一般社会でも話題になったので、一般社会のために惑星の定義をしなければならなくなったんだよ。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:1, 参考になる)
私は冥王星が惑星を名乗ってたこと自体に違和感をずっと抱き続けてたので、むしろすっきりしました。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
それはともかく、「太陽系には9つの惑星があり…」って文章があれば「8つ」に変わるだけだし、惑星名の列記があればそこから冥王星が抜けるだけだし。
よく見かける図として、太陽と水星から冥王星まで並べた図があるけど、これなんてタイトルを「惑星など」ってすれば冥王星を消す必要もない。かえって火星と木星の間に小惑星群を描き足せて便利だ。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:2, すばらしい洞察)
そうかなあ。
「これからも冥王星級の星はよーけ見つかるよ。これらを一々加えるかどうか議論するの手間だから、別枠扱いにした方が良くね?」
だと思うぞ。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:1)
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変なもの部 [slashdot.jp]
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:1)
じゃ、教科書の内容を書き換えるような大発見があったとしても無かったことにしなくちゃいけないんだ。
つうか、本当に社会的に迷惑をかけてんの?
冥王星が消えて無くなるわけじゃなし。
惑星という定義から外れるだけでしょ?
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
仮定の入った文章というのは理解できないんですか?
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
教科書の書き換えが大変? 教科書に学会での定説と異なることを書いてあることはままありますよ。というか教科書って改訂しないんでしょうか。そんな態度で書かれた教科書なんぞ使いたくないですが。
別に普段は冥王星のことなんかなーんにも考えてない人が、突如降って湧いたセンセーショナルなニュースに飛びついて、したり顔で文句言ってるんでしょ(あなたのことですよ)。それも自由と言えば自由ですけど、はっきりいって間抜けです。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:0)
まあそれが理想だが、今回はそうでもないだろ。ナイーブ過ぎ。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:1, おもしろおかしい)
つまり、土星までしか惑星と認めないということですね。
Re:そういうことをいえばいうほど、 (スコア:1)
Re:まだよくわからないのですが、 (スコア:0)