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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
86時間 (スコア:4, 興味深い)
一月あたり残業が86時間ってことは週六で一日ほぼ三時間半の残業。
八時間プラスで大体一日11時間労働と出るわけだが
十把一絡げの中小企業で、同等の労働時間でなく定時帰宅で
きちんと回ってる会社って今どれだけあるのかね?
リストラ景気だかなんだか知らないが
好景気なんて中小企業(地方ならなおさら)にはまるで実感できない。
労働法の改正だか改悪だかでタテマエ上の労働条件は厳しくチェックされているが
実際それをキチンと守っていては仕事が終わらないのが自明だから
残業手当も労災もねだれたもんじゃない。
逆に安く使っていたバイト他の縛りが強
Re:86時間 (スコア:5, 興味深い)
いつも社長が「金がない、納期急げ、品質落とすな」と煽っていて、全社朝の八時の掃除にはじまり昼飯入れて中休み一時間ちょっとでの夜の十時すぎの残業終了や土曜出勤は当り前・設計チームにいたっては土日もノー残業デーも関係無しに何時間やっていたんだか記録を見直したら恐ろしくなる程働いていたけど残業代は60時間ポッキリしかでない。(生産チームなどはもっと残業カットされる時間数が短い)、
しかも殆どの社員(それも大学新卒!)を一年で契約更新しないで首切って
Re:86時間 (スコア:0)
この業界。
Re:86時間 (スコア:2, 参考になる)
実際、「朝から始発前までが普通」と考えてしまってる時点で仕事先が何を求めているのか一度考え直す必要があると思います。
そのような、事実上生きる時間の全てを職場に拘束されなければならないと言う状況自体普通では無いことに気がつく必要があると思いますよ。
働いて金を稼ぐということと生きるということの本末が転倒している現場は確かに多いですね。
現在の「8時間労働」と言う制度自体が降って湧いたものでは無く、自分達の健康を守り、文化的な生活が出来るようにするためにそういう職場を作るべく働く側が雇用者とやりあった末に勝ち取った権利であるという歴史的経緯を思い出す必要があると思うのですが。
実際、私の元書き込みでも触れていますが、
経営者:「沢山働いてもらわないと会社が潰れる」
労働者:真に受けて(8時間労働では到底無理な)ノルマをこなす
経営者:小人数で多くの金が会社に入る
結果:
・経営者→会社に金が沢山入って(゚д゚)ウマー
・労働者側→少人数で能力以上の仕事をやらされて倒れる
その上、経営者は少人数で受注した仕事が回る訳だから人を増やす必要性を感じなくなる→雇用の需要をとことん減らし、雇用条件も悪く出来てしまう
まぁ、現在のソフト業界や電機業界ってのはこんな感じのスパイラルにはまっているのだと思います。
# そのほかの業界でも五十歩百歩ですが
で、どうすれば良いかといえば仕事が出来ていなくても組織的に定時で上がるとか、解雇や懲戒を受けたら労働組合でも作って(個人加盟の労働組合はそういうときに力になります。http://www.t-union.or.jp/ [t-union.or.jp]など参照)対抗するとか、そうやって経営者や親請けと現場が互角に渡り合うようにするしかないのではないかな。と思いますよ。
まずは、「仕事やてもらわないと会社が潰れる」と言う類の経営者の文句に対して無理を聞きすぎない事、もう一つは「かわりはいくらでもいるんだぞ」と言う、ある種の脅しめいた形で無理を通すのは間違ったことだと粘り強く示しつづけること。
どうしようもない現場や会社をどうにかするにはそうやっていくしかないんだな。と(件の会社以降の仕事も含めて)経験上思っていますが。
Re:86時間 (スコア:1, 興味深い)
のですか? 少なくとも日本では、欧米の奴隷工とかが資本家から勝ち取ったものを「天から」与えられたような気がするのですが。だからこそ自覚がないんじゃないかと。民主主義にしてもそうですが。