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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
笑いどころ? (スコア:5, おもしろおかしい)
> ジェイコムショック、 ライブドアショック
結局の処、楽な既存業者に流れた、と (スコア:1, 興味深い)
業者を変えれば
> ジェイコムショック、 ライブドアショック
のような問題が無くなるかというと、それは賭けですし。
ただ、懲りずにまた同じベンダーに発注、ということは
「悪かったのはベンダーではなく発注側だった」
と白状したような印象を受けますね。
Re:結局の処、楽な既存業者に流れた、と (スコア:4, 興味深い)
> 「悪かったのはベンダーではなく発注側だった」
> と白状したような印象を受けますね。
実際、ジェイコムの件は東証の仕様に問題があったと思います。上場初日の非常に例外的なケースの処理に考慮漏れがありました。
ライブドアの件(一日約定数400万件)は10年前から使い続けていた日立製メインフレーム上の清算システム(売買システムではありません)の制限だったので、富士通が悪いということはないでしょう。どこが悪かったかというと、400万件で十分という判断を下した東証でしょう。
富士通が東証で起こしたトラブルというと、2005年11月1日のシステム障害ですね。
Re:結局の処、楽な既存業者に流れた、と (スコア:0)
コンサルの役割じゃないのか?
富士通側のコンサルが突っ込みいれて、"いらない”っていわれたなら東証だけのせいだが。
一日約定数400万件も、保守契約入ってたんだろうから、一日の件数が危なくなった時点で顧客(東証)に申し入れすべき。
Re:結局の処、楽な既存業者に流れた、と (スコア:1, 興味深い)
証券取引所のシステム部門が他者にコンサルするというなら理解できますが、コンサルを頼んでどうするんですか。
売買システムは東証のシステムの重要な部分ですが、すべてではありません。東証のシステムって、一ベンダーが全ての面倒を見るような単純なものじゃないです。開発は、富士通だけでなく日立など、システムごとに選定された複数のベンダーがやってます。そうやって複数のベンダーが作ったシステムが連携して全体として東証のシステムが動いているわけです。
そういう状況で、ベンダーと「一緒に仕様を決め」ることを期待するようでは、まともに動くシステムはできません。仕様を決めるのは東証の責任です。ベンダーが運良く仕様の考慮漏れに気づくことがあれば連絡はするでしょうが、考慮漏れをゼロにすることはベンダーの義務ではありません。実際、東証のシステム部門が見落とした例外的条件にベンダーが気づくことは期待できない。
> 一日約定数400万件も、保守契約入ってたんだろうから、一日の件数が危なくなった時点で顧客(東証)に申し入れすべき。
誰が申し入れるべきだったと言ってますか?日立製メインフレーム上で動いていた清算システムの保守を富士通が請け負っていたと主張するのでしょうか?
いずれにしても、一日の約定件数が危うくなった時点で取引は停止され、取引データが飛ぶという最悪の事態は避けられたわけです。つまり、その問題は認識されていて、監視されていたわけです。ベンダーの「申し入れ」によって、それより良い結果が得られるとは思えませんね。
売買システムに関しては、能力不足が昔から言われていて、富士通がシステムリプレースを提案していたという話はネットで見かけたことはありますが、本当かどうかは知りません。2005年10月に、小手先の対策ではありますが、能力増強のため売買システムのサーバーを増強したのは事実です。それが11月のシステム障害につながったわけですが。