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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
ビール製造時に出る麦芽カスからバイオエタノール燃料 (スコア:1, 興味深い)
効率はどうなんだろうか?
ちなみに
「う○こ製造時と排出時に出るガスからバイオエタノール燃料」なんてやれば
世界中から賛美の合唱かも
Re:ビール製造時に出る麦芽カスからバイオエタノール燃料 (スコア:1)
TVや雑誌なんかでもそういう記事を目にします。
ガソリンなどと混ぜた混合燃料を利用したフレックス車なんかを
買いやすいようにしてくれれば日本でも選択肢になるような気がします。
googleで「ブラジル エタノール サトウキビ」とかで検索すると
結構ヒットしますね。
Re:ビール製造時に出る麦芽カスからバイオエタノール燃料 (スコア:3, 参考になる)
サトウキビの糖蜜や穀物、芋類をアルコール発酵してエタノールを得るは、大昔からやられている事で、技術的な障壁も低いし今更の感はありますね。今更のものを盛大にやるから、砂糖の値段が上がったり(この5年で1.5倍位の値上がりかな)とか、将来的な食料価格上昇や食料不足の不安を惹起したりする訳です。
稲藁とか大麦の藁とかビール粕の様な、食用に向かないものでエタノール等の燃料を作る事が理想的で、だから非食料⇒アルコールの本田技研やキリンビールが注目されているのですね。対して、朝日ビールの事業の評価が低く将来的にはポシャるだろうと思われている理由は、サトウキビの糖蜜⇒アルコールだからですね。
伊江島 (スコア:2)
Re:伊江島 (スコア:2, 興味深い)
金が付いて来るのでも、補助金は別。補助金はその性格上、設備投資を100%賄うだけは出して呉れないし、運用コストの一部を持って呉れる種類の補助金なら(こっちが欲しいのだろう)、それはいつかは無くなるものだと考えなければ。補助金が無くともやっていけるのがまともな事業であって、補助金で穴埋めしてもらう事を前提としている事業はまともな事業じゃない。
精糖過程の副産物である廃糖蜜を原料にしてアルコールを作るとしても、廃糖蜜自体に既に用途が確立している事(ブレンド用アルコール製造、食品工業原料及び食用)を考えれば、燃料用アルコール製造に大量に使用する事が可能かは疑問。砂糖の価格が今以上に高騰した場合、完全な廃棄物とは言えない廃糖蜜の価格も上昇する事は十分に考えられるし、そうなった場合には事業の可否自体の見直しを余儀なくされるだろう。逆に砂糖が安くなった場合には、地域密着により割高の原料を使う事で競争力を失うとか、原料の値を叩く事によりサトウキビの生産者が逃げて事業が尻すぼみになるとか、やはり事業の可否自体の見直しを余儀なくされる事になると思う。
「バイオマスアイランドをめざす 沖縄県伊江島」の記事を見て、「素晴らしい!!」なんて思うのはプロパガンダに惑わされているだけだと思う。額面通りには受け取れないと思うよ、諸般の事情も考慮するなら。