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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
著作権vs特許 (スコア:5, 興味深い)
同じ知財でも、特許と著作権で権利期間にえらい差があるのはなぜなのだ?
特許;有効期限は15年、しかも自分の発明物であっても、出願よりちょっとでも先に発表していると無効、さらに審査を受けて認定されなければ、有効にならない。(例外規定があるのは知っているが、大した期間ではない)
これに対して
著作物;作成した時点で権利発生、以降作者の死後50年?まで有効(理解不足と勘違いがあったら申し訳ない)
両者とも、技術の発展・文化の発展を理念に制定されているのにこの差はな
Re:著作権vs特許 (スコア:2, 参考になる)
「技術を公開すれば、○年間は独占的にその権利を認めますよ。ただし、権利を認める代わりにその方法は全部公開してね」というのが趣旨です。
技術を秘密にしたければ、独占権を得ない代わりに秘密にする、という選択ももちろん可です。(しかし技術は秘密にしてもそのうち誰かに発明されてしまうものです)
対して著作権は、作品のデッドコピーによってオリジナルの権利が失われるのを防ぐものです。芸術作品は公開しなきゃ意味がないわけで、技術のように秘密にして守るという選択肢はありません。
Rいくつの円で角度いくつの位置に耳を書いて…という「某ネズミの描き方」という技術はあるかもしれませんが(それで特許をとっていれば面白いかったかもしれない)、その技術を秘密にしたところで完成した「某ネズミ映画」のコピーは防げません。
しかし、「某ネズミの描き方」を使って違う映画を作ったとしても、完成した映画が「某ネズミ映画」と似ても似つかなければそれは別の芸術作品です。
権利範囲も目的も違うから同じ期間でなくても不思議はありません。(特許と同じ期間でも問題はない気はしますが)