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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
モデルチェンジ (スコア:5, 興味深い)
キャリアのシェア競争のための手段だったんでしょうけど、このビジネスモデルが十年近く続いていること自体が各キャリアがドツボにはまったり、端末の不具合が頻発したりする元凶でしょうね。
モデルチェンジは年に一・二回にして、端末の品質を上げるとかハイエンドからローエンドまでいつでも買えるようにラインアップをそろえることを徹底して、数千円からとりあえず新規加入できる状況にしておくとか、そういう
Re:モデルチェンジ (スコア:5, 興味深い)
残念ながら、コストダウンと言う方向での市場は既に中国に取り込まれつつあります。
Nokiaも既に廉価端末での商売には見切りをつけていますし、
その市場の先駆者”であった”韓国メーカーは中国に押され始めていて苦戦しています。
かと言って、高機能な端末はさっぱり売れない。
ユーザの意識がそこまで高まっていない、通話とSMS
Re:モデルチェンジ (スコア:2, 興味深い)
>Nokiaも既に廉価端末での商売には見切りをつけていますし、
>その市場の先駆者”であった”韓国メーカーは中国に押され始めていて苦戦しています。
主に開発コストを考えていたのですが…今の携帯電話の開発現場は相変わらず「低コスト・短納期」が非常に徹底されている訳で、流石にそれでは弊害が多いと各社ミドルウエァ層よりも上位の層のソフトウェアを開発するためののプラットホーム(ドコモ/Vodafoneの場合) [itmedia.co.jp] (Auの場合) [itmedia.co.jp]の共通化を図っていますが、まだ軌道に乗り始めたばかりという状況です。
単純に量産コストを考えれば中国には勝てないし、それでも儲けが出ないようならばビルマとかに拠点が移るだけの話でしょう。
廉価携帯の開発自体も中国に移行しつつあるという事を仰りたいのだと思いますが、生産拠点と同じように別の国に移っていく(旧ロシア圏やインド辺り?)だけでしょうし、その状況で歩留まりとかMTBF的な意味での品質を維持できる物が期待できるかというと、安さを追求すれば必然的に設計段階から「安かろう悪かろう」の域を脱却出来なくなる方向に向かう訳で、長期的に見ればその手の「安物携帯」は世界的にも淘汰されていくだろうと思いますが。
今問題なのは、ハードウェア、ソフトウェアともに海外に輸出する端末と共通の開発基盤が使えれば開発コストも低減できるし、逆に日本メーカのコンセプトを外国に持ち込む事が容易になると言う事なのですが。
この部分は、確かに既にNokiaやMotorolaのような大手に大半を喰われているでしょうが、カシオのG'z携帯のようにユニークな物で差別化を図る事で売り込みを掛けていくところから始めるしかないのではないかと思いますが。
>3Gなんて夢の話、4G?何それ美味しいの?って感じです。
>(特に欧州では3Gの投資自体が重すぎで投資対効果が見込めない状態)
欧州の携帯電話インフラ事情は初めて知りましたが、実際には日本で数年でやってしまったことが風土や需給の関係から数十年かかるだけなのではないかと考えますが。
まぁ、確かに今でも世界の携帯電話の主流はGSM方式で今後も当分は揺るがないと思いますし、NTT保護のために2GをPDC一色にしてしまった郵政省(当時)の選択は結局今になってユーザやメーカがそのツケを払う羽目になってる訳ですが、
日本のシステムLSIの開発技術があれば、PDCとGSM両方に対応した携帯用のチップセットやら更に3Gを統合したチップセット(CDMA 1x*の場合はパテントが殆どQualcomm社にあるから少しややこしいか?)やら、色々と開発は可能だと思いますし、それを使った開発基盤なども、現在までの経験から容易になるでしょう。
そのような事を考えると敢えて閉鎖的な市場とDRMでがちがちのコンテンツ商売でメーカとユーザに必要以上の不利益を負担させている現状よりは、メーカの市場を海外に拡大させる為に何をすべきか・国内の市場を持続的にするにはどうすべきか、その両方を真剣に考えるべき時期に来ていると思うのですが。既に手遅れかもしれませんが。
# まぁ、このことはデジタルテレビにも言える訳ですが。
# B-CAS(やその後継認証システム)やコピーワンス規制拘ることで、
# 確かに既存のキー局やコンテンツ産業の利権は最大限保護されますが、
# 失うことの方が大きいのではないかと。
Re:モデルチェンジ (スコア:4, 参考になる)
さて、欧州のオペレータ事情は別のところに書いてしまったのでそちらを見ていただくとして…。
>長期的に見ればその手の「安物携帯」は世界的にも淘汰されていくだろうと思いますが。
中国製品を甘く見すぎですよ。
今や中国の携帯電話はあの韓国携帯を押し出そうかと言う勢いです。
実際、韓国メーカーの端末は中国製品に思いっきり押されています。
GSMメーカーとしての現時点での実力で言えば、
中国は日本を必要としていないレベルにまで来ています。
#中国はハイアールの名を出すまでもなく精密機器については強いですね。
>実際には日本で数年でやってしまったことが風土や需給の関係から数十年かかるだけなのではないかと考えますが。
風土や需給以前に「オペレータに金がない」のです。
欧州でも今のサービスグレードが低いことは数年前から十分に分かっているのですが、
投資に耐えうるだけの財力がないので手が出せない、と言うのが現状です。
例えば、彼らがIMSやParleyなどの比較的新しい考え方に飛びついているのは、
新技術うんぬんと言うよりも、
単純に共通化技術をみんなで作って費用負担を少しでも減らしたい、
買収した(された)時に、共通システムを使ってれば費用が安くて済む、
と言うお家事情があるからなんですね。
#まあ、その先にあるのはやっぱり「差別化のない世界」ですが。
>既に手遅れかもしれませんが。
私は単に携帯電話がコモディティ化しただけだと思っていますが。
日本は少し遅くて、欧米は既にコモディティ化してるってだけの話だと思いますよ。
それを「手遅れ」と称するのであればその通りでしょうが、
少なくともSIMロックが解除された程度で変わる話ではないと思います。
Re:モデルチェンジ (スコア:1)
名を出すまでもなにも、ハイアールは白物家電メーカーで、
白物家電は普通精密機器とはいいませんよね。
中国がコモディティ精密機器に強いことにの引き合いに出したいのなら、
むしろ iPOD の製造受託をしている Foxconn のほうでは?