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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
杆体と錐体のことかな? (スコア:2, 興味深い)
ていう疑問は横にどけておいて………
タレコミの「明るい点や暗い点に反応する2種類の神経細胞があり」ってのは、
(リンク先の毎日新聞でもそう書いてあるのだけれども)分かり易く書こうとしていて間違っている気がする。
思うに、その2種類の神経細胞ってのは、杆体と錐体の事だと思うけれども、
杆体は暗い点に反応するわけではなく、暗所で機能する、って意味のはず。
錐体は、杆体に比べて明るい所で機能するのであって、言うなれば、
杆体も明るい点に対して機能している(光に
それは視細胞 (スコア:1, 興味深い)
視細胞から読み出したパターンを認識する過程で(周囲に対する)明点や暗点に反応する
ハードウェアだかロジックだかが存在して、
その反応の比を質感として認識しているらしい、て話。
それが網膜上でも処理されてるってことに驚いたけど、
よく考えたらあてにならない絶対値を脳に直接送るよりも、
上下左右や時間的な前後との相対値を抽出した方が現実的かもしれないな。
Re:それは視細胞 (スコア:3, 興味深い)
今回のポイントは、光沢という比較的ややこしそうな感覚が、輝度の空間的な分布から材質を判断し……という高次レベルでの複雑な処理によるものではなく、輝度ヒストグラムの形状というかなり低次レベルの情報で決まってしまう、ということと、金属感や透明感などの感覚も輝度ヒストグラムの形状で説明できそう、ということ。
今までの質感に関する研究では、光沢感の要因として「素材表面での正反射と拡散反射の比率」などの要素が挙げられていたり、とやたら話が複雑になっていたのですが、今回の結果が正しければ、「そんな単純な話やったんかい」ということになりそうです。
で、毎日新聞の記事にある「網膜や脳内の視覚神経組織には、それぞれ明るい点や暗い点に反応する2種類の神経細胞(ニューロン)がある。研究チームは、これらの反応の強さのバランスによって、質感を知覚できるとみている。」というのは、中途半端にしかわかってない記者が書いたとしか思えんなあ……。
y4su0