アカウント名:
パスワード:
薬品って決して単体で投与されるわけではなく, 最も単純な場合でも何らかのvehicleを使うのが普通ですしね. 錠剤なんかだと有効成分はごくわずかで重量・体積の大部分は糖やデンプンで占められていますし, カプセル剤なんかも胃での有効成分の変質を防ぐために時間差で溶けたりとか, 身近な薬でもいかに投与し患部に届けるかって工夫が凝らされていますからね. 「痔には止まって治す〜」なんてのは, まさにそのものズバリな表現ですし.
一般市販薬でこれですから, 医科用薬品ではさらに単回投与で長時間薬物濃度を一定値に維持するとか, 細胞レベルで標的を特定するとかまで研究されている [nistep.go.jp]みたいです.
なるほど。 一般に、薬は半分どころか大部分が優しさでできていたのですね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
検体 (スコア:5, 興味深い)
行っていないと、薬剤師に言われました。
つまり、人柱的 と言う事かなぁと認識しました。
子供がアトピーなんで、それようの飲み薬を貰う時の話です。
妻は、とりあえずジェネリックを処方してもらったらしいのですが、
子供がまだ小さい為、医療費負担が無い(市・国の負担)ので、
私が薬を取りに行った時には、新薬(と言うか従来品)に変えてもらいました。
効き目は、正直違いが判りませんでしたが、十分な試験を行っている方を
(ジェネリックが無試験とは言いませんが、従来品に比べたらと言う意味)
使いたいと思いました。
#自費負担になったら、ジェネリックを使うようになるかなぁ・・。
Re:検体 (スコア:3, 興味深い)
Re:検体 (スコア:4, 参考になる)
承認を得るために結果をいじった新薬と同じ成分の後発薬は当然同等にしか安全ではないわけで(同等に危険なわけで)、
後発薬の方が安全ということはありえないかと。
ちなみに、製造する工場とか環境によって厳密には変わってくるらしく、アレルギー体質の人とかでは後発薬が駄目という場合もあるらしいと聞いたことはありますが、本当かどうかは知りません。
保険の適用される前の薬価を見ると、結構後発薬と新薬の差が激しいことに気づかされます。だいたい、新薬は後発薬の数倍するからなぁ。
#と、先日偏頭痛の薬マクサルトを処方してもらったときに薬価を見てびっくりしたけど、実は緊張制頭痛でしたってことで、無駄な薬買わされたんだなぁと思った上、筋緊張改善剤のミオナール(新薬)を処方されたわけですが、1錠24.1円の薬価に対して後発薬は6.4円なわけでさらにびっくり・・・。
#っていちいち気にしながら処方薬を飲む人は滅多にいないと思いますがw
Re:検体 (スコア:5, 参考になる)
たとえば、デパス [pmda.go.jp]のジェネリックであるパルギン [pmda.go.jp]とでは、添加物はぜんぜん違います。
それでアレルギー反応起こす事もありえるでしょうね。
でも、医師がアレルギー反応を確かめないで処方した事が問題の場合もあるかもしれませんね。
この手の薬の薬価差は処方量が半端じゃなく、長期投薬される場合は、でかいですよね…
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:検体 (スコア:5, 興味深い)
そのむかし、今から10年は前になるかなあ。かのバイエルの製品と国産のゾロ品だと、同じもののはずなのに切れ味が全然違うってのに対して、「バイエルはDDSが違うから」って噂を聞いて納得したことがあります。成分が同じでも、例えば結晶形や剤型が違うと代謝吸収に差が出たりするので、薬物の体内動態を工夫することで、ひと味違う薬になってしまったり。まぁ正直言うと、DDSあたりの違いがいつも劇的に効き目に反映されるかというと、むしろそういうケースの方が少なかったりはするんですが。
こういう部分はしばしば見落とされがちなんだけど、そういう細かい知見の積み重ねというのは薬の効き方には意外に馬鹿になりません。こういう知見の有無はその薬に金をかけて調査した資料をどれだけ自前で持ってるか、というところに依存しますが、ゾロ品出してる会社は(元々が他社のに乗っかって開発コストを下げようというところが多くて)自前でそこまで調べてるところはほとんどなかったりするわけで。
基礎からこつこつ叩き上げたものと、基礎が出来上がってないのに形だけまねたものとの差は、出てくるときには出てくるものなんですよね。
ドラッグデリバリーシステム (スコア:5, 参考になる)
薬品って決して単体で投与されるわけではなく, 最も単純な場合でも何らかのvehicleを使うのが普通ですしね. 錠剤なんかだと有効成分はごくわずかで重量・体積の大部分は糖やデンプンで占められていますし, カプセル剤なんかも胃での有効成分の変質を防ぐために時間差で溶けたりとか, 身近な薬でもいかに投与し患部に届けるかって工夫が凝らされていますからね. 「痔には止まって治す〜」なんてのは, まさにそのものズバリな表現ですし.
一般市販薬でこれですから, 医科用薬品ではさらに単回投与で長時間薬物濃度を一定値に維持するとか, 細胞レベルで標的を特定するとかまで研究されている [nistep.go.jp]みたいです.
Re:ドラッグデリバリーシステム (スコア:4, おもしろおかしい)
なるほど。
一般に、薬は半分どころか大部分が優しさでできていたのですね。
Re:検体 (スコア:2, 興味深い)
新薬(という言い方はおかしいが)が、一時発がん性が疑われた赤い着色料を使っていて
嫌な感じでしたがそれしかなかったものが、近年後発薬が出て着色されていないので
よかったなと思ったこともあります。効き目は全く変わらないし、薬代が1/6になりました。
Re:検体 (スコア:0)
細かくてすいませんが。
それとも、別の意味あり?
Re:検体 (スコア:0)
#確かに「治験」にも音が通じるってことに、言われて初めて気がついた元AC