アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
うつの人は控えた方が良いかも(オフトピ気味:-0.5) (スコア:1, 余計なもの)
ですので、うつ病の治療中の人はカフェインの摂取は控えておいた方がいいかもしれませんよ。
Re:うつの人は控えた方が良いかも(オフトピ気味:-0.5) (スコア:4, 参考になる)
こちら [imaginet.ne.jp]でも少し触れてるのですが、抗うつ薬の中にはカフェインと併用すると効力が減弱するものがありますので、抗うつ治療中の人は摂取を避けるのがいいと思います。
特に抗不安薬を服用している場合にはカフェインによる中枢興奮作用が、これらの薬剤の効果に拮抗しますので止めた方がいいです。それ以外のものでも、カフェインが誘導する肝臓の薬物代謝酵素(CYP1A2)によって、体内での薬剤の消失が早くなるから避けるべきだ、という論説もあったりしますので。
ただその一方で、カフェインと同様の作用メカニズムを持った薬剤が、新しい抗うつ薬になるのではないか、という話も出てたりします。カフェインは脳内のアデノシン受容体に作用して、それをブロックする(アンタゴニストになる)ことで、中枢興奮作用を示します。脳内にはA1とA2Aという二種類のアデノシン受容体が発現していて、カフェインの中枢興奮作用は主にA2Aの遮断によるのですが、カフェインは一部A1とも、つまりA1とA2Aの両方に結合しうることが分かってます。一方で、このA2Aのみを選択的に遮断する薬剤を開発したところ、まだ実験レベルですが、抗うつ薬としての効果が期待できるという結果が得られており、実用化が期待されてるようです。 [nih.gov]