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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
補償金=究極の搾取システム? (スコア:5, すばらしい洞察)
消費者はみんな納得しているとします。
補償金システムというのは、この適切な対価に含まれるのか?
というのを考える必要がある。
現在の補償金システムの問題点は
・音楽や映像などの補償すべきコンテンツが収録されるか否か、
関係なく販売時に課金している。
・課金が小額のため、補償金対象外利用での返金が煩雑なわりに、
返還額が少ない(ので、泣き寝入りを狙っている疑いがある)
・得られた補償金が、大手レーベルのアーティストなどに偏って
配分され、配分方法が不透明。
・中間団体が適切とはいえない額の手数料を徴収しているように見える。
あたりだろう。
これらは、「補償金」という考えかた自体にあるのではなく、現在の
「補償金システム」の問題点だ。これらを明確にし、不公平なきように
処理をするのは、この制度を根幹から作り直さなければならないだろう。
彼ら(権利者)は、このシステムがとても心地よいものだと感じている。
それは、このシステムで挙げられた問題点が、彼らにとって都合がよく
できているからだ。たとえば、彼らの主張どおりHDDなどが課金対象になり、
1台あたり100円を課金されたとしよう。それを、補償金対象外利用の
ため、補償金の返金を迫っても「将来にわたって対象コンテンツが記録
されないとは限らない」という理屈で突っぱねる。仮にこの理屈を
覆せても、100円しか戻ってこないのであれば、手間の割に取り返せる
額が少なすぎて、それこそDCなどを構築している業者でもなければ、
わざわざ手続きする気にならないだろう。
彼らはそれを狙っている。だから、できる限り薄く広く、取り返すのが
面倒なくらいの少額を課金していきたいのだ。
究極の搾取は、より多くの対象から少額を吸い取ることだという。
日本の全国民から1円をもらえば1億円以上になるだろう。
この「補償金システム」は、まさにそれを狙っているのだろう。
仮に対象を拡大するにしても、まずこのあいまいで彼らに都合よくできた
「補償金システム」を作り直すことから始めなければならない。
Re:補償金=究極の搾取システム? (スコア:1)
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