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・EPU(電力管理チップ) CPUへの電力供給を細かく管理する専用チップ「EPU(Energy Processing Unit)」を搭載しています。CPUへの電力供給量を瞬時に正確に変更することでCPUの消費電力を抑えることができます。また、8フェーズ電源回路を搭載するマザーボードでは、高負荷時には8フェーズ、低負荷時には4フェーズという具合にEPUがフェーズ数を切り替えて動作させます。これにより、通常の電源回路では実現できないほどの効率の良い電力供給を行えるようになっています。また、EPU
#1233398 [srad.jp]より:# まぁ、ヒューズつけたタンタル電解コンデンサが電源回りに対しては理想なんでしょうが
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
そういうタイプの人はPCつけっぱなよかん (スコア:4, すばらしい洞察)
PCつけっぱなしにしてる人か、そのまま駅に持って行ける携帯で調べる人が多いんじゃないかな?
Re:そういうタイプの人はPCつけっぱなよかん (スコア:0)
「エコ対応PC!」とか銘打ったらソッチ方面に売れそうな気がする。
#エコって、なんだろ。本当に…
元々エコな仕様では?(Re:そういうタイプの人はPCつけっぱなよかん) (スコア:2, 参考になる)
電力消費関連だと
Re:元々エコな仕様では?(Re:そういうタイプの人はPCつけっぱなよかん) (スコア:0)
しったか (スコア:0)
タンタル電解の故障モードはショートなので大電流が流れるところには
危なくて使わない。値段が高いから使わないというだけじゃないんだよ。
電源回路でのタンタルの使い方(Re:しったか) (スコア:1)
(以下略)
あのぉ…私、本業はハード屋なんですが。それもアナログ中心の。
# まぁ、確かにデジタル系やソフト屋に転んでる場合も少なくはないですが。
# 喰うためには仕事選んでらんないですから。
で、#1233783 [srad.jp]では意図的に無視されている所があって、それは
実際、開発品なり製品なりを納入する先で基準が異なりますが、大体は
「電原系などコンデンサに危険の有る所にタンタルコンデンサを使う場合は必ずヒューズ内蔵のタンタルコンデンサを使うこと」
と言う趣旨の設計基準が付けられています。
納入するメーカと要求される製品仕様によってはこの制限すら外さざるを得ないと言う事で要求仕様に伴う特別な設計基準が出る場合もありますけど、今は、大容量で表面実装やリードでも低背のケミコン自体、昔と較べるとかなり小さくなってきている上に高周波や熱に対する特性も格段によくなってるので、本当にそういうあたりでヒューズすら付いていないタンタル使う事はほぼなくなりましたが。
当然、納入先によっては今でもタンタル全面禁止の所もありますが、これだけなんでもかんでも高密度実装されるようになるとタンタルでないと無理に近い場合も結構ありますので…基準は昔に比べてかなり緩くなっています。
私が職業ハードウェア屋始めたころには、高周波特性の面や温度劣化の面でサイズが小さくて大容量なケミコン(アルミ電解コンデンサ)はあんましいいのがなくて(これはコストパフォーマンス的な面も含みます)、OSコンのようなある意味「特殊」なのもあるにはあったけど、
なんだかんだいって表面実装部品や低背な物として入手が容易でコストや特性の面でも許せる電解コンデンサと言えば事実上タンタルしかなかった(あくまでも十ン年前の話、今はかなり違うけど筐体機構を考えたレイアウト考えると220μF以上のケミコンの表面実装品が正方形に近くて最低でも12□位は喰う上に高さも10mm以上になるのに較べるとタンタルの「コンパクトさ」はヒューズ内蔵する分、余計に表面積喰っても高さが低いと言う辺りで魅力的な場合も少なくない)訳で、
降圧タイプの電源系統の(AC/DC,DC/DCコンバータ両方)低圧系で要求される出力リプルの高周波部分の特性がシビアな場合とかそもそも筐体が小さかったり熱的にシビアだったりする場合なんかは、ヒューズ内臓でなくてもタンタル使う羽目になってた事も少なくなかったですよ。
どう使うかといったら、タンタルコンデンサに流れ込むサージ電流や逆電流・特に逆電流を制限する為に直列に1/2W程度かそれ以上の抵抗を噛ませてタンタルコンデンサが飛ばないようにすると言うのが常套手段でした。
表面実装でなおかつさらに高周波特性を改善する為に積層セラミックチップコンデンサを高周波を更に除くために並列にするのもかなりありました。
# IGBTすら殆どなくて、やっとパワーMOS FETを高速で(ったって数百KHzオーダ、!MHz近くになると
# 色々シビアでリスキー過ぎた)ドライブさせるのが普通にやれるようになりつつあった時代の事ですが。
これ、正直、諸刃の剣ではあります。ヒューズを内蔵したタンタルコンデンサのようにほぼ確実にショートモードになるのが防げるか厳しい場合もあって、実装スペースの関係で一個の電解コンデンサで吸収すべきサージ電流が大きくて、直列につなぐ抵抗の抵抗値を低くせざるを得ない場合にはタンタルコンデンサがショートモードに陥る危険が十分考えられるので。
ただ、コストやらお客の要求やら「大人の事情」って奴でこういう手を使うことは多かったし、そのあたり含めて最初にハード屋さんやったときに「盗ませて」貰った事は多かった訳ですが。
# 逆に言えばその辺と(ハード屋の経験をきっかけに)組み込みソフトの仕事で
# 色々やらせてもらったことが根底になかったら穀潰し程度の物しか私には残らないですから。
で、ここからは元コメントのタイトルに対する反駁でもありますが、
ハードウェアの事でしったかだなんだとあげつらう場合には、せめて、文章を全て良く読んだ上で、ここみたいなプロのハード屋向けの部品総合商社の通販サイト [rswww.co.jp]見て、かかれている製品が本当にあるかどうか程度は調べてからにしてほしいものです。
# 出来れば該当する部品なりモジュールなりのメーカのカタログ探したり専門誌よんで熟知して欲しい所ですが、
# それではいくらなんでも敷居が高くなりすぎますから:-)
まぁ、この手の総合商社で扱ってるのは一般的な部品が中心で、そのあたりを外れた物とか代理店通して売ることがきっちりしていいるメーカの製品が必要な場合も多いですけどね。
# と言うか、そっちが多い気がする。
# 下手に代理店通すとロット単位や最低生産数による見積りでなかなか折り合わなかったり
# (お客は初期は少量生産にしたいし、特に最初の試作段階では十数台作ればいい方ですが、
# 部品売る側は大きな数が安定して流れることを最初から望んでいる。というあたりでの齟齬
# ですけど)、それ以前に納期が酷くかかる場合も少なくないので(そういう部品に限って、
# 替わりの部品がない。もしくはお客や自社の資材担当の指定でそのメーカの物しか使えない)、
# 結果として試作の納期との関係の綱渡りの加減がシビアになりすぎるので気が重いのですが…
## そういうネゴまで電気設計から基板パターン設計、(中略)、調整と言う初期試作
## の間に一人で全部やらされた事も何回もありましたし(´Д`)y-~
### 零細なんざそういうものと割り切ればいいんでしょうけど、せめて数名で分担すべき事を
### 一人で背負わざるを得ないというのは悪い仕事のやり方の典型例ですから…
Re:電源回路でのタンタルの使い方(Re:しったか) (スコア:0)
タンタルの話なんか誰も聞いてねえよ (スコア:0)