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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ありませんかも何も (スコア:0)
Re:ありませんかも何も (スコア:1, すばらしい洞察)
ディストリごとにサポート状況が違うって言うのは、
少なくともプリンタに関しては無しにしてもらいたい。
Re:ありませんかも何も (スコア:2, 参考になる)
プリンタはKernel側の特別なサポートを必要とせず、全てユーザスペースでできてしまうため対象外とのことです。
こっち [linuxprinting.org]に言え、とのこと。
# うちのプリンタ、GutenPrintでサポートされてるらしいんだけど、
# なぜかGutenPrint入れてもドライバ見つからないんだなぁ……
1を聞いて0を知れ!
Re:ありませんかも何も (スコア:0)
>プリンタはKernel側の特別なサポートを必要とせず、全てユーザスペースでできてしまうため対象外とのことです。
なんかダメな子の言い訳を聞いているようだ。
オープンソース界の限界がいろいろ見えてきているようですな。
Re:ありませんかも何も (スコア:3, 参考になる)
OSの機能としての「デバイスドライバ」の仕事は「デバイスを抽象化する」ことにつきると思いますが、
そのレベルとしては、プリンタを例にあげるなら、
・USBに繋がったプリンタも、パラレルポートに繋がったプリンタも、ネットワークの先に繋がったプリンタも、アプリケーション側から同じように取り扱える
程度の抽象化もあれば、
・E社のインクジェットプリンタも、C社のレーザープリンタも、アプリケーション側から同じように取り扱える
までに抽象化してしまうのもあります。
UNIXは前者レベルでとどまっていて、メーカー間の違いの吸収なんてのはアプリケーションに任せている。
ビデオカードのグラフィカルな描画をカーネル側じゃなくて X Window System に任せちゃってるとかね。
Windows なんかは、後者のレベルにまで抽象化されてますが、そこまで行くと、アプリケーション側からは便利な反面、使えるデバイスが限定されます。ここまでの抽象化を求めると、ゴルフボールプリンタとかキャラクタ端末は使えなくなってしまうし。
で、UNIX 的には、必要最低限の抽象化に留めて、そこから先はアプリケーションに任せるというスタンスなわけですね。
結局、GhostScript がプリンタドライバ的な役割を担い、X Window System がビデオドライバ的な役割を担ってるわけですが…
Re:ありませんかも何も (スコア:0)
>オープンソース界の限界がいろいろ見えてきているようですな。
ドライバをなんでもかんでもカーネルスペースに実装しようとするのは賢いやり方ではないのですよ。
ドライバをカーネルスペースに置くということは、そのドライバに不具合があるとカーネルを含めてOS全体を道連れにしかねないわけで。
とりわけWindowsは性能稼ぐためにグラフィックドライバをカーネルスペースに置いてきたため、ドライバ起因のOSの不安定さにもさんざん泣かされてきた過去があります。その反省からWindows Vistaではドライバの多くをユーザスペースに移しかえているわけで、別にオープンソースに限らず普通のことなのです。
Re:ありませんかも何も (スコア:0)
なんでいまだに全部のプリンタがサポートされていなくて、
なおかつディストリごとに対応がばらばらなのか?って話でしょ。
全部のプリンタがサポートされていないのはメーカーの情報開示の
態度にもよるから仕方がないにしても、ディストリごとに違うって
言うのは、ありゃいったいなんなんだろうね? 印刷で自己主張
されても困るんだよね。自己主張は基本的なサポートをやった上で、
別個にやった方がいいに決まってると思うんだけどさ。
特に役所とか頭の固いところだと印刷至上主義だから、そんなところに
「実際プリンタなんか使いませんよ~」とか言ってもどうしようも
ないと思うのよね。それとも「エコLinux」とでも名付けて印刷を
一切サポートしないディストリでも作りますか?
#ま、話がずれてるのは認めますが。:-)
Re:ありませんかも何も (スコア:0)