ご自分の時間を割いてこの本を読んでみようと決意してくれた読者の方々のために、私は自信を持って申し上げたいのだが、ここにある事実や引用は Slashdot のストーリーや Google の検索では見つからないものばかりだ。しかし、そのようなものを手に入れるには代償を支払わなければならない。書籍版の場合、昔ながらのやり方で、例えば本を購入するなどして代金を支払うことになる。そして電子版の場合は、フリーソフトウェアのやり方で代価を支払うことになる。O'Reilly & Associates のおかげでこの本は GNU Free Documentation License の下で配付されることになっているので、改訂を手伝ったり自分向けの版を作ったりして、同じライセンスで発表することも出来る。
電子版を読んで後者の支払いオプションを希望する場合、つまり今後の読者のためにこの本を改訂したり記述を拡充したいなら、あなたからの情報は歓迎する。2002年の1月に取りかかった時から、私は本文の HTML バージョンをウェブサイト http://www.faifzilla.org 上で発表するつもりだった。私の仕事はそれを定期的に更新し、「Free as in Freedom」を事後保証として拡充していくことだ。後者をお選びになる際は、是非とももう一度本書の付録Cを読んでいただきたい。GNU Free Documentation License の下でのあなたの権利がそこに記されている。
O'Reilly & Associates, Inc.
1005 Gravenstein Highway North
Sebastopol, CA 95472
(800) 998-9938 (in the United States or Canada)
(707) 829-0515 (international/local)
(707) 829-0104 (fax)
日本語で読みたい (スコア:1)
Re:日本語で読みたい (スコア:0)
前書きだよん (スコア:5, 参考になる)
リチャード・M・ストールマンの業績がはっきりと物語っていることだが、書かれたソースコードから出版された論文、記録されたスピーチに至るまで、これほどまでに自らの思想や作品を率直に話そうとする意欲を示してきた人はほとんどいない。
こんなオープンさ -- にわかごしらえの非ストールマン的な形容が許されるなら -- は清々しい。結局のところ、われわれは情報を、特に個人の情報を価値のある品物と捉える社会に暮らしているのだ。すぐにこんな疑問が湧いてくる。これほどたくさんの情報を提供しておきながら、見たところ自分の方へは何の見返りも求めないようであるのは、一体どうしてなのだろう?
後の章で見ていくように、ストールマンは自分の言葉や作品を利他主義から提供しているわけではない。どのプログラム、スピーチ、それにオンレコの冗談にも値段がついている。もっとも誰もが普段支払っているような種類の値段ではないが。
警告ではなく、告白としてこのことをお知らせしておこう。去年ずっとストールマンの個人史を掘り起こしていた者として、彼の全業績を相手にするのは恐ろしいことだった。「インクを樽単位で買う奴に喧嘩は売るな」とはマーク・トゥエインの古い格言だ。ストールマンの場合、自分の全思想を公の記録にしてあるような男の決定版バイオグラフィーなどに挑むような真似は決してしてはいけない。
ご自分の時間を割いてこの本を読んでみようと決意してくれた読者の方々のために、私は自信を持って申し上げたいのだが、ここにある事実や引用は Slashdot のストーリーや Google の検索では見つからないものばかりだ。しかし、そのようなものを手に入れるには代償を支払わなければならない。書籍版の場合、昔ながらのやり方で、例えば本を購入するなどして代金を支払うことになる。そして電子版の場合は、フリーソフトウェアのやり方で代価を支払うことになる。O'Reilly & Associates のおかげでこの本は GNU Free Documentation License の下で配付されることになっているので、改訂を手伝ったり自分向けの版を作ったりして、同じライセンスで発表することも出来る。
電子版を読んで後者の支払いオプションを希望する場合、つまり今後の読者のためにこの本を改訂したり記述を拡充したいなら、あなたからの情報は歓迎する。2002年の1月に取りかかった時から、私は本文の HTML バージョンをウェブサイト http://www.faifzilla.org 上で発表するつもりだった。私の仕事はそれを定期的に更新し、「Free as in Freedom」を事後保証として拡充していくことだ。後者をお選びになる際は、是非とももう一度本書の付録Cを読んでいただきたい。GNU Free Documentation License の下でのあなたの権利がそこに記されている。
オンラインでもどこでも、ただこの本を読みたいという方についても、関心を持っていただけたことは支払いと同じだけの価値があると考えている。本書を実現した善意に報いる方法をあなたもまた見つけているのだと知っても、驚くことはない。
最後にもう一つ。これはジャーナリズムの所産ではあるが、同時に技術文書でもある。本書の執筆と編集の過程で、編集者と筆者はリチャード・ストールマン本人も含めてストーリー中の様々な関係者のコメントと事実関係の情報を吟味してきたが、このストーリーには追加情報や詳細な情報があれば助かる技術項目がかなりあることに気付いた。本書は GFDL でリリースされているのだから、われわれはフリーソフトウェアのプログラムでそうしてきたようにパッチを受け入れる準備がある。追加された変更については電子版に転記され、またゆくゆくは後の書籍版に組み込まれることになるだろう。さらに本書の改訂に貢献したい方は sam@inow.com までご連絡を。
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この本のウェブページでは正誤表や例文その他の追加情報を掲載しています。また著者や他の読者の方々と議論することが出来るフォーラムへのリンクもあります。サイトのアクセス先は
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さらに詳しい情報、カンファレンス、リソースセンター、the O'Reilly Network については O'Reilly ウェブサイトをご覧ください。
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謝辞
この本を支えてくれた Henning Gutmann に特別な感謝を。最初に Tracy にアイデアを提供してくれた Aaron Oas に特別な感謝を。Laurie Petrycki、Jeffrey Holcomb、それに O'Reilly & Associates のみなさんに感謝を。この本を後援してくれた Tim O'Reilly に感謝を。初稿をレビューしてくれた Bruce Perens、Eric Raymond、Eric Allman、Jon Orwant、Julie と Gerald Jay Sussman、Hal Abelson、それにGuy Steeleに感謝を。タイプミスがなくなったこの版を楽しんでいただけますように。Alice Lippman はインタビューとクッキーと写真をありがとう。家族の Steve、Jane、Tish と Dave に感謝を。最後になってしまったが、ガッツと忍耐をもって「コードを見せて」くれたリチャード・ストールマンに感謝を。
Sam Williams
Re:前書きだよん (スコア:2)
でも、全部は無理ね。前書きの訳はもらうねん。
わたしはいま1章やってるから、みなさんはほかの章をやってくれると嬉しいな。
Re:前書きだよん (スコア:0)
Re:前書きだよん (スコア:1)
わたしは査読しましょう。:-)
indexとか、目次生成とか、LaTeX2e出力とかができるようにXML化はやりますんで。
しかし、なんでACなんじゃ?
Re:前書きだよん (スコア:1)
ぼくの 友人Mも 待ってます。。。。
Re:前書きだよん (スコア:1)
そいつぁ、やっぱり無理な話?
世界人類が平和ボケでありますように
上の訳者です (スコア:0)
続きはぼちぼちやるんでお知らせします。
Re:上の訳者です (スコア:1)
Re:前書きだよん (スコア:1)
こんな風にして、手分けして 日本語に しちゃったり なんて。。。
翻訳を始める前に、ここに、「どこどこを 翻訳中です」って
予約をして、二度手間にならないようにしてさ。。。
おほほ。。。ぼくも どっか ちょっとくらい してみよかな?
Re:前書きだよん (スコア:1)
プロジェクト杉田玄白とか
プロジェクトメカ杉田玄白 [odn.ne.jp]とか
どうなってるんだっけかな…
Re:前書きだよん (スコア:0)
完成品は杉田玄白に投げようっと。
Re:前書きだよん (スコア:1)
って、当然SourceForgeのサイトですよね? 日本版の方でいいんでしょうか?
世界人類が平和ボケでありますように
Re:前書きだよん (スコア:0)
口だけのでまかせですか・・・はい。
はじめから何も期待してなかったけどね。
Re:前書きだよん (スコア:0)