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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
もういいかげん (スコア:0)
宇宙に夢を抱くのは勝手だけど毎回あんな莫大な税金を つぎこまれては,,,
と,こんな俺の考えを変えてくれるような情報希望。
星空のフロンティア (スコア:1)
だと思います。現代のフロンティアとして私は、コン
ピュータサイエンス、生命科学、人の脳(心)、あるい
は海底、(ひどく陳腐ですが)そんなものを思い浮か
べます。もちろん、宇宙もその一つですよね。これまで
の宇宙開発のspin-out が多岐に渡る分野に影響を及ぼ
しているのはいうまでもないでしょう。アメリカの宇宙
開発の例としてはNASA TechFinder [nasa.gov]の
Success Stories [nasa.gov] がよくまとまっています。
記述がひどく簡単すぎる気もしますが、NASDA の
SPINOFF 拡がるスペーステクノロジー [nasda.go.jp]
というのもあります。
宇宙開発はある分野で傑出した技術があればいいわけで
はありません。単に大推力・高性能のロケットエンジン
を開発すればいいというものでなく、さまざまな技術の
集大成として、『システム』としての完成度が要求され
ます。だからこそ、宇宙開発が広範囲な分野に結果を残
しているわけです。
様々な問題を見ると、日本という国はなんにしてもいき
あたりばったりで、その『システムを作り上げる能力』
が足りていないように思えます。そんな話が/.jpの議論
でも話題に上がることがありますよね。そういう能力を
作り上げるために宇宙開発への取り組みは適しているの
ではないでしょうか。
宇宙以外に、解決すべきより重要な問題があるのは間違
いありません。すべきことはいくらでもあります。また、
宇宙開発以外の分野にシステムとしての完成度が要求
されないとはいいません。しかし、今のところ、宇宙
開発は民間主導で推進、というわけにはいかない分野です。
いまさら国家規模で大プロジェクト、それこそ冷戦時代
の米ソの宇宙開発のようなものを、というのは時代錯誤
でしょう。しかし、国レベルでの『システムを作り上げ
る能力』を得るための取り組みとして、それなりの規模
の宇宙開発計画を持ち続けることはけっして間違いでは
ないと思います。
もちろん、日本の宇宙開発が単純に『衛星軌道上に数トン
のペイロードを持ち上げる』技術の確立を目指すだけ
のものなら、その将来にはあまり期待できないでしょう。
そんなものは他の国がすでに確立しているのですから
日本がわざわざやる必要性は薄いです。そういうもの
に終わるのではなく、新たなフロンティアを星空に開く
ための取り組みを日本の宇宙開発者にお願いしたいです。
Re:星空のフロンティア (スコア:1)
例えば先日のワールドカップの日本躍進や、少し前のイチローらの大リーグでの成功などもそうですが、誰かが、それまでと違う何かを成し遂げる姿は、勇気や元気の源になりますよね。
高度成長時代って、まさにそういうフロンティアが目の前にいっぱい広がっていた時代だったらしいじゃないですか。
役に立つのかどうか分からない下手な景気刺激策より、宇宙開発にお金を使ってくれたほうが、まだ夢を見れていいと思うなあ。
#あんまり夢ばかり見るのもどうかと思うけどね