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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
実用性 (スコア:2, 参考になる)
ある研究会で講演を聞きました.(数時間?数日?かけて)苦労して解けた例のサイズが10ぐらいでしたので,気になって実用性について質問をしたところ,今のところはみえないとのことでした.というのは,巡回セルスマン問題は難しい問題なのですが,10ぐらいのサイズでしたら,普通のPCでもミリ秒単位で解けるでしょうし,どうみても粘菌解法は,ただの総当たりの並列計算を粘菌にやらせているだけなので,計算そのものが高速になっていないと思われますから.
因みに粘菌を育てるのが大変らしく,問題を解ける前に全部死んでしまったこともよくあるようです.
Re:実用性 (スコア:1, 参考になる)
いまのコンピュータの弱いところは、まさしくそこなんじゃないでしょうか。
量子コンピュータにせよ、DNAコンピュータにせよ、超並列ということがウリですし。
脳だって、素子ひとつひとつは遅いし大したことないけど、超並列だから
なんだかすごいことができている、と考えられていますし。
超並列計算を、そんなに速くなくてもいいから(どうせスケールアップすれば
元は取れるので)、低消費エネルギーで効率良くやりたい、というのが、さまざまな
代替コンピュータの発想なのではないかと思います。