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結局は「重量増によるエネルギー消費増加」と「効率の改善によるエネルギー消費の減少」のどちらが大きいかという問題
現状でも、単に「燃費」だけで見た場合、プリウスの燃費が良いのは事実ですから、 ハイブリッド車の方が重くても「運転に必要なエネルギー消費」が少ないのは確かでしょう。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
こんなこと常識でしょ (スコア:3, 参考になる)
速度Vまで加速すると仮定すると、運動エネルギー1/2MV^2は、質量に比例します。
軽ければ、必要なエネルギーは少ない。
一定走行時は摩擦により失われる分を補給するだけのエネルギーだけでよく、
減速時は、すべての運動エネルギーがブレーキにより熱エネルギーに変換され空気中に放出される。
ハイブリッド車は、減速時に電気エネルギーに変換し、加速時に使うシステムであり、加減速の多い渋滞道路でのみメリットのあるシステム。
渋滞の無い道路では、バッテリーの重量だけ無駄。
エネルギーの観点からは、軽い車、流れの円滑な道路を作ることが一番効率的な方法である。
経済的観点では、軽い車は利益が薄いからダメで、日本は地価が高く広い道路が作れないので渋滞は無くせない。
Re:こんなこと常識でしょ (スコア:2, 興味深い)
結果的に「加速のためのエネルギー消費」は0になります。
そうなると、加速時に毎回毎回エネルギーを消費する車がどんなに軽くても、
ハイブリッド車がたとえどんなに重くても、ハイブリッド車の方がエネルギー消費は少なくなります。
まあ、こんな仮定は極端というか現実的にありえませんが、他にも、
ハイブリッド車の場合、「エンジンをもっとも効率の良い回転域で定速運転」させて、
負荷変動はバッテリーでカバーできる、という点でもエネルギー消費の減少が期待できます。
結局は「重量増によるエネルギー消費増加」と「効率の改善によるエネルギー消費の減少」のどちらが大きいかという問題なわけですが、
現状でも、単に「燃費」だけで見た場合、プリウスの燃費が良いのは事実ですから、
ハイブリッド車の方が重くても「運転に必要なエネルギー消費」が少ないのは確かでしょう。
問題は「初期費用(購入価格)の高さ」「耐用年数の短さ(バッテリーの寿命)」などの面まで考慮すると、トータルでハイブリッドの方が有利とは言えないってとこなわけで、そこらあたりは今後の技術革新に期待ですかねぇ。
Re: (スコア:0)
ハイブリッドの研究を進めて燃費を上げるよりも、軽量化の研究を進めて燃費を上げる方が環境負荷が低くて済む可能性があるというのがそもそもの話。
ハイブリッド車と同程度の燃費の車を少ない環境負荷で製造できれば良いわけですよね。(そして、それが出来ると主張している。)
#個人的には安全性や耐久性などを考えると無理があると思うなぁ・・・