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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
エネルギー収支だけじゃない (スコア:4, 興味深い)
世界の穀倉地帯、ロシアやウクライナの黒土帯やアメリカのプレーリーバンクでは、草原に長年蓄積された燐や窒素があるので長年大きな収穫を続けることができたのです。
しかし、こうした地域は長年の酷使で次第に養分が枯渇しつつあります。
例えば、人工的に窒素肥料を作ろうとすると、原料は無尽蔵ですが高温高圧条件で反応させなければならないので莫大なエネルギーが必要です。
しかし、昔ながらのやり方、ヨーロッパでよく見られるように畑を一定期間牧草地にすれば地力を回復させることができます。
また、大豆を栽培することによっても窒素分を回復させることができます。
ところが、残念なことに大豆の作付け面積は大幅に減少しています。
アメリカの穀倉地帯では、バイオ燃料に政府の補助金が出るのでみんなトウモロコシばかり作っています。
トウモロコシはC4植物で光合成の効率はいいかもしれませんが、これを連作することは土壌に致命的なダメージを与えることになり、結果的に状況を悪化させるだけです。
バイオ燃料そのものが悪いとは思いませんが、米国の農業政策が致命的な誤りを犯しているのは明白でしょう。
リンと窒素といえば (スコア:2, 興味深い)
そもそも下水処理にかかるエネルギーが莫大なのも問題がある。
ここら辺に何か糸口がありそうな気がするんだけど、眠くてまとめられない。
Re:リンと窒素といえば (スコア:3, 興味深い)
田舎ではまだ、肥だめに下水を貯めて堆肥を作ってる
ところもあります。
Re:リンと窒素といえば (スコア:1)
窒素もリンもどっちも取れたような気がする。