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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
日本の場合は (スコア:4, 興味深い)
唯一自給できる鉱物資源と言われていますが、現存する国内鉱山で最も
寿命が長いものでも50年程度と言われています。
石灰石鉱山の大半は露天掘りですが、森林を切り開き、大量の表土をはぐこ
とから、環境破壊も甚だしく、鉱山の新規開発も現在ではほとんど認められ
ません。
強いて供給源を挙げるとしたら、砕石の代用品としてとして道路の路盤材に
使用された石灰石のリサイクル。(バブルの時に贅沢な使い方をしたのです)
アスファルトを引っぺがすついでに石灰石由来の砕石をリサイクル骨材
などに置き換えていけば、廃棄物の処理とセットで二度美味しい....かも。
Re:日本の場合は (スコア:1)
田畑のように石灰をまき、海を中性化して珊瑚を護ろうという施策が必要だとしたら嘆かわしいが。
石灰業界の環境への取り組みについて[pdf [jplime.com]]をみても、海にまく前に、新興国の排ガスの処理、脱硫装置などへの利用が先であろう。
Re:日本の場合は (スコア:1)
原料として燃やしているので(エコセメントというやつね)、それはそれで存在域はあります。
あと脱硫処理ほど面倒なことはないので、最近の火力発電所の燃料はどんどん天然ガスに代
わっていってますね。
まあ脱硫に使われた石灰は石膏として建材などに使われるし、廃石膏(石膏ボードなど)はセ
メント原料としてリサイクルされるので、それはそれでいいのだけど。
排ガス中のCO2の分離、貯留実験は火力発電所で進められていますから、適当なCO2の投棄
個所が見つかれば、セメント工場のCO2除去も始まるでしょう。
貝殻は以前は碁石にするくらいで処理に困る廃棄物でしたが、カルシウムは歯磨き粉の研磨材
とか食品添加物(カルシウム増量!!とかいうやつ)、飼料として大量消費されるようになってから
余らなくなりました。
クッキー、ビスケットの食感をよくするための添加剤としても使われますね。
純度の高い石灰石からも食品用カルシウムが作れるのですが、やはり石から作るのと貝殻から
作るのでは、消費者の受け取り方が違うようで、実用化された話はあまり聞きません。(表に出ないだけかも)
近年は紙の充填剤として石灰石由来のカルシウムが使われています。いわゆる「中性紙」です。
昔はカオリンを充填剤に使用してたのですが、酸性紙は時間とともに劣化してしまうので、
最近の紙はほとんど中性紙になっているはず。
国内でカオリンの生産が減ったことも関係しています。
あとは、、、アスファルトの充填剤に石灰石の粉末が使われていたりします。
肥料、土壌改良剤については省略。
カルシウムの用途は非常に多く、かつ大量に消費するので、現状既に貝殻ではとても間にあわ
ないのです。
Re: (スコア:0)