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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
小学生の頃に (スコア:0)
実質28k程のメモリじゃ足りなくて、2段階ロードとか。
当時はそのチープな環境でしょぼいゲームを作って満足できたけど、
今の子は自分でゲーム作りたくても難しいのかね、満足の敷居も高いだろうし。
RPGツクールとか、吉里吉里とか使えば凄いのもつくれるけど、それはなんか違う気もする。
#MSXとか年がばれるやね。
Re:小学生の頃に (スコア:3, 参考になる)
もちろん当時自分で作ったゲームってのは、今からみるとしょぼいものではあるんだけど、しょぼいなりに一から十まで自力だけで作り上げる必要がありまして。そういう経験から言うと「ゲームづくり」ってのは、まさにマルチな才能が総合的に必要になるものでした。
時が流れて、現在は、特にルール面でのワンアイデアで勝負するようなゲームについてはアイデアがかなり出尽くしてて、「オリジナル」と呼べるようなものは滅多に作れないし(それでもたまに、本当に新奇のものが出てスマッシュヒットする程度)、プログラミングについても(当時に比べると)高度かつ高速に実行できるようになっていて、それが障壁になることは少ない。一方で、グラフィック面や音楽も、かなり美麗なものを皆が見慣れて/聞き慣れてしまってて、素人ではなかなかそこまでのものはできないよなあ…という状況になってて、結局は「ゲームバランスの調整」こそが、残された砦とでもいうか、唯一、他の作品と差別化できるポイントになってきてるようには感じます。
なので、ゲームバランス調整を味合わせる、というのが、今のゲーム製作の過程では「いちばんゲームづくりらしい雰囲気」を味わえるということなんだろうな、と思います。そういう意味では、楽しそうな試みだなあ、と。けど、たまに思い出す、当時のあの「ものづくり」の情熱には代え難いものがあるなぁ、とも思ったりして。
Re:小学生の頃に (スコア:2, 興味深い)
作りたいものが、ゲームのプログラムなのか、システムやシナリオなどの「世界」なのか、ということだろう。
後者は多そうだけど、前者を目指すのは酔狂なんじゃないかい?
Re:小学生の頃に (スコア:2, 参考になる)
もちろん殆どアニメーションもしませんし、2Dでした。←この辺に技術力の低さがにじみ出てる
それでも、出来た後は眠くなるまで遊んだ記憶があります。
プログラムって楽しいなぁというのを学んだのもそのゲームからでした。
今は簡単なグラフィック命令とか使いたくても、そこに到達するまでの道のりが長いので個人でゲーム作るのは難しくなったなぁと感じますね。
Re:小学生の頃に (スコア:1)
私は、もういい大人なのですが、私自身の8歳から18歳を思い返したときに、
おそらくありていに言うと、感受性という言葉となると思うのですが、
世の中にあふれている面白いことに気がつくことができるような、
そういうものごとの本質的な部分を得ることについての経験が少なかったように思います。
そのため、いくら表現技術を得てもそれが伸びていかなかったのでした(例えば、ピアノの演奏技術)。
すなわち、重要なことは、そういう本質的な部分と、ゲームデザインなどの表現手段とを、
バランスよく習得可能とすることが重要であるように思われます。
Re:小学生の頃に (スコア:2, 興味深い)
>おそらくありていに言うと、感受性という言葉となると思うのですが、
>世の中にあふれている面白いことに気がつくことができるような、
>そういうものごとの本質的な部分を得ることについての経験が少なかったように思います。
心に突き刺さるな。
私もベーマガに投稿したプログラムが掲載されたことがありますが、他人のプログラムをMSXからX1に移植しただけ。といっても、X1にはMSXのスプライトのようなものはありませんので、そこの部分は機械語で組んで、チラツキを抑え、そこそこの実行速度が出るようにしたのですが、基本的にそれだけ。独創性はありません。
ピアノを一時期やってましたが、表現したいものがあったわけではなく、技術を習得したかっただけなので、止めたらそれっきり。
そのほか思い当たるものはいくつかありますが、何かをしたいとか、何かを表現したいと思う前に、自分はこういう人間でありたい、という気持ちが先行してしまい、技術の習得に走ってしまう。でも、それで何を表現すべきかが分からない。そして、長続きしない。振り返ってみるとそんなことの連続です。
最近は、息子が言葉を話すようになり、意思疎通ができるようになってきたので、喜ばせるために、下手な歌を歌ったり、ぎこちないダンスを踊ったりしますが、ようやく、表現したいと言う気持ちの大切さが分かってきた気がします。
Re:小学生の頃に (スコア:1)
非常に素敵なコメントです。IDにしてほしかった
特にぎこちないダンスあたりがもう最高。
ベーマガで打ち込んでたほうの人間ですが、移植と言う行為は「だけ」
なんていうちっぽけなものではありません。
そのハードの新しい可能性を引き出してくれたという独創性が十分にあります。
私も自分でBASICなどで自作ゲームを作ったりしたことがありますが
創作は多くの真似の集合体です。
言語を「使う」って行為が真似。それ以前に言語の元の(基本)英語も真似。
その配置も、どのように動かすのかも真似。好きな言葉を表示させても
それはどこかからの引用かも。適当に無茶苦茶言っても、
どっかで聞いたことかもしれない。
ほんとうに独創的ならば、それは多分意味をなさない。
真似することを、恐れなければいいんですよ。
独創的かどうかは他人が評価するんですから。
私の娘にも、まずは自分の真似をさせることからはじめようと思っています。
Re:小学生の頃に (スコア:1)
the.ACount
Re: (スコア:0)
MSXじゃなくても9割方なんかしらの形でBASICを経験してたと思う。
安価にお手軽にグラフィカルなプログラミングができる環境として入門用には最適だったと思います。
その頃(10年前くらい?)「今の子供は何から入るんだろう?」って疑問に思っていたのだけど、
高校生とかとチャットとかで話してみた感じではCGIでperlからプログラムの世界に入るってパターンが多かったですね。
ゲーム作りたいって場合はFLASHやHSPからってことみたいです。