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逆に、大学での研究が就職の役に立つなんてのは、かけっこが速いから飛脚になるくらいのレアケースだと思う。
独自のテーマを開拓できない科学的・論理的展開能力なんてあるの? (無意味なツッコミ)
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
大学院のバブル女子短大化 (スコア:5, すばらしい洞察)
はなはだ失礼な表現ではありますが,
院に入ったら1年前期で単位を揃え,夏休みにインターン,
秋に就職活動してM2の春から初夏には就職が決まっています.
あとはなんだかんだと言い訳をしながら研究から逃げるだけ.
内定があったらいい加減な研究でも卒業させてもらえるものだと思っています.
バブル期の女子短大生のようです.
もちろん皆ではなく,研究を楽しみよい成果を出してくれる優秀な学生さんも
多いのですが,一部にそういうのが必ずいて,腐臭を放つのが困る.
極端な言い方をすると,世界標準からしても,2月に修士論
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, 参考になる)
ですよねー。
ちょっと前に就職活動を終えましたが、
面接に持っていったのは4年の研究成果です。
まあ4年としてはそこそこの成果だったので自分にとっては有利な状況でしたが。
4年でデータが出てない人は、文系的な就活で戦うしかなくなる。
バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!とか。
で、それで結構通るんだよなあw
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:3, すばらしい洞察)
4年や修士での知識や成果のほとんどは、企業では役に立たないですよ。つまり、そこに至るプロセスでどんなことを学んできたかのほうが重要。目的は違うかもしれませんが「課外活動がんばりました!」で得たことがあれば、それは戦力になる可能性があります。
結果を出すことができたのは、指導教官のおかげだったり、ラッキーだっただけかもしれませんが、そこで何かを学んできたということは、その人の価値です。
結果を出したという事実よりも、どうやって結果を出したかが重要なのです。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
バイトがんばりました!
では、なにも大卒、修卒である意味はありませんね。
高校卒業してから青年海外協力隊に行ったり、
フリーターのほうが有利になったり、するのでしょうか。
学部、修士で歴史的発見や発明をしている必要はないですが、
研究開発の基本技術とプロセスを身に付けていることが期待されているべきです。
Re: (スコア:0)
> 研究開発の基本技術とプロセスを身に付けていることが期待されているべきです。
問題は、採用する側(企業の人事部)がこのプロセスを身につけていない場合が多く、
話を聞いても見抜くことができないのです。
なので、課外活動がんばりました!、バイトがんばりました!、で通用してしまう。
それで採用されたのが、人事の気風と一致するもんだから、人事部に行ってしまう。
最悪の循環のできあがりです。
Re: (スコア:0)
社会的な評価を受けやすい、チャンスが大きい分野ですから専門外の方が課外活動的にでもいいので参加してほしいものです。
Re: (スコア:0)
嘘はやめようよ。
ちゃんと「企業が役立ててない」と言うべきだ。
こんなの努力と才能の無駄遣いでしかない。
そりゃあ『頑張ったら負け』になるよね。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1, 参考になる)
企業は研究テーマを買っているのではなく、その人と能力を買っているのです。
大学で研究してきた人が就職して研究するとは限りません。
たった2年か3年程度で学んできた狭い分野の専門技術に一生をかけるなんて人はほとんどいません。
企業に入ってから学んだいろいろな分野の技術や、広げた人脈や信頼のほうが圧倒的に有用です。
就職してからも、きちんと勉強して成果を出さないとそういうものはついてきません。
まともな人事であれば、そういうことをできる人かどうかを見ています。
面接では、やったことや何をやりたいかを聞いて、おしまいなんてことはなく、
どういう貢献をしたか、どういう苦労があって、どういう工夫をしたか、
それを通して何を学んだかなどを聞くはずです。
何も聞かれなかったとしたら、ダメ人事か、すでに(書類審査で)決まっているかのどちらかでしょう :-p
学会でのプレゼン回数は定めるべき。 (スコア:2)
学会の規模に応じて点数を割り振り、参加した学会の総点数が一定を超えていなかったら修了させない」
というローカルルールを作ってました。
最低でも4回、基本6回くらいは発表しないと修了出来ません。
そこで論文を書き、真っ赤になって帰ってきたのを再推敲して直し、
プレゼンを作って発表し、散々に突っ込まれて頭抱えながら再構成した経験は、今でも役に立っています。
思うに、大学院2年程度の研究が企業で役に立つとは思えないし、
逆に企業で出来ない、お金にはならなさそうな、
思いつきレベルの研究が出来るから大学の研究室に意味があると思うのです。
そう考えると、大学院生が学部生にたいして優位に立てるのは、そういった
「自分が行った研究をしっかりとりまとめてわかりやすく発表する」という経験じゃないんでしょうか。
学会参加すれば、その分野の他の研究などもある程度知ることが出来て、
同じ業界での認識のズレも減ってくると思うので、企業としても、修士を取る意味が出てきます。
もちろん、分野によってはそんなに頻繁に学会に発表できないところもあるんでしょうけど、
それにしても、最低半年に1回くらいは学会発表する、くらいの基準は持たせるべきだと思います。
Re:学会でのプレゼン回数は定めるべき。 (スコア:1, 興味深い)
うちの業界だとそれなりに多いように思います。
しかしながら、
ノルマとして課されている弊害か、
聞くに堪えない発表が散見されます。
人前に出せるレベルに無いのに、
卒業のために発表させる。
そんなことが横行するので、学会側としては、
あまり学生の発表を無闇に増やさないで欲しいと思う。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
まぁ、私は院卒じゃないけど。
「バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!とか。」で通す能力は、割と多くの局面で求められると思います。そりゃ理系の院卒様はとてもお偉いのでしょうが、文系の人たちをあまりバカにしないでください。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, すばらしい洞察)
それって、その大学の学生でなくてもできることじゃないですか?
じゃあ、大学に行く必要なかったんじゃないですか?
文系でも、大学できちんと研究をしてきたのならばアピールすべきことはあるでしょう。
芸術学とか考古学ですら、きちんと企業に評価される(研究結果自体ではなく、研究に
取り組み、その成果を出した能力)ものです。
大学できちんと研究をせず、「バイトとか課外活動」しかしていないのであれば、
馬鹿にされるのも当然です。
元コメントに反論すべきは、「文系もきちんと研究して成果を出している。
『バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!』みたいな
就職活動をしている連中ばかりじゃない。文系をバカにするな」であるべきで、
>「バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!とか。」で通す能力は、割と多くの局面で求められると思います。
なんて開き直るなんて、語るに落ちます。
そもそも、そういう活動って、具体的に評価できる成果がありますか?
自己申告で「バイト先で副店長をまかされました!」とか言うのは勝手かもしれませんが、
それがどの程度すごいことか、採用する側には判断つかなくないですか?
まあ、採用担当が研究や論文の質をある程度判断できない程度の会社にはお似合いって
ことなのでしょう。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
課外活動は特定の学校でなければならないのが沢山ある。
これを馬鹿にするのはオカシイ。
そもそも研究や論文の質は指導教授への評価では?
the.ACount
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
理系の大学院生なのに文系理系を問わず誰にでも、学部生でも容易にできることしかできないのが恥ずかしいんじゃないでしょうか。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
...これで私は、本当に恥ずかしい人になりましたが。
誰にでも、ひょっとしたら高校生にでもできるような面接対応でパスした人なので orz
Re: (スコア:0)
それのどこが能力なの?
Re: (スコア:0)
当人たちは「コミュニケーション能力」とか呼んでいるけどね。
Re: (スコア:0)
研究からお金までが遠いか近いかで分類した方が健全に思える。
文学研究者をいかに餓死させないかというのも重要だけど、
企業維持に貢献するしないというのはどうしても分野によって違いが出る。
もっと端的に言えば、かけっこが速いからといって
クロネコヤマトで100%役に立つわけではなくて、
(本当にかけっこが役に立つのはラストワンマイルだ)
そうなるまでに要した過程が、今後も同様の成長を示すという傍証になるわけで。
そういうのが多分『文系的就活』。
逆に、大学での研究が就職の役に立つなんてのは、
かけっこが速いから飛脚になるくらいのレアケースだと思う。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
そうなってしまっているのが、今の日本社会の最大の問題。
特に日本の原動力である製造業では、目の前の問題に科学的・論理的に分析・調査・解決ができる人材をいつでも欲しているはず。
特に修士ぐらいの人に望んでいるのは、独自のテーマを開拓できる博士のような能力ではなく、科学的・論理的展開能力。
研究の「成果」自体は、教授から与えられた研究テーマの良し悪しという運に左右されるが、その成果に至る道筋に、その人の科学的・論理的展開能力が表れるのでは?
それを武器にできず、文系的就活しか出来ないとすれば、学生にとっても企業にとっても不幸。
青田買いで得をしそうなのは、文系が牛耳っているけど、たまには理系の能力が欲しい非製造業とちゃうかなぁ。
企業の方も、修士の研究成果そのものが就職に直結することは
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
the.ACount
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
(無意味な突っ込みにまじレス)
別に、「科学的」や「論理的」に独自性は必要ない。
当たり前のことを当たり前に考えることができれば、「科学的」だし「論理的」。
でも、世の中、そんな当たり前のことが通用していない。
最近の金融危機もマスコミにかかると、
「このまま円高が進むと、石油や食糧が安くなって、一般家庭の家計には朗報ですね」って。
それ、円高が進んでも収入が下がらず将来不安もないごく一部の人だけ(もしかしてマスコミ関係者ってこういう部類?)の話。
一般には円高で景気が悪くなって、すぐに給料下がらない人たちでも、将来不安が増大する。
経済のど素人が考えたってわかるこの「論理」を、少なくともマスゴミは平然と無視する。
こんなアホな報道に引っ掛からない人が大半と信じたいが、
世の中、あまりそうでないらしい。
Re: (スコア:0)
> クロネコヤマトで100%役に立つわけではなくて、
そうですね。かけっこが役に立つのは佐川急便ですね。