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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
やっぱり (スコア:0)
Re:やっぱり (スコア:1)
見るからに不安定そうなロケットを堂々と出してくるもんだから、ちゃんと計算済みだとばかり思ってたんですけどねえ。角度とか。
世の打ち上げ機は大抵不安定です (スコア:3, 参考になる)
ですが、上の方はカサの割りにとても軽いフェアリング(とその中の衛星)や極低温推進系、
下の方はカサの割りにとても重い固体燃料や炭化水素の詰まっている、いわゆる世によくあるロケットは
多少上が太かろうが細かろうがどうしたって空力中心より重心が下に来ますから、
打ち上げてから風が当たればクルリと後ろのほうを向く力が働くのはみな同じ。
それでもきちんと制御すれば狙ったように飛ばすのは可能だし、だからH-IIAもアリアンも現実に飛んでるわけ。
そりゃ不安定の度合いが小さいほうがSRBに求められる制御能力は小さくて済むだろうし、
今までSTSの中でSRBに求められてきた姿勢制御能力より大きな能力が求められるから
SRB流用してコスト圧縮とか言っても結構改設計のコスト嵩むじゃん、という話はあるんですが、
たとえAres Iの上段がSRBと同じ直径かさらに細いとしても空力的に不安定であることは変わらないでしょうし、
そんなロケットだとVABの天井を突き抜けるか、突き抜けないにしても細すぎて別の問題が生じるでしょうね。
今問題になっているのはそういうクルリと横を向く方向の話ではなくて、
風に煽られてロケット全体が横に流される、という方向の問題です。
STSならETの脇に2本のSRB、さらにETの前にオービタがくっ付いている、
とカサと重量の割りに太く短く出来ていたから横風への耐性を大きく取れましたが、
この機体構成が故にコロンビアの事故があったことを忘れてはいけません。
Re: (スコア:0)
コスト圧縮も何も、ホントに安く上げたかったらデルタロケットっていう安くてイイロケットがあるんだからソレ使いますよ。
シャトルのSRBを流用したのはシャトル製造で食ってた地方の雇用を確保するためでしょ。