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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
インターネットの「ぴょんた君」 (スコア:2)
エンドユーザは社会人なのだから、コンテンツの有害・無害
は自分で判断できる(はず)でしょう。まあ就業時間中に会社
のインフラを使って、仕事もせずに遊ぶ社員が出ないように
したいという会社はあるでしょうけれど。その話はちょっと
おいておきましょう。
で、「有害コンテンツ」にフィルタをかけるとしたら、やっ
ぱり学校などの教育関連機関でしょう。「有害」というのは
「青少年の健全育成」に対してのことを指していると言って
もいいと思っていますが、どうでしょうか。
しかし、レイティングの基準を見ても非常に機械的で、しか
も基本的には日本のサイトだけが対象というのなら、そんな
フィルタってあんまり意味ないと思います。好奇心旺盛な子
が、フィルタのかかっていない海外アダルトサイトを見つけ
てアクセスするなんて、簡単にできそうですよね。フィルタ
の仕様としては貧弱だと思います。
そんなことより、学校内で「有害コンテンツ」の閲覧ができ
ないようにするのは、教育者としての責任を十分にはたして
いないということになるのではないでしょうか。さまざまな
「有害コンテンツ」が現存する社会の中で、危険な情報を見
極める能力や、ネットワークの中で守るべきモラルを身につ
けさせることこそ必要だと思います。それに、例えば性器の
画像がすべて「有害」だとしたら、性教育はどうするのかと。
学校の端末は無菌状態で「有害」なものは見えない、しかし
自宅にPCのある家庭なんていまや少しも珍しくないのです。
生徒が帰宅した後にネットで事件に巻き込まれたとしたら、
コンピュータの教育をしている学校には、「有害」な情報に
封印をして、対処法を教えなかった責任を問われてもしかた
がないのではないでしょうか。
こんなフィルタリングのシステムに国の予算を使うくらいな
ら、「ぴょんた君」に再登場してもらって「インターネット
安全教室」みたいな教育的コンテンツを作ってもらったほう
がまだましだと思います。きれいごとだけじゃないのをね。
# ピョンタ君、ピョン太君とかだったかもしれませんが、
# NHK の教育テレビで昔やってた交通安全番組のキャラね。
Re:インターネットの「ぴょんた君」 (スコア:0)
Re:インターネットの「ぴょんた君」 (スコア:1)
まあ、いると仮定して、ネットは自宅で使いたいように使わせる。
フィルタなんかはかけない(ウイルスチェックはかける)。それ
で重要なのは日常のコミュニケーションでしょうね。詳しく書け
ばきりがないけど、日頃からネットを使う上での作法やリスクを
話題にして、不安があるときには相談してくるような関係を築く
ようにし{たいものです|ています}。
セックスも暴力も差別も、わざわざ見せたりはしないでしょうけ
れど、見てしまったときには一緒に議論して、何が問題なのかを
考えさせるでしょうね。まあセックスの話は照れますけど、猟奇
的なものでなければ人間として普通の営み(社会的規範はありま
すが)で、興味をもつのも当然のことなので、頭ごなしに見ては
いけないなどとは言わないで、そういう機会に、自慰に罪悪感を
覚える必要はないのだとか、援交してる子をどう思うんだとか、
などと話せるような親子関係だといいと思います。
学校に対しては、学校ごとに事情が違うと思うのでわからんです。
まあ、担任経由かPTA(って何するところなのかよく知らないが)
などで話はできるとは思いますが。寒い学校も多いでしょうね。