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元々、日本の化学物質規制は世界でも早めに実施されていました。昭和40年代の公害や薬害(PCBなど)の反省から、昭和48年に「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(「化審法」)が施行されます。
1)これ以降に製造/輸入する新しい化学物質については安全性を確かめてからでないとダメ2)以前にあった化学物質については基本的に安全とみなす3)上記のものでも、すでに危険性が指摘されているものについては安全性を確認しなければならない
というのがおおざっぱな内容です。これでもって日本と産業界は最近まで対応していました。
ところが、2)の化合物でも、当時はわからなかった毒性が指摘されたりといろいろ問題が出てきたこと、諸外国がその後施行した法律(REACH規制とか)との兼ね合いなどの理由から、全ての化学物質は安全性を確かめるべきであるという風になりました。これが今現在です。
安全性評価は時間も金もかかります。必要な事ですからやらなければいけないんですが、あまりにも負担が大きい場合は製造を止める選択肢も出てきますね。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
ちょっと豆知識 (スコア:5, 参考になる)
元々、日本の化学物質規制は世界でも早めに実施されていました。
昭和40年代の公害や薬害(PCBなど)の反省から、昭和48年に「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(「化審法」)
が施行されます。
1)これ以降に製造/輸入する新しい化学物質については安全性を確かめてからでないとダメ
2)以前にあった化学物質については基本的に安全とみなす
3)上記のものでも、すでに危険性が指摘されているものについては安全性を確認しなければならない
というのがおおざっぱな内容です。これでもって日本と産業界は最近まで対応していました。
ところが、2)の化合物でも、当時はわからなかった毒性が指摘されたりといろいろ問題が出てきたこと、
諸外国がその後施行した法律(REACH規制とか)との兼ね合いなどの理由から、全ての化学物質は
安全性を確かめるべきであるという風になりました。これが今現在です。
安全性評価は時間も金もかかります。必要な事ですからやらなければいけないんですが、あまりにも
負担が大きい場合は製造を止める選択肢も出てきますね。