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出版社や著作権者にとっては面白くない話なんだろうが、一読者としては、電子化もせずに絶版にして放置しているような書籍がオンラインで読めるようになればと夢を見てしまいます。
>出版社はともかく、収入の分け前をもらえる権利がある著者にとっては面白くない話と言い切れないと思います。>ただ、「分け前やるから進めていいだろ」と高圧的な態度をとったら進む話も進まなくなりそうではありますが。
一応、元ライターのはしくれの意見として。 「どうせ眠らせておいたって日本の出版社や政府やJASRACなんかは一円もくれない。 それをGoogleが自腹を切って稼いでくれるって言うんなら、大歓迎です。」
より高い条件で売ってくれる所が出たならそちらの団体に乗り替えるかもしれないけど、「(今までライターの権利なんてまったく気にしてこなかった)日本の出版業界が正
という結果が報告されています。 そりゃま、図書館が充実して色々な資料を見比べることができれば、目も肥えてくるだろうし、手元におきたい本も出てくるだろう、というのが個人的な感想です。
また、ベストセラーを図書館が
>本が売れない理由を図書館に押し付けるのは本質をはずしているという論に賛成です。んなことは言ってないわけですが。
「利用したんなら、相当な対価を払うべきである」ってだけ。
>図書館で貸し出された回数に応じて著作者に対価が払われる公貸権制度ですが、日本の現状では、>すずめの涙程度の金額になるのではなかろうか、という試算がされています。たしかにそうだろうけど、それは貸本屋が対価を払ってない言い訳にはならんのですよね。
ほとんどの本では雀の涙でしょう。でもたとえその中でキラリと光る名著があってどれだけ利用されたとしても一銭も払わないというのでは、それじゃ
「利用したんなら、相当な対価を払うべきである」
自分のお金は誰しも大事ですから、そういうことを言いたい気持ちは分からないでもないですが、私はあなたの言い分は受け入れがたい論だと思います。
原則論として、自分の物はどうしようと勝手なんです。書物でも本来はその原則に従うべきもので、煮ても焼いても他人に貸しても自由なのが本来のあるべき状態です。
しかし、それでは作家が生きていく上で困るから、著作権法によって、コピーや貸与などについて、一定の制限を設けたんです。
そして、図書館に付いては原則に戻して、貸出を自由にしているわけです。
あなたがいう
というのは、上の通り、政策的に設けられた近代法の例外規程による恩恵に過ぎず、原則に戻った図書館による貸出しにまで恩恵を要求するのは、過剰な要求と言うべきものだと思います。
あと、あなたの言い分だと苦学をして図書館で勉強をしている人も切り捨てることになるんですが、それをどう思いますか?作家側の権利だけが増大すればそれで良しと思っているのですか?
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
絶版本 (スコア:2, 興味深い)
出版社や著作権者にとっては面白くない話なんだろうが、
一読者としては、電子化もせずに絶版にして放置しているような
書籍がオンラインで読めるようになればと夢を見てしまいます。
Re: (スコア:0)
ライターの意見 (スコア:4, 興味深い)
>出版社はともかく、収入の分け前をもらえる権利がある著者にとっては面白くない話と言い切れないと思います。
>ただ、「分け前やるから進めていいだろ」と高圧的な態度をとったら進む話も進まなくなりそうではありますが。
一応、元ライターのはしくれの意見として。
「どうせ眠らせておいたって日本の出版社や政府やJASRACなんかは一円もくれない。
それをGoogleが自腹を切って稼いでくれるって言うんなら、大歓迎です。」
より高い条件で売ってくれる所が出たならそちらの団体に乗り替えるかもしれないけど、
「(今までライターの権利なんてまったく気にしてこなかった)日本の出版業界が正
一応図書館内の人(Re:ライターの意見 (スコア:4, 興味深い)
という結果が報告されています。 そりゃま、図書館が充実して色々な資料を見比べることができれば、目も肥えてくるだろうし、手元におきたい本も出てくるだろう、というのが個人的な感想です。
また、ベストセラーを図書館が
Re: (スコア:1)
>本が売れない理由を図書館に押し付けるのは本質をはずしているという論に賛成です。
んなことは言ってないわけですが。
「利用したんなら、相当な対価を払うべきである」ってだけ。
>図書館で貸し出された回数に応じて著作者に対価が払われる公貸権制度ですが、日本の現状では、
>すずめの涙程度の金額になるのではなかろうか、という試算がされています。
たしかにそうだろうけど、それは貸本屋が対価を払ってない言い訳にはならんのですよね。
ほとんどの本では雀の涙でしょう。でもたとえその中でキラリと光る名著があって
どれだけ利用されたとしても一銭も払わないというのでは、それじゃ
Re:一応図書館内の人(Re:ライターの意見 (スコア:1)
自分のお金は誰しも大事ですから、そういうことを言いたい気持ちは分からないでもないですが、私はあなたの言い分は受け入れがたい論だと思います。
原則論として、自分の物はどうしようと勝手なんです。書物でも本来はその原則に従うべきもので、煮ても焼いても他人に貸しても自由なのが本来のあるべき状態です。
しかし、それでは作家が生きていく上で困るから、著作権法によって、コピーや貸与などについて、一定の制限を設けたんです。
そして、図書館に付いては原則に戻して、貸出を自由にしているわけです。
あなたがいう
というのは、上の通り、政策的に設けられた近代法の例外規程による恩恵に過ぎず、原則に戻った図書館による貸出しにまで恩恵を要求するのは、過剰な要求と言うべきものだと思います。
あと、あなたの言い分だと苦学をして図書館で勉強をしている人も切り捨てることになるんですが、それをどう思いますか?作家側の権利だけが増大すればそれで良しと思っているのですか?